我が家の植木で毎年一番早く春を見せてくれるのは、隣家との境にある桃の木です。
今年も可愛いビンク色の花を咲かせました。
手前に写っているのは木瓜の木で白い花を咲かせます。
いつもなら、桃の花が終わる頃に咲き始めるのですが、今年はすでに蕾が大きくなり白い色がわかるほどになっています。
今年気になるのは梅と桜の老木、梅は樹齢45年位で実を採る果樹梅としてはとっくに務めを終えている木です。
ここ数年来スーバー爺さんが「切り倒すべ」とは言うもののその都度「バッシュ(婆さん・婆衆)が植えたやつだからなぁ・・」と母親(名も無き田舎者の祖母)を思い出しては処分できないでいるのです。
多分今年も同じ繰り返しで、この梅は自然に枯れるまでそのままでしょう。
もう一方の桜も樹齢が50年は経つ木です。
この桜はスーバー爺さんが若い頃、自然に発芽した芽を空き缶に入れ育て上げた物で言わば爺さんの歴史を私が生まれる前から見て来た桜なのです。
この桜にはこれからも我が家の未来を見続けて(災いらか守って)もらいたい気持ちで、昨年若い枝を根分けした物を「四代目陽斗の誕生記念樹」として植樹しました。
それはきちんと根付いた様子で一安心なのですが、肝心の元木はと言うと、昨年庭の手直しで重機で強引に動かしました。その事が今春どう影響して来るかが気掛かりなのです。