姫たちのすっぴんを、ぐっと寄って撮ってみようと思った。
とは言っても、最近は、一眼で手撮りとなると、よる年波に抗うことができず手ぶれが大きくなって見るに堪えない。
そこで、ソニーのDSCを構え、思いっきり息を止め、ぎりぎりまで寄って撮ったものをトリミングしてみた。
素顔の花たちはそれぞれに個性的で、はっとする表情を見せてくれた。
🌼 花の名前: |
ウメバチソウ |
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📸 撮 影 日: |
2021/10/13 6:53 |
🌱 科 目 名: |
ニシキギ科ウメバチソウ属の多年草 |
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📅 投 稿 日: |
2021/10/26 |
📝コメント: |
バイカソウ(梅花草)の異名があり、まさに梅の花を思わせる花姿。梅鉢とは、そもそも梅の花を模した家紋のこと。
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⛺️ 撮 影 地: |
自宅ベランダ |
開花して間もないウメバチソウである。
仮雄しべが、花柱を取り巻くように扇状に連なっている。
透明感のある白や黄色の球体が、虫たちを誘うかのようにレイアウトされている。
時とともに、柱頭に貼り付いている雄しべが一本ずつ伸び出して花粉を出し始める。色が変化しているのがわかるはずだ。
雄しべがすべて反り返ると、柱頭が露わとなり、やがて受粉して子房の色がグリーンへと変わっていく。
🌼 花の名前: |
ヒメノコンギク |
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📸 撮 影 日: |
2021/10/13 6:56 |
🌱 科 目 名: |
キク科の耐寒性多年草 |
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📅 投 稿 日: |
2021/10/26 |
📝コメント: |
"草丈は10~15cmほど、まさに姫の名がふさわしい。初夏に一度は切り戻すとよというが・・・。
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⛺️ 撮 影 地: |
自宅ベランダ |
まさに姫、そう、ヒメノコンギクの舌状花に色が差してきた。薄紫色といえばいいのか、あるいは藤色かな。まだ伸び切らないそんな舌状花の有り様がとても愛おしい。
次の絵が、いずれもセンブリのつぼみなのである。それでも、つぼみの様子やら、葉の様態など、微妙に異なるように思えるのだが・・・。
🌼 花の名前: |
センブリ |
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📸 撮 影 日: |
2021/10/13 6:58 |
🌱 科 目 名: |
リンドウ科センブリ属に分類される二年草の一種。 |
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📅 投 稿 日: |
2021/10/26 |
📝コメント: |
良薬口に苦し! そう、生薬名“当薬(とうやく)”としていろいろの効能があることでしられる。
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⛺️ 撮 影 地: |
自宅ベランダ |
実は昨年、種を頂戴した。確か、センブリとムラサキセンブリの種であった。管理が悪く、混在してしまったがため、どちらがどれほど発芽したのかまったく見当がつかない。 上手く両者が育っていてくれたらいいのだが・・・。