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PS4/Switch『ディヴィニティ:オリジナル・シン 2 ディフィニティブエディション』紹介トレーラー
点数の基本評価
1点台はクソゲー、2点台はプレイは出来るが面白くない、3点台は普通、4点台は良ゲー、5点は神ゲーとなっています
プレイ時間は70時間、2人でプレイ
ジャンルは
「環境利用型ターン制シミュレーション風味RPG」
ターン制RPGの最先端を行ってるであろうシステム(そもそもターン制RPGが絶滅危惧種)
クロノトリガーの超絶進化版、トラスティベル~ショパンの夢~の進化版という感じでしょうか
攻撃範囲、射程がほとんどのスキルに関係するので位置取りが最も重要な要素の1つです
一部を除き攻撃魔法は味方に当たるので、そういうのを考えて行動しなければ自ら詰みに行ってしまいます
更に味方を通り抜けたり、味方が斜線上にいると向こうが見えないので攻撃できません
難易度はかなり高く、基本難易度のクラシックでザコ戦でも初見死にゲー
増援でどこから敵が出てくるとかも死んで覚えないと大体やり直しになります
敵とのエンカウントは固定なのでレベル上げはできません
なので詰んだら本当に詰みます、初見は難易度をクラシック以下にすること推奨
良い点
・ターン制RPG最後の砦
今はもうターン制RPGという存在自体が稀有
勿論面白いシステムでなければ意味が無いが、周りの環境を利用したり、属性、状態異常でハメて倒すシステムが楽しい
(むしろハメなきゃ直ぐに殺されます)
シミュレーションゲームの戦略性とRPGの両方が合わさった戦闘システムです
・行動の自由
ほぼ全員のNPCに戦闘用ステータスがあるので、ほぼ全員殺せます
会話の中に選択肢が鬼の様に出てくるのでほぼ全ての会話で味方、敵対、無視が選べます
(そもそも会話をしなくてもいきなり襲うこともできます)
NPCの所有権があるものは視界内で取るとスリ扱いになりますが、色々工夫してバレずに盗めます
・ステータスカスタマイズの自由
固定スキルを除き序盤からステータスを自由に変更できるので、無限に試行錯誤が可能
敵が強くて先に進めなくなったら、今の自分の持ち物を考慮しての最強をいつでも考え直すことができる
全員がFF5のすっぴんの様な感じ
・MODによるゲームカスタマイズの自由
MODの種類が鬼の様に色々あるので、ここも良いポイント
個人的に好きだったのは、敵を増やして敵をちょっと強くするMOD
More Monster Spawns[DE]「敵の出現数を増やす、本来いない場所に追加されたりもする」
Enemy Randomization「敵の中に1体だけチャンピオンユニットが追加される、その分ドロップのレア度も上がる」
クラシック以上でこれを入れると死ぬほどエグイんですけど、難易度を下げてこれをやると楽しい
もっとバトルを楽しみたかったのでいい感じになりました
ただ、数が多いと敵のハメ攻撃が異常にキツイところが出てくるので注意
例えば、氷属性の魔法使いがいっぱいいると一瞬でシールドはがされて対策しないと一生凍結で滅ぼされたりします
Toggle Sprint - Definitive Edition
1の時もそうだったけど、移動が遅くてちょっと・・・
といういのが走れるようになります(DEはそもそも走れるっぽい?)
悪い点
・もっと多数の敵との戦闘を楽しみたかった
敵の数は決まってるし、敵の数自体もそんなに多いわけじゃない(1体1体が強いので)
なのでちょっと微妙でした(上記のMODで解決できます)
賛否両論
・個人的に会話がくどい
個人的にはもうちょっとテンポよく進みたいんですけど
「まだ会話終わらないの?」
と何度思ったか分かりません
このゲームがそれだけキャラやストーリーを重視しているという事ですが
・何でもできる反面、攻略サイトを見なければビルドが微妙になったりする
これはこのゲームに限らず、遊びの幅が広かったり、細かい隠れた仕様があるゲームはどうしても発生する
このゲームで一番ダガーが扱いづらく、悪党スキルを覚えるのに悪党じゃなく武術をあげないとダメージが出なかったり
そのせいで盾ダガーが最後までダメージが全然出ず、バウンシングシールドが最強スキルのダガー使いとかいう謎の状態になってしまった
ダガーのダメージも最終的に200ぐらいしか出なかった(そもそも盾ダガーは火力犠牲にしてるからダメージ出ないけどね)
攻略見てたらもう少し強くなってたんだけど、まあ仕方ない
そういうのを模索するのも楽しみ方の1つ、そういうのが嫌いな人には鬱陶しいと思います
ボリューム ☆☆☆☆☆
1回1回の戦闘が結構時間かかかるので、気付いたら時間溶けてます
キャラクター ☆☆☆☆☆
良くも悪くも個性溢れすぎて濃いですw
とある味方になるキャラが結局ドクズだったと知った時は
「ダメだこいつ・・早く何とかしないと・・・」となりました(開発者の狙い通りだとは思うがw)
グラフィックス ☆☆☆
見下ろし型なので控えめです(汚いわけではない)
サウンド ☆☆☆☆
ディヴィニティらしさ満載
ストーリー ☆☆☆☆
マルチエンディングなのでそれぞれ意見が違うと思いますが
快適さ ☆☆☆☆
わざと見えづらくしてる部分とかあると思うので何とも
そういうのも含めてディヴィニティって感じです
コスパ ☆☆☆☆☆
セール時なら2000円ぐらいで、セールじゃなくても5000円でこのボリュームなら安いですね
総評5点満点中 4.8点
何でもできる反面、分かりづらさがあるのは宿命か
それでも貴重なターン制RPGが生き残ってくれているのは嬉しい
基本が難しいけど、難易度設定できるので問題はなし
(ラスボスはマジで強い)
一部会話がくどすぎてテンポが個人的に合わないと思ったので-0.1点
育成面での分かりづらさの部分で-0.1点
ターン制RPGを求めている人ならきっと楽しいはずです!
追記
もし次があるならオープンワールドにしてくれたら、神ゲー待ったなしです
(ターン制RPGのオープンワールドって少なくとも大作では聞いたことが無い)
もし3がなくても、別のゲームで誰か挑戦してほしいなあ
バトルが面白くなければ意味無いので、難しいとは思いますが(divinity3が出たとしたら面白いのは確定してるけど)