ずっと独りだと思っていた。
一体誰が俺を必要としているのか。
俺は何の為に、誰の為に生きているのか、21歳から今までずっと考えてた。
でも答えは見つからなかった。
俺には中学生までの家族の記憶がない、それは寂しかった子ども時代を思い出したくなかったからなのだろう。
高校生の時の記憶は勿論ない。
俺は高校時代を独りで育ったから。
長女と次女は俺が中学生にあがる頃には両方いなかったし、母と祖母は出て行き、父は大学院にいくために広島にいった。
6人で住んでいた2階建ての一軒屋に独りで暮らしていた俺は淋しさを隠す為に一匹狼になった。
高校を卒業して独り暮らしを名古屋で始め、20歳を向かえた時に俺は過去を振り返った。
その時俺は始めて気づいた。俺には過去がない。
それからというもの必死に自分自身の何かを探した。
しかしどれもうまくいかず結局自分を見失った。
俺は何だ?
一匹狼になった寂しがり屋の俺はどうすればいいのかわからなかった。
周りにうまく溶け込めず、独りになったらなったで寂しいという矛盾を抱えたままさまよっていた。
気づいたら27になっていた。
自分にとって何か良くないことが起こるたびに自虐的になる性格が身に染み込んでいた。
「社会不適合者」「あんな立派な親から何故こんな人間が育つのか」「何をやっても中途半端」
そして今日、俺は自分が家族と一緒にいる過去の記憶がない事を母親に話した。
その時に俺は始めて気づいた。
なんでそんな簡単な事に今まで気づかなかったんだろう。
なんて馬鹿だったんだ、ただ言えばいいだけだったのに。
思った事を言えば良かっただけだったんだ。
俺は・・・・もう、独りじゃない。
今でも過去を思い出す時は、主観的ではなく自分を斜め上から見るような感じでしか思い出せない。
でも、前はそれすら思い出す事ができなかった。
これから少しずつ思い出せるようになればいいな~。
まあでも、過去は過去!
やっと前を向いて歩けるかな!
一体誰が俺を必要としているのか。
俺は何の為に、誰の為に生きているのか、21歳から今までずっと考えてた。
でも答えは見つからなかった。
俺には中学生までの家族の記憶がない、それは寂しかった子ども時代を思い出したくなかったからなのだろう。
高校生の時の記憶は勿論ない。
俺は高校時代を独りで育ったから。
長女と次女は俺が中学生にあがる頃には両方いなかったし、母と祖母は出て行き、父は大学院にいくために広島にいった。
6人で住んでいた2階建ての一軒屋に独りで暮らしていた俺は淋しさを隠す為に一匹狼になった。
高校を卒業して独り暮らしを名古屋で始め、20歳を向かえた時に俺は過去を振り返った。
その時俺は始めて気づいた。俺には過去がない。
それからというもの必死に自分自身の何かを探した。
しかしどれもうまくいかず結局自分を見失った。
俺は何だ?
一匹狼になった寂しがり屋の俺はどうすればいいのかわからなかった。
周りにうまく溶け込めず、独りになったらなったで寂しいという矛盾を抱えたままさまよっていた。
気づいたら27になっていた。
自分にとって何か良くないことが起こるたびに自虐的になる性格が身に染み込んでいた。
「社会不適合者」「あんな立派な親から何故こんな人間が育つのか」「何をやっても中途半端」
そして今日、俺は自分が家族と一緒にいる過去の記憶がない事を母親に話した。
その時に俺は始めて気づいた。
なんでそんな簡単な事に今まで気づかなかったんだろう。
なんて馬鹿だったんだ、ただ言えばいいだけだったのに。
思った事を言えば良かっただけだったんだ。
俺は・・・・もう、独りじゃない。
今でも過去を思い出す時は、主観的ではなく自分を斜め上から見るような感じでしか思い出せない。
でも、前はそれすら思い出す事ができなかった。
これから少しずつ思い出せるようになればいいな~。
まあでも、過去は過去!
やっと前を向いて歩けるかな!