![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/45/8aeaca2721efede6155efd00e149451d.jpg)
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朝方、西の空に浮かぶ“スーパームーン”の、名残の綺麗だった事。
出船の準備をしながら、思わず写真に納める。
「どうか、今日のカワハギが釣れますように」
後で、苦戦が待っているとは、この時は考えもしない。
早朝6時、細井さん親子を乗せてポイントを目指す。
大島の東側の目をつけていたポイントは、既に北東の風が強く吹いていて、無理はしないと断念。
「大島の内場に向かいます」
内場の大島よりの駆け上がりに成っている、水深20メートルから30メートルのポイント。
潮は、少し濁りの入った下り潮。
魚探にベイトは映っているが、これの周りにカワハギが居るのかどうか。
「どうぞ、駆け上がりになっています。水深は20メートルです」
アサリの餌を着けて、細井さん親子の釣り開始。
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私も、テレビではよく見るカワハギ釣りだが、実際に自分の船で見るのは初めて。
「アサリの餌は、固いところの縫い刺しだったな」
などとテレビの解説を思い出しながら、見ていた。
息子さんの良二さんに、早速アタリが来た。
上がってきたのは、ベラと小型のオジサン。
「カワハギではなかったですね」
その前にもアタリが来たが、針が切られていた。
お父様の重通さんによると「ふぐが居る」とのことだった。
お父様の方にもアタリが来たが、上がってきたのはメガネハギ。
図鑑には、唐揚げが美味しいと書いてあった。
その後も、ベラやヒメタマガシラ等があたるが本命のカワハギが来ない。
「ポイントを変えましょう」
今度は、内場の西側に移動するが、仕掛けを落とすと直ぐに針をとられる。
「ふぐが居ますね。ポイントを変えましょう」
又しても、ポイント移動。
カワハギに大苦戦。
次に移動した灯台下でも、フグやエソに悩まされる。
「カワハギは、居ない。釣りを変えましょう」
お父様の重道さんの判断によって、釣りを鯛ラバに変える。
「鯛ラバは初めてなので、やり方を教えてください」
細井さん親子に、鯛ラバの要領を説明する。
「仕掛けを海底まで落とし、後は等速でゆっくりと巻き上げるだけです」
要領を説明し、直ぐに釣り開始。
北東の風で少々釣りづらいところもあるが、お父様にアタリ。
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上がってきたのは、良型のガンゾウヒラメ。
暫く流していると、又してもお父様にアタリが来た。
「おおっ、今度は引きが強いよ」
ゆっくりと巻き上げると、小型だが真鯛が上がってきた。
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「食べ頃の大きさですね」
お父様の笑顔に、私もホッとする。
息子さんの良二さんにもアタリ。
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上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。
表に出られず、苦戦の中での釣りとなった。
この後も、魚探でベイトを探しながら移動を繰り返すが、お父様の重通さんにフグが来た。
「今日は、イマイチ良くないですね」
本命のカワハギが来ない寂しい気持ちを残して、帰港した。
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