鏡海亭 Kagami-Tei ウェブ小説黎明期から続く、生きた化石? | ||||
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生成AIのHolara、ChatGPTと画像を合作しています。
第59話「北方の王者」(その1)更新! 2024/08/29
拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、 ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら! |
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画像生成AI、DALL-Eがなかまにくわわりました!
連載小説『アルフェリオン』、先日、11/7早朝にようやく更新できました!
今回のお話では、地の御子アマリアさんの過去に少し迫ってみました。これまでとは違った、かなり感情を露わにした彼女の一面が見られます。
そしてルキアンの出番も……。次回が楽しみ!という、よいところで終わってしまいましたが。アマリアさんが「後は君がとどめを刺せ、ルキアン・ディ・シーマー!!」と敢えてフルネームで呼んだ場面が、燃えますね(笑)。

ところで、こ、これは……?
アルフェリオンのタイトル画像の新しいヴァージョンです。今回は、いつもの相棒・画像生成AIのHolaraさんから浮気(?)してしまい、同じく画像生成AIであるDALL-E3(ダリ・スリー)さんの力も借りました。
この画像、作品の雰囲気にピッタリかと思います。
ちなみにDALL-E3は、ChatGPT経由で使っています。ChatGPTからも最近利用できるようになったと聞いていたものの、実際に試してみる機会が意外になく、今日、やっとテスト運用してみたのでした。
ChatGPT からDALL-E3を使うには、Plusなどの有料コースのユーザーでなければいけませんが、逆にChatGPTをすでに有料で使っている方の場合、そのままの課金額で画像生成AIが新たに活用可能になりますので、お得です。
さて、先ほどの新タイトルの背景に使った画像、元々はダリさんがこんな絵を生成してくれていたのです。素晴らしい!

真ん中の子、こんなに目立って誰なんだという感じでしょうか……。せっかくのダリさんの力作を申し訳ないのですが、こんなふうに加工して、鏡海がすっかり消去しました(苦笑)。

この背景に、エレオノーアとルキアンの画像や字幕を追加したのが、冒頭の新タイトル画像です。
ChatGPT経由のDALL-E3のプロンプトについては、いわゆる「呪文」を駆使するというよりも、日本語の普通の文章で、チャットっぽい感じで伝えることができます。これはこれで地味に助かります。Holaraさんの場合のように英語のプロンプトを使っていると、時々、知っているはずの単語のニュアンスをこちらが誤解していたりして、変なところで意図が思うように通じなかったりするのですよね(まぁ、英語の勉強にもなる?)。
他にも、エレオノーアと御使いの四頭竜の絵をダリさんと導着してみました。ほららさんと解釈や絵柄が全然違うのですね。
誰? エレオノーア嬢の特徴を表現したプロンプトを伝えたつもりが……。
いかにもCGというベタな感じの画像ですね。
いかにもCGというベタな感じの画像ですね。


なんというか、妖怪の人間体みたいな雰囲気の画像ですよね(笑)。妖狐とか。
でも、なぜに東洋風?
そこでプロンプトを変えてみると……。
何だか、アニメキャラの設定資料みたいな画像が出てきましたね(苦笑)。
ちなみにこの画像、加工や編集は一切行っていません。

先程よりも、もう少しアニメ風の絵柄やキャラを意図したプロンプトにしてみたところ、一気に萌えキャラ的な方に振り切ってしまいましたね(笑)。これはこれでなかなか可愛いのですが、エレオノーアとは似ても似つかないです。どことなく、ご当地系の萌えキャラにいそうな、親しみやすい雰囲気ではあります。
それでも、やっぱり、人外の存在の人間体っぽいですね。銀髪キャラって、どうしても超自然的な……人間以外のものを擬人化したキャラとか、妖怪や魔族が人に変化したものとか、神の化身とか、そういう普通でないキャラにありがちなのでしょうか。
今度は、中性っぽいニュアンスをもったプロンプトを追加して、エレオノーアの男装したエレオンの方に、絵の感じを引きつけてみます。

何故か東洋風なところは変わりませんが、ほんのちょっと、エレオン(エレオノーア)っぽい雰囲気は出たでしょうか?
ただ、漢字っぽい謎の言語を逆向きの鏡文字にしたようなテキストが記載されているのは、いったい何なのでしょうね……。
ちなみにHolaraさんによるエレオノーアです。

やっぱり、これですよね(笑)。
続いて、DALL-E3さんの生成した「はじまりの四頭竜」です。
ラスボスの貫禄、あるでしょうか!? いや、良いのですが、何かが違う……。しかも頭が五つありますし。

別ヴァージョンです。

う〜ん、この絵柄を見ていたら、どんぶりでラーメンが食べたくなってきた!(笑)
たぶん、ダリさんの方が、プロンプトを、より人間に近い、わりと自然な感覚で理解してくれます。Holaraさんは、プロンプトの解釈にややクセがあるというのか、時々、想定外、斜め上のいかにも現段階でのAIっぽい解釈(笑)をしてくるのですが……そのクセをむしろ何となく読めるようになってきた(?)今では、個人的にはHolaraさんの方が馴染みます。そりゃ、ずっとお世話になってますものね。
ただ、先ほども述べたように、ダリさんのプロンプトは日本語でもOKですし、しかもあのChatGPTを介してプロンプトを受け取っているかたちになるので、「意思疎通」はかなりスムーズにできます。もし画像生成AIを使ったことがないけど使ってみようかという方がおられたら、DALL-E3の方が使い勝手がよいかと思います。希望に近い画像が出てくるかどうかはまた別の話だとしても、絵の完成度自体も基本的にDALL-E3の方が安定しているようには思います。
これに対してHolaraさんの場合、凄まじい美麗画像になることもあれば、手直しがあちこち必要な、とんでもない画像が出てくることもあります。そのくせ、「お前は俺の心の中が読めるのか!?」(笑)という、こちらの感情まで読み取ったかのような(実際にはそれはあり得ないのですが)キャラの個性や表情に至るまでプロンプターの意図を本人以上に的確に表現した画像を出してくるのは、むしろHolaraの方ですね。
なんでしょう、DALL-E3は、こちらの意図を6~7割くらい適切に反映した及第点の画像をコンスタントに出してくる半面、最後の最後の踏み込みが甘くて、イマイチかゆいところに手が届かない、100点には届かない。Holaraさんは、プロンプトに対して時々トンデモな受け止め方をして、10点だったり60点だったりと、とてもブレがあるのですが、たまに100点超えの画像を生成してくるのであなどれません。あくまで今のところの個人的な印象にすぎませんが、DALL-E3とHolaraは、安定の優等生と、ムラのある天才という感じでしょうか。
なんでしょう、DALL-E3は、こちらの意図を6~7割くらい適切に反映した及第点の画像をコンスタントに出してくる半面、最後の最後の踏み込みが甘くて、イマイチかゆいところに手が届かない、100点には届かない。Holaraさんは、プロンプトに対して時々トンデモな受け止め方をして、10点だったり60点だったりと、とてもブレがあるのですが、たまに100点超えの画像を生成してくるのであなどれません。あくまで今のところの個人的な印象にすぎませんが、DALL-E3とHolaraは、安定の優等生と、ムラのある天才という感じでしょうか。
結局のところ、両者を使い分けたら最高でしょうね。それぞれ得意不得意があるのと、絵柄やキャラに向き不向きがあることが、徐々に把握できてきました。DALL-E3で生成した画像をHolaraさんに読み込ませて修正・再生成すれば、かなりすごいことになるのではと思ったりもします。
Holaraさんは今後も鏡海亭の主力でしょうし、そこにDALL-E3という新たな仲間が加わった!という感じでしょうか。鏡海自身も一緒に頑張ります。人間様が頑張る、のではなく……あくまでAIを前面に押し立てて、人間の鏡海は調整・編集役ですね(笑)。
今後も折にふれて、いろいろと試してみます。
本日もブログ「鏡海亭」にお越しいただきありがとうございました!
連載小説『アルフェリオン』、いつもご愛読いただき感謝です。
次回も、お待ちしています。
ではまた。
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