「患者数を増やす!」
この発言には一瞬耳を疑った。
県立病院の赤字額が何十億円という相当なもので、その対策として関係者がポロッとテレビでもらしてしまったのだ。
患者数を増やす?
ああ、ねらわれるのは健康診断だ。
まちがいない!
ワタクシは在職中に何回か、健診のワナ(?)にハメられたことがある。
たとえば、
・「黄斑変性の疑いがあります!」と診断され、あわてて眼科で再検査したら、何ともなかった。
・「胃に異常があります」と診断され、おそるおそる胃腸科に行ったら、「こんなもん、心配ないです」と言われた。
その後、どちらの疑いもなんということはない。
まったく異常は現れなかった。
これから健康診断が患者を増やす手段に使われる。
何十億円という赤字の埋め合わせる手段として使われる。
医療費を減らさなければならないと言いながら、一方で医療費を増やそうとしている。
しまいには、メディカルケアも呼びかける。
上の誰かが考えていることはみんなの幸せなんかではない!
人間の考える仕組みというものはなんともおかしなものだ。
みんな、ダマされるな!
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