昨日、11月14日は、世界糖尿病デ-でした。 「世界糖尿病デー」は、今から3年ほど前に、世界各地で増え続ける糖尿病の予防・治療・療養を喚起する啓発運動を推進するため呼びかけたものです。 そしてこの日は世界の有名な建物などをブルーのライトアップをして盛り上げることになりました。日本では東京タワーなど約18カ所ですが、最近だんだん増えているようです。
以前糖尿病は「贅沢病」といわれて、戦後の成金がおいしいものをたらふく食べ布袋様のようなお腹になり、歩くのも大変、のどがいつもカラカラに渇いたためにその喉を潤すために甘いお水を飲んでまたまた太るの繰り返しをし、そのあげくには腎臓病になり、網膜症になり、神経症になり死んだり、全盲になったり、足のけがに気を付かずに壊疽になり足を切り落とさなくてはなりませんでした。
今では、お金持ちはおいしいものを少しだけ食べ健康に注意しているのでこういう人は居なくなりました。 しかし、最近は食べ物が豊富に出回り、魚肉生活だった日本人などは、肉食に替わり、安いお肉をお腹いっぱい食べらてれるようになり、交通手段の発達で歩くことが少なくなり、運動不足の状態です。
その結果、成人人口の約1割が糖尿病かその予備軍だといわれるようになってしまいました。 お陰様で、この私も糖尿病患者の会の会長を仰せつかるようになりました。 でも早めの発見で食事療法+運動療法+飲み薬で元気に生活しています。
みなさんも、早めの発見のために年に1回の健康診断と日頃の運動に心がけてください。そして「最近のおしっこが近いなー」「喉がやたらと渇くなー」と思ったらすぐに病院へ。 糖尿病と診断されたら職場の上司や仲間に「糖尿病になっしゃった」と知らせて協力して貰いましょう。 決して恥ずかしくなんてありませんよ。 それでは、お元気で!