釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

12月19日 風に向かって

2019年12月20日 | 日記


今日も海上では、西風が強く吹いてきた。

強い西風よりも、気になったのが潮の動き。

沖に出ていた仲間が言っていたが「下り潮が、バーと速く流れたかと想うと、急に止まったような流れになる」

仲間に言わせると「潮の動き出しの端っこが此処何じゃないだろうか」と、予想していた。



確かにそうかも知れない。

西風が強く吹いている場合、船は、東に流れるはず。

航跡を見ていると、急に、南東に流れ始める。

ポイントの位置取りが、難しくなってくる。

そんな中、自分の勘を信じて、風と潮の流れを計算して、流しの位置取りを決める。

横山さんに、時折アタリが来る。

「外れました」

潮の変化が魚の食いに、影響しているのか…。

当初は、全然アタリの無い中、どうにかアタリの出るポイントに入ったが、食いが渋い。

浅場に入って、最初の釣果は、アカハタだった。



しかし、後が続かない。


それまで吹いていた西風が、北西の風に変わった。


それを機に、ポイントを移動する。

ベイト反応を見ながら、船を流していく。

「何か来ました」



「良い感じで引きますね」

竿先を叩く、真鯛のアタリの様だ。



上がってきたのは、2キロクラスの真鯛。

「ホッとしました」

食い渋りに成っていただけに、真鯛の釣果に一安心。

「このポイントは、何かのバイトが結構ありますね」

横山さんが、仕掛けを流すたびに、バイトがあるようだ。


流すコースを変えてみた。


「来ました」



良い感じで、ドラッグ音が鳴っている。

「真鯛だったら良いですね」

横山さんと話しながら、獲物が上がってくるのを待つ。

「何?」

「イトヒキだ」



上がってきたのは、大きなイトヒキアジだった。


ポツポツとアタリが出始めていたが、北西の風が徐々に強くなって、潟からのウネリが立ち始めた。

「そろそろ引き上げますか」

風が強くて、途中で帰ることも考えたが、何とか、ギリギリまで粘る事が出来た。

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