すべての受給者に確認してもらう

　消えた年金問題に対して「５千万件の突合と同時並行的に、すべての受給者、加入者に履歴を送って確認していただく」と柳沢厚労相が表明しました。
　これは、国会の論戦の中で、日本共産党が管・小泉・坂口ら歴代厚労相の責任を自民・公明・民主が追及し合っている時に消えた年金問題解決の緊急対策として「直ちにすべての受給者、加入者に納付記録を送り、国民の不安に応えるべきだ」と提案してきたものです。
　この提案を国民の批判の声に絶えられなくなった政府が取り入れたものです。そして日本共産党は「何時やるかが問題だ。出来るだけ速やかに、直ちに行うべきだと」強調しています。
　「選挙後に」などと言わせずに直ちに実施するように私たちも声を大きくしなければと思います。　選挙後になったら自公のことですからづるづる引き延ばして終わりということになりかねませんから。

右翼とグルなのか？

　前長崎市長伊藤一長さんが右翼の銃弾に倒れた事件で、犯人の知人男性から長崎署刑事課に「尾城が伊藤一長選挙事務所に行くようだ」との通報があったことが分かりました。
　これに対し捜査員は、上司に報告せず、伊藤選挙事務所に捜査員を配置しなかったとのことです。事前通報があったことを刑事部長が県議会総務委員会で認めました。
　同部長は「２００３年２月より不当要求の相談があったが０５年以降は沈静化しており事件性はないと判断」し上部まで報告が上がっておらず残念と。
　しかし、これらの事件で犯罪が起きてから、「＊＊＊＊警部が報告をしてなかったから知らなかった」という手で、下部のせいにすることが多いし、特に暴力団や右翼との繋がりのある捜査員の報告は、いつも後回しになるのが通例のようですね。それが拡大されて庶民の訴え（ストーカーなど）に対しても上司に報告もせず、訴えも取り上げず、犯罪が起きてから確かに通報がありましたが・・・。といつものこと。これじゃ、警察を信用できなくなりますね。　

人気取りの道具？

　自民党の大仁田参議院議員が、夏の参議院選の公認を辞退し、今期限りで引退することにしたそうです。
　その理由は「７月２９日投票では夏休みに突入してしまい、政治に関心のない人たちに行き届かない政治になる。参議院は首相官邸の人気取りではない」と述べ、阿部首相の強い意向で今国会の会期が延長されたことに抗議するためだとしています。
　下仁田議員は、当選後国会での初演出が、強行採決の時に鍛え抜かれた体と体力で委員長を守ることだったように覚えています。
　その下仁田議員が阿部首相の意向に反発しての辞退は、よっぽど耐えられないイヤな事があったんでしょうね。　自民党内の、ドロドロ・ギラギラ睨みを利かせて下々の意見などは決して聞き入れない何かが。

７月２３日は？

　２０万人が犠牲になった沖縄戦から６２年が経ちました、「沖縄戦集結の日」です。激戦地となった糸満市摩文仁の「平和の石磁」に刻まれた親族の名前の前に手を合わせ祈りを捧げる県民の姿があちこちで見られたそうです。
　その県民の思いを逆なでするような政府の動き。教科書の「集団自決」の軍の強制はなかったとの削除・修正に県民は怒っています。米軍再編成による新基地押しつけにも反発しています。
　８３才の女性は「やんばるの山中で妹を亡くした。この石磁に刻まれた名前以外に、遺骨も何もありません。だから毎年、ここで妹と語り合って居るんです」と話して居たそうです。教科書問題について「文章は消せても、脳裏に刻まれた記憶は消せません。阿部首相は、何しに沖縄へ来たんでしょうね」とも。
　県主催の「沖縄全戦没者追悼式」が行われ、参列者４，４００人が黙祷。沖縄の中学２年の引田さんが『写真の中の少年』と題する詩を朗読し、感動を呼んだそうです。
　しかし、式に参列した阿部首相は『在日米軍の再編を着実に推進する』と、さらに沖縄に戦争の負担を押しつける発言をしたそうです。
　こんな、戦争大好きの総理大臣は、この日本には必要有りません。すぐ止めさせましょう、その第一歩が夏の参議院選挙です。

その時、防衛省は

　自衛隊による国民監視活動を内部文書で公表した日本共産党の志位和夫委員の記者会見を受けて防衛省が首相官邸をはじめ自民・公明両党５０人の関係先に説明に回るなど対応に大わらわだったことが２０日までに分かったとのことです。
　各報道機関に対し「日本共産党が独自入手した自衛隊資料を公表し、問題点を明らかにします」と文書で案内したのは会見前日の５日のこと。
　情報機関から情報をキャッチした防衛省は記者会見の内容と資料の入手をただちの指示。志位委員長が記者会見で陸上自衛隊情報保全隊の内部文書を公表しました。　その後、同省の「見解」をとりまとめた文章と情報保全隊に関する文書と共に担当者が直ちに首相官邸や与党首脳陣を「ご説明」に回ったとのこと。
　届け先は、首相官邸の総理大臣秘書官、塩崎官房長官室、各官房副長官、小池百合子補佐官室でした。その他、自民・公明党三役はじめ、自民国対委員長他３３人、公明党も同じレベルの１７人、合計５０人に説明に出向く手だてを講じたそうです。
　防衛省が懸命に”火消し”に走ったこと自体が、資料の信ヒョウ性と違憲・違法の国民監視活動の重大性を示しているとしています。　（しんぶん赤旗、６月２１日付けより）

消費税増税勢力に鉄槌

　フランス総選挙で、「社会的付加価値税」（日本の消費税のようなもの）増税の与党が大敗しました。
　いま日本では、年金問題、国家高公務員問題、教育再生問題、等で国会が騒がしいですが、以前は、消費税を５％から８～１０～１２％に上げて、福祉に使う等との話で盛り上がっていました。　しかし、夏の参議院選に向けて、野党も野党（消費税増税賛成の）もこの事には何も触れないようになりました。
　そして、地方税をふるさと再生税とか何とか言う方法で作り出そうなどと言い出しています。　しかし本音は消費税の値上げです、これは財界が一貫して押し進めようとしているものです。
　年金問題、社保庁解体。ざる法、公務員の天下り法。戦前の戦争政策を進めようとする教育再生法。どれをとっても私たち国民（財界人以外の）にとっては困りものの法案です。　この上に消費税増税では、生きた心地などはありません。
　夏の参議院選挙では阿部首相率いる自・公政権に勝利では私たちに生活は悪くなるばかりです。「いまひつような確かな野党を大きく」することが私たちの生活を守る唯一の道ではないでしょうか。

訂正

１６日付けの当ブログで、藤本参議院議員と記しましたが福本の誤りでした。ご指摘ありがとうございました、お詫びして訂正いたします。　以後この様なことのないよう気を付けます。

藤本参議院議員が公明党を離党

　６月１３日、公明党の藤本参議院議員が離党届を提出したそうです。
　離党の理由は「連立与党になって８年。与党であるゆえに自民党に妥協する」「私の理念と衝突することもあった」「簡単に公明党が乗れないような問題でも、連立が優先されることがあった」とのことです。
　また、公明党の体質を「全体主義的体制」「ヒューマニズムというけどアンヒューマニズム」などと批判しているとのことです。
　確かに、定率減税廃止を言い出してそれを通すために、反対を表明してきた法案に賛成すると言う駆け引きも時々見られということがありましたね。
　憲法改正でも、加憲とかいっていますが、最終的には自民党案に賛成なのでしょうね。

コマーシャル？

　ある電機メーカーが「＊＊＊＊の製品を探しています」という映像を放映しています。これって「我が社は、消費者の皆様のことをこれほど心配しています」というお為ごかしのコマーシャルをしているのと同じじゃないですか。　欠陥商品を消費者に買わせて置いて、もっともらしく「探しています」だって、これほど消費者を馬鹿にしたコマーシャルってはじめてです。　いつまで続けるつもりなのでしょう。
　これほど長い間探しても出てこない、どうしても探し出したいというので有れば、コマーシャルに掛かるお金以上の多額の懸賞金でも懸けたらすぐにでも出てくるのではないでしょうか？

 

 

ブラウン管を占領せよ

　自衛隊の情報保全隊が、自衛隊に対する反対運動などの情報を収集していたことが、日本共産党への内部告発で明らかになりました。
　この問題をマスコミを通じて発表してから、ＮＨＫ以外のマスメディアは、重大問題として取り上げましたが、ＮＨＫは発表時以外なんのコメントもなく、知らぬ存ぜぬを決め込んでか、報道しようとはしていません。
　ＮＨＫは国営放送ですから報道したくないのでしょうがここまで来ると現政権がブラウン管を占領して、国民の耳目を封じることに。　戦中の報道統制にと同じです、憲法を変えて戦争の出来る国にしたいそのための下地づくりです。　
　このまま放っておくと民間の真面目なメディアもそのうち報道統制を強いられることになりかねないと思います。
　もう、戦争は懲り懲りです、私の兄もミヤンマーで、戦死？飢え死に？小さな缶に入った石ころだけが帰ってきました。母は、その管を振り死ぬまでその音を聞いていました。私は、兄の顔さえ覚えていません、まだ２才ころに合っただけですから。

特高警察

　自衛隊の情報保全隊が国民の現体制に反対する行動や個人を調査・監視活動を行っていることが共産党への告発で明らかになりました。これが、このまま拡大されていくとあの恐ろしい特高警察と同じよういなるのではと思います。
　特高の卵は、すでに公安調査庁としてその活動が始まっていますが、これとタイアップしたらどうなるか。
　あの、戦前の恐ろしい時代に逆戻りするのではないか。イヤ、もうすでにその下地を作り、憲法改悪の動きが始まっていますね。　もう戦争はイヤです、どんなことがあっても、どこの国の人、どの人種であっても殺し合うのはです。
　現在では、アメリカを見ればよく解りますね。テロだといえば外国の人であれ、自国の人であれ逮捕し外国の秘密監獄へ送り取り調べる、と言うよりテロに仕立て上げてその先は・・・・・なるのかはアメリカ軍のみが知っているです。

日本がお手本

　イラク戦争を始めるときに、イラクの民主化についてアメリカは「日本をお手本にする」と言ったそうです。
　今アメリカは、米軍のイラク駐留について、長期計画に着手したそうです。　その中で、現在１５万人にまで増派されているイラク駐留部隊を２００８年末までに縮小し、その後はイラク政府との「二国間協定」に基づいて、一定の部隊を駐留させることを検討しているとのことです。
　これって、先の太平洋戦争後、日本を占領し、沖縄を統治して、その後も日本に返還したものの、沖縄には、軍事基地を置き海兵隊を駐留させて、アジアを席巻しているのです。
　その上、警察予備隊を作り、今では軍隊にさせ、憲法を変えアメリカの戦争に共に参加させる戦力にしようとしています。
　日本は独立国ですが、内容はアメリカ言いなりの従属国に他ならないではないですか？　これがアメリカの民主主義ですよね。