TPP不合意、撤退のチャンス。米国主導にバイバイを！

　昨夜はスペイン語仲間のバーベキューの参加。４ヶ月ぶりの飲酒、生ビールとワインで一寸酔いすぎてしまった。少し眠い目で新聞を見ると「ＴＰＰ大筋合意できず」の見出し、アメリカの代表と、日本の代表が参加１２ヵ国をハワイでの会合で大まかな合意をさせようとして力んだようですが、米・日本以外の参加国の反対に合い合意できなかったとのこと。また、次の会合の日程も決まらなかったそうです。大変結構なことです。
　日本のＴＰＰ参加は、もともと国会決議に違反して無理強引に安倍内閣が参加を決めたものですから「当たり前」と言えば当たり前です。
　米国会では大統領にＴＰＰ交渉が成立してからの貿易交渉に超交渉権限を与える法律が作られ、アメリカの思いのままの貿易交渉を進められるようにしましたが日本を除くアジア各国がこれに反対してのことだと思われます。
　特に新医薬品の特許権長期化の問題で、ジェネリック医薬品を強く要望していた各国の強い反発があったのでは無いかと思います。
　米国主導で米国のための貿易交渉条約の不合意は、日本がこの交渉から撤退する良いチャンスだと思います。日本の食料主権を守るためにも、国会決議に従うためにも。