手が付けられなかった仕分け

　仕分け作業が終わりました。その結果、仕分けに手が付けられなかった事業が多くあります。
　その内の一つが米軍への思いやり予算です。手は付けましたがそれは基地などに働く日本人従業員の給与の削減でした、これは、人事院勧告で公務員の給与を削減したのと変わり有りません。
　ほんの少しではありますが、共産党の井上議員が参議院で「在日米軍がレジャーに使うレンタカーの有料領道路料金を未だに国民の税金でまかっている」問題でした。政府は止めさせる方向で米側と協議するとしていました。
　今でも、横田基地のホームページで「日本探検」などとレンタカー使用を呼びかけて、米軍機関が貸し出すレンタカーを使用すればすべて「公務」だとして有料料金などの料金の免除を当然視しています。
　また、米軍は、「日本文化に親しむ」と称して観光バスも免除の対象にしているそうです。観光バスの運行計画はデズニーランドが毎月、１２月には家具の買い物ツアーまで組まれているそうです。
　これに対して政府も外相も、米側と協議していくと。防衛祖も「大変貴重な問題提起だ。鋭意米側と折衝していく」と言うだけです。
　米軍関係予算、事業には何も手が付けれていないのです。こんな事許せませんよね。