目が覚めました

午前6時、普段なら二度寝するけど

今日は二度寝する気分にはなれず

朝起きたら歯ぎしりをしてたのか、歯ぎしり特有の疲労感が口の中を満たしてました

普段なら嫌な気持ちになる方が強いけど

今日は少し嬉しかったです

そりゃそうだ、ずっと一緒だったのに別れが辛くない訳ない

昨日は数日前に頼んだスマホのアルファの写真が100枚来ました

あと、ペットのお骨を入れるキーホルダーのようなモノ

毛を入れる奴とか色々見てました

車の鍵と一緒にまとめるつもりです

これでこれからも一緒に旅行に行けます

アルファは7歳ぐらいの時に実家から受け入れて

それから8年ぐらい一緒でした

不運にも僕がアルファを引き取りに行く3日前に事故に遭い

手術は成功したけど

後ろ足がほとんど使い物にならなくなりました

その引き取りに行くのも本当は1週間前に引き取りに行くはずだったのだけど

僕が1週間ずらしたせいでアルファが事故に遭ってしまって

正直それは少し後悔してます

何であの時直ぐに迎えに行かなかったのかと

でも起こった事は無かったことに出来ないので

後悔しないように何とかできないか模索するだけでした

それでこっちに連れてきてまずは鍼灸をして貰える動物病院を探しました

西洋でダメ（車いすを勧められたので）なら東洋を試す感じで

そうしたらみるみる歩けるようになって

最終的には走れるまでになりました

ただ、足の先までは完璧に治らず、歩くときに指が地面に当たるような歩き方しか出来なくて

靴を履かせないと足が地面で傷付くんですけど

それでもそこまで治ったので本当に感謝してますし

僕だけではとてもそこまで出来なかった

助けてくれた同居人には感謝してもしきれません

もう一つ大変なことはその事故で自分でオシッコやウンチが出来なくなったこと

なので、本当に赤ちゃんの世話をする様な感覚になって

7年間毎日欠かさず朝起きて寝るまで3時間おきに圧迫排尿排便をしてあげました

僕が自営業だったのと、二人でお世話をしてたので何とか成り立ってました

こうなると半数の方は安楽死を選ぶと先生は言ってましたね

普通面倒見きれないと思います

最初は上手くやり方も分からず、周りにこぼしたりなんだり大変で

下痢の時はオムツがないと部屋中が大変なことになったりして

正直面倒だなと思ったこともありますが

今となっては愛しい思い出です

数えてみたら15000回以上アルファのトイレの世話をした計算になります

正直体感ではそんなにした記憶無いですねw

それでやっとアルファの世話も楽々出来るようになる頃にコロナが来ました

コロナが無ければもっとアルファと旅行に行けたのにね

それも少し残念ですが仕方ない

去年と今年だけでも行けただけマシだったかな

今日はサヨナラは言いません

お骨と毛を入れたキーホルダーとこれからも一緒だし

アルファはもう2月1日に居なくなってしまってるから

ミギーなら

｢これは犬じゃない、犬の形をした肉だ｣

と言うでしょうねw

でもこういうことが言えるまで回復しました

もう散々泣いたので

涙の数だけ強くなれるって本当なんだって思いました

今日の12時頃には火葬されてると思います

後数時間、アルファの傍に居てあげます