昨日の続きです。
◎公営住宅の整備の進捗状況について、報告します。
いわき市につきましては整備戸数1,760戸のうち、小名浜200戸、常磐50戸がようやく工事に着手し、このほか792戸の整備についてコミュニティ復活交付金の内示を受けております。残る戸数についても県において用地確保に努めております。
南相馬市につきましては、整備戸数900戸のうち北原地区264戸、上町150戸の用地交渉もほぼ完了し、今後造成等の手続きを進めてまいります。また新たな用地の確保についても南相馬市の協力を得ながら進めてまいります。
二本松市につきましては整備戸数340戸のうち、油井字根柄山に70戸程度戸建てでの整備を進めてまいります。また浪江町の要望戸数の整備に向けて、新たな用地の検討を二本松市の協力を得ながら進めております。
◎新たに締結した公営住宅整備に関する協定について、報告いたします。
本宮市との間で1月14日に協定を締結し、本宮市営による復興住宅を整備することとなりました。本宮市内の和田地区、仁井田地区併せて3カ所に60戸程度の復興公営住宅が整備予定となっております。
桑折町につきましても、協定に基づき桑折町東段地内に町営の復興住宅整備が進められており、木造25戸が来年度末に完成予定となっております。
福島市については、今後、県営の復興公営住宅整備に向け個別協議に参加する予定であります。住民意向調査で希望のあった復興公営住宅の確保を行うために調整を図ってまいります。
◎「復興まちづくり計画」策定状況について、ご報告いたします。
浪江町復興計画策定委員会まちづくり計画検討部会は7月から開始され、9回にわたる検討会が終了し近々提言をいただくこととなっております。2月には計画の中間取りまとめについてパブリックコメントを実施し、お寄せいただいたご意見は273件でした。また、議会からもまちづくり計画検討部会にご意見の提出をいただき、これら多くの町民の皆様、議会からの様々な視点がまちづくり計画に反映されたと考えております。提言を受けた計画を町としての計画とする手続きを経て、来年度からの浪江町の再生に向けた各種取組みを加速していきたいと考えております。
◎B-1グランプリについて、ご報告いたします。
昨年11月9日、10日に愛知県豊川市で開催された、第8回B-1グランプリにおいて、浪江焼麺太国(なみえやきそばたいこく)が、参加64団体の中、1位となるゴールドグランプリを獲得いたしました。前回の行政報告でもご報告したとおり、本年の第9回大会は、「ご当地グルメでまちおこしの祭典B-1グランプリin郡山」~東北・福島応援特別大会~として、浪江町と郡山市・愛Bリーグが関係団体と連携し実行委員会を立ち上げ、郡山市で開催することとなりました。
2月10日には、実行委員会設立準備会が開催され、名誉会長には 佐藤 雄平 福島県知事、会長には 品川 萬里 郡山市長、副会長には私、浪江町長 馬場 有が任命され、福島県・郡山市・浪江町がしっかりと連携して大会に臨むことを確認しました。また開催日は、本年10月18日(土)・19日(日)の両日、前夜祭は17日(金)とし、会場も開成山総合運動公園を主としたエリアとすることが決定されたところであります。
さらには、東北・福島応援特別大会として、多くの来場者に被災地の情報発信を行い、震災の風化防止に取り組むとともに、参加する団体の使用食材については極力福島県産を利用してもらうなど風評被害払しょくにもつなげる取組みを展開する予定であります。
「お悔やみ情報」
大場信男さん73。浪江町田尻字上ノ原10。通夜23日午後6時、告別式24日午前11時、ともにほうりん法要ホール(二本松市)。喪主長女の夫渡辺智さん
謹んでお悔やみ申し上げます。合掌