釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

11月16日 カワハギに苦戦

2016年11月16日 | 日記


朝方、西の空に浮かぶ“スーパームーン”の、名残の綺麗だった事。

出船の準備をしながら、思わず写真に納める。

「どうか、今日のカワハギが釣れますように」

後で、苦戦が待っているとは、この時は考えもしない。

早朝6時、細井さん親子を乗せてポイントを目指す。

大島の東側の目をつけていたポイントは、既に北東の風が強く吹いていて、無理はしないと断念。

「大島の内場に向かいます」

内場の大島よりの駆け上がりに成っている、水深20メートルから30メートルのポイント。

潮は、少し濁りの入った下り潮。

魚探にベイトは映っているが、これの周りにカワハギが居るのかどうか。

「どうぞ、駆け上がりになっています。水深は20メートルです」

アサリの餌を着けて、細井さん親子の釣り開始。



私も、テレビではよく見るカワハギ釣りだが、実際に自分の船で見るのは初めて。

「アサリの餌は、固いところの縫い刺しだったな」

などとテレビの解説を思い出しながら、見ていた。

息子さんの良二さんに、早速アタリが来た。

上がってきたのは、ベラと小型のオジサン。

「カワハギではなかったですね」

その前にもアタリが来たが、針が切られていた。

お父様の重通さんによると「ふぐが居る」とのことだった。

お父様の方にもアタリが来たが、上がってきたのはメガネハギ。

図鑑には、唐揚げが美味しいと書いてあった。

その後も、ベラやヒメタマガシラ等があたるが本命のカワハギが来ない。

「ポイントを変えましょう」

今度は、内場の西側に移動するが、仕掛けを落とすと直ぐに針をとられる。

「ふぐが居ますね。ポイントを変えましょう」

又しても、ポイント移動。

カワハギに大苦戦。

次に移動した灯台下でも、フグやエソに悩まされる。

「カワハギは、居ない。釣りを変えましょう」

お父様の重道さんの判断によって、釣りを鯛ラバに変える。

「鯛ラバは初めてなので、やり方を教えてください」

細井さん親子に、鯛ラバの要領を説明する。

「仕掛けを海底まで落とし、後は等速でゆっくりと巻き上げるだけです」

要領を説明し、直ぐに釣り開始。

北東の風で少々釣りづらいところもあるが、お父様にアタリ。



上がってきたのは、良型のガンゾウヒラメ。

暫く流していると、又してもお父様にアタリが来た。

「おおっ、今度は引きが強いよ」

ゆっくりと巻き上げると、小型だが真鯛が上がってきた。



「食べ頃の大きさですね」

お父様の笑顔に、私もホッとする。

息子さんの良二さんにもアタリ。



上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。

表に出られず、苦戦の中での釣りとなった。

この後も、魚探でベイトを探しながら移動を繰り返すが、お父様の重通さんにフグが来た。

「今日は、イマイチ良くないですね」

本命のカワハギが来ない寂しい気持ちを残して、帰港した。

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