釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

12月6日 荒れる海で、頑張る

2020年12月07日 | 日記
風が北東に変わり、小雨がぱらつく予報になっていた。

「このまま、ポイントまで走るか」

今日も、荒れる海を見て、悩んだが…。

「ウネリはそんなに高くない。行ける処まで、行け」

と、自問自答しながら、船を走らせる。


到着したポイントは、朝間詰めは北西の風が吹いていた。

「今が、チャンスタイムかも。頑張るぞ」

ベイト反応を見ながら、船を流していく。

梅垣さん、寺薗さんが船の揺れを堪えながら、竿を出していく。

ベイト反応が、ビックリするぐらいの拡がりを見せる。

しかし、思うようにアタリが出ない。

2度、3度と流し直していく。

「4度目の流しは、コースを変えよう」

この流しでポイントを変えようかと、考えていた。


梅垣さんに、アタリが来た。



「小さいですね。エソかも知れないです」

ラインを巻き上げていく。

「あっ、ニベだ」




小さいけれど、ニベが上がってきた。

アタリの渋い中、今日の初釣果にホッとする。




釣りを終えて船着き場で、今日の釣りを振り返った話をしていた。

「今日の潮は、海底から少し上で、潮が抜けていましたね」

「そうやったよね。潮の抵抗が無くなって、あれ…って言う変な感覚だったよね」

こんな話が出ていた。

下潮が動いていなかった。

お二人の話が、軽い下潮で共通していた。




アタリを求めて、ポイントを移動する。

ベイト柱が出てくる。

「良い感じの反応が出ています」

お二人に、お知らせする。

又しても、梅垣さんにアタリが来た。




「カツオの引きみたいですね」

竿先が、ブルブルと小刻みに震える。

「スマだと嬉しいです」と、梅垣さん。

姿を見せたのは、正にスマガツオだった。




「潮の上の方で、ヒットしました」

この時は、下潮の動きが良くない事に、気付いていなかった。

前述の話を実証した、アタリだった。


アタリが続かない。

ポイント移動中に、大きなベイト反応が出てきた。

直ぐに仕掛けを、落としていく。

寺薗さんに、アタリが来た。



「アジ子みたいな、アタリですね」

竿先は、余り曲がっていない。

上がってきたのは、アジだった。




このベイト反応は、アジの群のようだ。

仕掛けを落とすと、アタリが来るが…。

針掛かりが悪い。

掛かっては、外れを繰り返す内に、群れが何処かに移動してしまった。


北東の風が、段々と強くなってきた。

「波静かな処に、行きましょう」

少しだけ保有していたアジ子を使って、マゴチ狙いに切り替える事にした。


本来のタチウオポイントで、流してみる。

アジ子の生き餌に、反応が出るだろうか。


梅垣さんに、アタリが来た。



「アジに来ましたね」

「良い感じで引きますね」

楽しんで巻き上げていくと「ニベのダブルだ」




小型のニベがダブルで、針掛かりしてきた。


ポツポツだが、アタリが来る。

アジ子の体に、何かの歯形が着いている。

「なかなか、食い込みませんね」

アジ子の腹に、明らかな歯形が着いている。

「コチかな…、ヒラメかも知れない…」

食い込まないアタリに、焦れったい気持ちになる。


寺薗さんの竿が、いきなり舞い込んだ。



「今日一のアタリやな」

ゆっくりと巻き上げていくと…「サメだ…」



上がってきたのは、ハンマーヘッド。

「チョット、ガックリですね」と、笑いが起きる。


残り1匹のアジ子を、入れていく。

暫くすると、ゴツゴツとアタリが来る。

しかし、舞い込まないまま、餌だけ取られた。

アジ子が無くなったところで、納竿。

「この釣りも、面白いですね」

海は時化ていたが、笑顔で納竿することが出来た。

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