大学時代にいっしょに山登りをしていた友人H氏が喉頭がんを発症し、60代でアッと言う間に他界した。
ガン発症の原因は飲酒だと考えられる。
それはそれはものスゴイ酒豪だったのだ。
ワタクシはビール1杯で致死量だが、友人はビール1ダースを空けてもまだ飲み足りないとケロッとした顔で言うほどのつわものだった。
「うわばみ」とあだ名されていた。
そんなうわばみ氏は大学を出てからも、晩酌を欠かさず、飲み会では豪快に飲んだそうだ。
そりゃあ、そうだろう。
本人にとっては水みたいなものだから。
いや~水だって、続けざまに1lは飲めないぞ・・・
アンノジョ~、喉を傷めた。
30代で一度、がんが見つかり、その後なんとか快復したが、60代で再発して亡くなった。
大学時代にはほかに「2升半」とあだ名されるヤツもいた。
酒が2升半も腹の中に入るもんか!?
そう思っていたが、あるコンパの時にそれがほんとうらしいということが判明した。
かたわらに1升ビンを置いて、ずっ~と飲んでいる。
ガバガバ入るし、途切れることがない。
つまみもなしだ。
体の中に酒の妖怪でも巣くっていたんじゃないか!?
そんな飲みっぷりだった。
感心なことに、この人は周りには勧めなかった。
全部、自分で飲みたかったのだろうか?
カレラはおよそ地球生命体とは思われない。
まるで宇宙人かなにかのような存在だった。
そして、あれから40年!
年月が流れた。
一人は死んだ。
もう一人、あの「2升半」はどうしているだろうか?
無事を祈る!
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