「彼女は安楽死を選んだ」を見た次の日に書いた記事です
まだ目を瞑ると最後のシーンが焼き付いている
点滴の針を刺し、致死の薬を入れて
後は自分で薬の投与のON/OFFを切り替えるだけ
ONにしたら数分で眠るように亡くなった
いつもこういうのを見ると「生きるって何」とか「生まれてきた意味は」とか考えるけど
よく分からなくなる
だって皆が皆生まれたくて生まれてきた訳じゃない
(天皇の様に生きる意味を予め持たされている人は居るが本懐ではない)
だから、意味も何も持ってないのは当たり前で
生きる過程で見つけるか見つけないか、それだけなのだと思う
人間的には「俺が生まれてきた意味」はもう見つけたのだけど
生物的には分からないままなのでいつもモヤモヤするのだろう
いつも在るのが当然だったモノが無くなるのは悲しい
俺もさっちゃん(知り合いの飼っていたネコ)が亡くなってから1カ月経ってようやく胸の穴が塞がり始めたぐらいだし
アルファ(愛犬)が死んで固まった姿を想像するだけで胸が少し締め付けられる
生きるって何、死ぬって何
今の俺がその根本を悟るには、まだまだ若輩が過ぎるようだ
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