かづの駄日記  ~ kadzuno・da・nikki ~

秋田県鹿角市から気ままに綴る、名も無き田舎者の喜怒哀楽、一期一会。

国防なんて嘘っぱち

2019-06-23 19:15:21 | 独り言
少し難しい?面倒くさいと思われると承知で書いています。
それは、絶対に私たち秋田に住む者として今考えなければならない大切な事だとおもうからです。

イージスアショアをめぐる報道が連日のようにされています。
これは21日の秋田魁新報の紙面です。



秋田市議会と秋田県議会のイージスアショアをめぐる住民請願や議会の提案決議への対応が載っていました。この煮え切らない対応はいったい何なのだとおもう。

国(防衛省)の適地調査をめぐるいい加減な嘘っぱち対応や強い電磁波(電波)の人体への影響、津波対策等々・・・嘘だらけ。
条件次第で設置を受けるつもりだったのでしょうが、これではいくら政権寄りの秋田のお殿様といえども「怒りの」態度を一度示さないと今後の県政へ影響すると考えたでしょう。

だいたい、保守系の県議の皆さんのこの秋田県民を馬鹿にした国のやり方に一言も言わない(正確にはまだ決まったわけでないので静観してるとかの言い訳)態度、
それに従うかのような秋田市をはじめとする県内各市町村議会の態度、国政選挙を前に話題に乗せたくないのが見え見えだ。

何しろ先日その県内自民系の方々を集めた集会で秋田出身の官房長官が「イージスアショア」には一言も触れない挨拶には、
本当に国の存亡にかかわるのなら政治家として「日本に起きる危機をどうか秋田の皆さんに救ってもらいたい」くらい言えよ!となる・・・
まぁ言われても「NO!」と返すけど・・・

今日言いたいことは、憲法で保障されている地方自治(住民自治)から考えたことです。
いくら国が設置したいといえども、県民が嫌だとその意思を現せば、設置できない。県民の意思が一番に保障されることを憲法は定めています。
言い方を変えると「国(時の権力)の暴走に歯止めをかけ、主権者を守る」のが憲法です。

ですが、今の政権はそんなことはお構いなしで「やりたい放題」なことはよくわかりますね。
要するにこのまま行けば、第二の沖縄に秋田はなるのですよ。

今回のイージスアショア設置は来月の国政選挙が終われば一気に無理を押し通してくるでしょう。

政府の「いろいろあったけど、君(秋田)が一番好きだからわかって・・・」みたいな今の態度は
「俺様の言うことが聞けねぇのか!・・」に豹変するわけですよ。
だから、県政やおひざ元の秋田市政にかかわる議会が
「・・・でも今は、世間の冷たい目があるのでもう少し待って・・」なんて態度とってる場合じゃねえぇ~ヨ!!

購入したけど運用までは5年位?かかるとか・・・その間使用する装備も変更や開発が進み、
導入費用の上積み上積みを繰り返し、今2兆円とかいわれている金額が
いったいどこまで上がってゆくかは相手(アメリカ)次第のお買い物ですから・・・

今もし住民投票を実施したら、秋田の民意は「設置反対」を示す公算は大・・・だからやらない?結局は受入する?

「日本を守る」などと大嘘。戦争抑止も嘘。税金の無駄使いをした挙句に真っ先に標的にされる・・・

かぎっ子 働き方改革に思うこと

2019-04-14 19:17:47 | 独り言
しばらく更新が出来ていませんでした。
スマホから直接 Facebookへの投稿をしてみる練習とかしてて
こちらがおろそかになっていました(反省)

と いうことで・・・

 ※フリー画像より

私は「かぎっ子」でした。
かぎっ子って聞いたことありますか?
両親が共働きで、学校から帰っても親が帰宅するまでは留守番か
何処かで時間をつぶしながら親の帰りを待つ小中学生のことを言います。死語ですかね?

今時期の日の長い季節はあまり寂しいとは感じませんでしたが、
特に冬は暖をとる事は大人がいないと許されず、寒さと空腹で心細かった記憶があります。

今、鹿角市でも子供の貧困化が単身世帯、特に女性の世帯で広がってきています。

行政は、種々対策を打ち出してはいますが、一番は、世帯収入を上げることです。

企業で副業を認める動きがある中、議会でも某議員が収入アップのため行政として
副業が可能は働き方改革を市内経営団体に働きかけられないかという趣旨の質問をしていました。

今でも、パートの掛け持ちで何とかしのいでいるお母さん達は沢山います。
その影で、寂しく「ボッチ飯」する子供たちが沢山いるのです。

働き方改革とは、男女問わず8時間働いたら、普通の暮らし向き、生活ができる様な所得を目指すことでしょう。

いくら所得が上がっても、幼い子供達にに寂しい思いをさせてはならないのではないだろうか

副業が出来る環境よりも、副業をしなくてもよい環境を目指すべきと思う。
  

鹿角市 新たな労働人口策を発表 

2019-04-01 06:52:07 | 独り言
鹿角市は、市内の企業・福祉施設の労働力不足に対応する外国人受入れ独自策を発表した。

その内容は、従来の民間委託スタイルではなく、
自治体が外国人就労者の受入れから人材を必要とする企業・施設との橋渡しを行うことと
受入れた外国人に対し日本語教育を行う専門学校の運営をも行うというもの。



今まで就労・就学での入国はどちらかに限られていたものを、
今月から始る「改正出入国管理法(入管法)」にあわせ
在留許可特区の申請を国に行い、学びながら就労、就労しながら学ぶという他にない
「仮称:鹿角システム」により外国人への職業資格取得と経済支援の両立を図りながら、
市内の労働力不足解決を目指すというもの。

あわせて一般市民や学童との語学交流など、異文化との共生をはかり、
グローバルな意識向上・醸成にも期待する考えを明らかにしている。

受入れ施設としては、統廃合により空きとなった校舎の利用し、近隣住民説明会も予定している。
詳しい内容やスケジュールについては、今後市長の会見を開き発表とのこと・・・・

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こんな大胆な政策が必要だよねぇ~~

今日は4月1日です 何の日?

幸福ってと少し考えた

2019-03-23 07:17:06 | 独り言
今朝の鹿角は、寒の戻りで寒さが少しきついですが、晴れています。
天気予報ではこれから雪とか? ほんとかなぁ~的 気分です。
昨夜からの小雪が屋根にうっすらと積もっています。すぐに溶けてしまいそうな朝日・・・
花輪スキー場の「S字」がよく見えています。



今日は「幸福度」について少し語ります・・・
2日ほど前に今年の「世界幸福度報告」が発表されたとのニュースがありました。
「世界幸福度報告」とは何ぞや?簡単に言うと幸せな国のランキング発表とでもいえます。
GDP(国内総生産額)とか健康寿命、寛容さに社会の腐敗度などを数値化して比較しているようです。
名も無き田舎者は半月前にちょっと気になる本をみつけて、地元の本屋さん(あさり書店)に注文していました。
それが永崎裕麻著「世界でいちばん幸せな国フィジーの 世界でいちばん非常識な幸福論」という本です。



先日入荷したとのことで受取に行ってきました。余談ですが、地元の本屋さんで本を買うことは時々はあっても、
取寄せ注文したのは、単身赴任前が最後でしたからほぼ20年ぶりの事です。

本題に戻して・・・
注文したのは幸福度とかに興味があったと言うのではなくて、別の理由「自治会(町内会)運営」についてのヒントが欲しかったからなのですが
そのお話は本をもう少し読み込んでからとします。
それでこの本を、繰り返して読んでいる最中に今年の「世界幸福度報告」国別ランキングがタイミングよく出たので
他にも別の幸福ランキングがあるのではと少し調べてみたことを書かせていただきます。

まず今回ニュースになったのは国連が調査したもので、その他には有名なもので2つありました。
イギリスのシンクタンクNEF(ニュー・エコノミクス財団)が発表する「地球幸福度指数(HPI)」と
スイスWIN/Gallup Internationalという調査会社が発表する「世界幸福度調査」です。
それぞれ結果を数値で出すために必要はデータ(調査項目)が異なりますし、調査する着目点が違うので出た結果を
並べても意味はないようですが、どれも日本の順位は上位からかけ離れています。
言い方を変えると、いろいろ視点を変えて評価しても、我が日本はまだまだな国と言えるわけです。
ちなみに、①世界幸福度報告では調査国156中トップがフィンランド、日本は58位
②地球幸福度指数(2016年)ではトップはコスタリカ、日本58位、
③世界幸福度調査(2018年」)ではトップはフィジー、日本は18位でした。

少し語弊を招くかもしれませんが三つの調査はどこがどう違うのか?についてです。
①と②は大人の調査、③は子供の調査かな?(表現悪くてスミマセン)
多角な視点と調査で出したのが①と②、単純な出し方をしたのが③といえます。
ですが、一番ストレートなのは③の「世界幸福度調査」です。
「あなたは自分の国が好きですか?」の問いに「好き」と答えた割合が順位なのです。

ちなみにフィジーはなんと92%、日本は54%だったそうです。
日本人は2人に1人は「日本が嫌い」という事ですね・・・
フィジーの平均月収は5万弱でしょうか?はっきり言って貧しい国ですが
自分の国が嫌いという人は10人に1人も居ないと言うことです。

収入は多い方が良いとは確かに思いますが、そればかりではない事も有るということ
職種もいっぱい在ればよいでしょうが、何の為に必要なのか
鹿角の現状に重ねてみるのも必要かな?

他人事で済まされない

2019-03-05 19:49:40 | 独り言
沖縄県民の意思がどうであれ、辺野古の埋立は続行すると、投票前から決めていたそうだ・・・

※フリー画像より引用

そこで 民意と憲法について少しだけ書かせてもらいます。

沖縄の辺野古埋立てについて賛否を問う県民投票が実施されて「反対」が「賛成」と「どちらともいえない」の票を大きく上回り、
全有権者数の4分の1以上となった。
玉城沖縄県知事は日本とアメリカ政府に埋立ての反対という県民意思を伝えるための3月1日の安倍首相との会談は、平行線で終わったようです。
もっとも、はじめから結果など無視していたのですから、あきれたものです。

さて、今回の辺野古以外も現政権はとにかく都合の悪い意見は聞く耳持たずを貫いています。「真摯に受け止め・・・」などと口先だけ、どこまで国民を愚弄するのかですね。

日本国憲法における地方自治について書かれているのは 憲法95条 特別法の住民投票 です。
権力から国民を守るのが現憲法ですので、権力者に暴挙をさせないための条項です。

憲法95条 特別法の住民投票 では
「一の地方公共団体のみに適用される特別法は、法律の定めるところにより、 その地方公共団体の住民の投票においてその過半数の同意を得なけ
れば、国会は、これを制定することができない。」地方自治体住民は拒否権を持っていることを定めています。


ひとつの地方、ここでは沖縄県ですが、普天間移転の代償として辺野古埋立てが行われていますが、工事は何らかの特別法に従って実施されるので
すが(たとえば辺野古埋立て特別実施法とか?)この特別法は沖縄にしか適用されないので、反対の住民投票が過半数を超えれば、定められた法律
自体が無効となるということです。

しかしですね・・平成28年に国会で「辺野古への米軍基地移設工事の法的根拠に関する質問」がされ、
政府の答弁は「米軍が辺野古に基地を設置できる法的根拠」及び「ルール」の意味するところが必ずしも明らかではないが、
日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約に基づき行っている」という旨の回答をしています。

要するに、法律はないけれども、米国との約束の範囲内のことであるということです。
もう少し言うと、米国との約束が最優先で、沖縄県民がいくら反対しても埋立てて基地を作るのだ、
しかも費用は全て日本持ち・・・納得できますか?


憲法で保障されている地方自治をまったく無視したやり方をしているのです。
政府はもっと重大に今回の住民投票結果を受け止めなければなりません・・・が、
憲法など無視したい安倍首相ですから無理な望みかも知れません。

ただ、今回 私が言いたいのは「次は秋田」だということです。
イージスアショアの秋田新屋設置問題は私が受ける感じでは、選挙の争点にはしたくない感が伝わってきていて、選挙が終わるまでは「賛成」も
「反対」とも言わず、住民感情という風を受ける風見鶏状態を続けるのが自民党派です。
しかし選挙後は得意の「いたしかたない論」で設置賛成に一挙に回るでしょう。

来月の県議選では鹿角選挙区の立候補予定者全てが設置賛成派です。
自民党と保守、新人の児玉候補予定者は先の市民と語る会にてハッキリ賛成と公言しています。(はっきりしてて新人らしい)

私のようにイージスアショアはいらないと考える県民としては、設置反対する候補者がいないので自分の考えを選挙(投票)では現せないわけです。

沖縄の米軍基地と同等の危険を秋田が受入れるのか否か・・・今の地方自治体選挙や次の参議院議員選挙は大きな争点なはずですから・・・・残念!!