今年も美味しいお米を作るための農作業が始まりました。
くわの農園では2010年度から
減農薬・有機栽培のF認証取得に向けて
今まで以上に作業を頑張ります(^^)
モミ種は自家採取です。
最初にモミ種の選別をします。
塩水選という方法もありますが
くわの農園では唐蓑を使って選別します。
次にモミについているトゲトゲの部分を取り除くために
脱ぼう機にかけます。
みかんが入っているような袋に入れて
水に一晩漬けておきます。
水を抜いたところです。
2009年までと変わったのはここ↓
農薬は使わずに温湯消毒にしました。
60度のお湯に10分間
モミ種をつけて消毒します。
10分たったら、お湯の中からモミ種を引き上げます。
その後、モミ種専用のお風呂に入れて
2~3日お湯を入れたしながら芽が出るのを待ちます。
この装置は湯船をリサイクルしたものです。
芽が出るまでに苗箱に土を入れておかなくてはいけません。
稲作用の土は購入しています。
土はこのようなフレコンでやってきます。
中を見てみると↓な感じです。
この土を苗箱に入れます。
苗箱というのは↓です。
この中に土を入れて平均に馴らします。
土を入れ終わったものは積み上げておきます。
芽が出ました。
種まき用の機械(手動です)を使って種まきをします。
苗箱を入れるとモミ種→土の順に上からかぶさってきます。
種をまき終わった苗箱は育苗用のハウスに運びます。
ハウスの中で保温と保湿を兼ねてビニールでくるんで
しっかり芽が出るのを待ちます。
追記
4月13日
あまりにも生え揃い方がおかしく、カビも生えてきたので
思い切って種まきをやり直すことにしました。
今回はここまでです。