Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

シキンカラマツの開花:薄い赤紫の萼片と鮮烈な黄色のしべとのコントラストが美しい

2024年07月30日 12時15分35秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年7月30日
 シキンカラマツ(紫錦唐松:キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草)
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 📸2024年7月30日:花びらはない。薄い赤紫の花被片は萼片である。
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 📸2024年7月30日:鮮烈な黄を呈した数多くのしべが、4~5枚の萼片にしっかりと護られている。
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 うだるような暑さが続く猫の額、灼熱の太陽光などに負けてたまるかとばかりにシキンカラマツが開花し始めている。
 何度も申し上げるが、薄い赤紫の萼片と鮮烈な黄色のしべとのコントラストが実に美しい。夏はまだ始まったばかり。そう、シキンカラマツのように、暑さなんぞ、物ともせずに乗り切らないといけないね。

2024年7月30日の変化朝顔
いまだ青並葉木立紫覆輪星咲&団十郎もどき(?)だけなのだが・・・・・・。

 📸2024年7月30日:変化朝顔<青並葉木立紫覆輪星咲>
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 📸2024年7月30日:<木立>だからつるはない。矮小種だから丈もあまり高くならない。
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 📸2024年7月30日
 花びらを波打たせながら、団十郎もどき(?)が一輪だけ咲いていた。
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 猫の額の変化朝顔は、いまだ青並葉木立紫覆輪星咲と団十郎もどき(?)との二種だけがほころぶばかり、代り映えしないのである。
 こじんまりと纏まった青並葉木立紫覆輪星咲は、場所も取らず育てやすい。猫の額には打ってつけの朝顔である。
 荒事の創始者として、江戸歌舞伎に名を馳せたのが初代市川団十郎である。
 我が家団十郎もどき(?)も、一様におさまることなく、咲くごとにさまざまな姿を見せてくれる。なかなかの荒事師なのである。


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7月も終わろうかといういま、コマクサ<ディセントラ>丹頂に若葉が萌え出した件

2024年07月27日 16時15分40秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年7月24日:コマクサ<ディセントラ>丹頂(駒草:ケマンソウ<ケシ>科コマクサ属の多年草)
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 4月29日に4本ほどの小さな新葉を発見し、5月21日にはあまりにも弱弱しい花茎が伸びてきていた。
 5月28日にはユニークな形状の花が開花し、後を追って二輪目もほころんだ。
 もう花が終わったので、4本の茎の葉が枯れるのを眺めるばかりかと思っていた。
 その通りに、1本の茎が朽ちるとともに倒壊し、乾涸びてきたのだが、なんと、その後を襲うように新しい茎がニョキっと顔を出し始めているではないか。そう、あまりにも短い梅雨が足早に過ぎ去り、灼熱の太陽光が容赦なく地上に降り注ぐ7月の末だというのにである。
「仇花」という言葉がある。「咲いても実を結ばない花。むだばな。」という意味だが、これは無駄な新葉、「仇葉」なのか。本来の生育環境からはかけ離れた炎天のなか、何故コマクサは新葉を萌したのだろうと不思議に思う。

 📸2024年7月24日:ゲンペイシモツケ(源平下野:バラ科シモツケ属の落葉低木)
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 📸2024年7月24日: 目論み通りに、二番花が咲き出している。
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 5月頃、一斉に咲き出したゲンペイシモツケだったが、花後、だいぶ選定を施した。
 目論み通りに、このところ二番花が咲き出している。
 猫の額では相変わらず花日照りが続いているのだが、炎天の小庭に、ピンクやホワイトの花がほんの少し彩を添えている様は実にいいものなのである。


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その辺の雑草を撮ってみた! & <小庭の草本も二つ、三つ>

2024年07月24日 13時57分00秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年7月23日:ハエドクソウ(蝿毒草:ハエドクソウ科ハエドクソウ属の多年草)
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 📸2024年7月23日:西側の犬走りに数年前から棲みついているようだ。
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 最近、とんと目にしなくなったもの、真っ赤なコンクリート製のポスト、早朝の常磐線などで目にした大きな行李を背負った担ぎ屋さん、酢卵、蝿取り紙、・・・・・・、etc. 数え上げればきりがない。
 そう、このハエドクソウは有毒植物で、この根などをすりおろしたり、煮詰めたりして蝿取り紙が作られていたのだとか(都市伝説の類か?)。だからハエドクソウなんて名前になったのかな?
 はて、ハエドクソウは蝿取り紙が考案される前から存在していたのであろうし、蝿取り紙考案前は何と呼ばれていたのであろうか? こんなこと考えだすと、今夜もまた眠れなくなっちゃいそうだなぁ~。

 📸2024年7月23日:ベランダと坪庭の境界に忽然と現れた! キイチゴの仲間と思われる植物。
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 うっ、棘刺が見られる。そう、トゲがあるのだ。この葉の形状、そして、各所にトゲとくれば、キイチゴの仲間か?
 すぐ近くのHの森には、季節ともなればクサイチゴが蔓延る。もちろん、いくら僕が酔狂でも、こればかりは移植しようとは思わない。天の恵みか?

雑草だらけかと思われたら癪なので、二つ、三つ、栽培種も撮ってみた

 📸2024年7月23日:今年初めて、変化朝顔の実を確認した!
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 変化朝顔<青並葉木立紫覆輪星咲>の蒴果である。来年につながりそうである。
 ただ、まだほかの朝顔が咲いていないので交配はしていない。それにしても、大振りの立派な果実であることよ。

 📸2024年7月23日:アケボノソウ(曙草:リンドウ科センブリ属の二年草)
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 アケボノソウである。数年前のこぼれ種が発芽し、育ったものと思われる。
 実は、昨年も数本が発芽し、この程度までは順調の育ってくれていた。ところがである、あの灼熱の8月が訪れると、下部の葉より茶枯れていき、結局☆彡となってしまったのである。
 体感では、昨年を遥かに上回るほどの炎天の日が続いている。あまり期待はせずに、静かに行く末を見守っていくことにしよう。

 📸2024年7月23日:文字通り、バルーンフラワーである。そろそろ破裂しそうだな 笑
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 花びらが三枚であったり、四枚であったりしたあの白色のキキョウである。
 また、つぼみを精一杯膨らませ、いまにもほころぼうとしている。これは、いま見る限り、正統派のキキョウ、五弁のキキョウのようだ。



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あまりにも奔放過ぎる団十郎もどき(?)

2024年07月22日 10時41分20秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年7月22日:シキンカラマツ、まだ咲くには若すぎるのか?
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 当地方に限ったことではないようだが、今日も猛暑日である。
 日々こんな状況が続いている。花ばかりでなく、ヒト属さえ乾涸びてしまいそうなのだ。

 さて、シキンカラマツのことなのだが、いまだ時至らずといったところか。
 花茎は二本ほど上がっている。まだ若過ぎるのか、つぼみの数はあまり多くはない。
 薄紫の萼片と、レモンイエローのしべとを脳裏に浮かべ、早く咲けよと檄を飛ばす。

2024年7月22日の変化朝顔:姿形が整わない「団十郎もどき(?)」

 📸2024年7月22日:なんて咲き方するんだろう。ある意味、団十郎もどき(?)の面目躍如というべきか。
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 📸2024年7月22日:ちょっと引いて撮ってみる。腰折れし、花びらが裂けているのがわかる。
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 自由奔放と言えば聞こえはいいが、まったく無軌道な咲き方なのである。
 花色は団十郎と言ってもいいようだが、その形たるや不揃いで整っておらず、似ても似つかぬ姿と言っていいだろう。

 📸2023年8月2日:これは昨年の画像だが、機嫌のいい時はしっかりと丸咲きとなるのだがね。
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 変化朝顔では、10㎝を越えるモノを「大輪」と呼ぶ。ちなみに、5~7㎝程度が「中輪」で、これより小さなモノは「小輪」と呼ぶ。
 画像の花茎は10㎝を越えるので、大輪と呼んでも差し支えはない。そう、この状態で咲いてくれれば「団十郎」なのだろうが、乱れて咲いちゃうから「団十郎もどき(?)」だなんて揶揄されることになる 笑


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ツインズと呼んだあのタマガワホトトギスが一輪開花した(変化朝顔の話も添えて)

2024年07月20日 12時18分00秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年7月20日:つぼみと花と、そして、三稜形の蒴果とともに。
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 📸2024年7月19日:水滴を思わせる、この腺毛状突起がチャームポイント。
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 高山性の山野草は荷が重い。特に、午前7時を前にして30度を突破し、午前中には35度にもなろうかという昨今、とてもじゃないが夏越しなど出来ようはずがないではないか。
 そこへいくと、ホトトギスの仲間はまだまだ荷が軽いように思う。
 とは言え、チャボホトトギスを一年で☆彡にしてしまったり、スミレイワギリソウを二年ほどで枯らしてしまうほどの凡庸な園芸愛好家には、天候のせいにするまでもなく技量の乏しさ故との自覚がないようである。
 まぁ、晩夏ともなればシロバナホトトギスやらキバナホトトギスも咲くことだろう。もちろん、長年、猫の額に仮住まいを決め込んでいるあのホトトギスもちらほらと咲き始めるに違いない。高望みせず、身の丈に合った山野草との共生を楽しむに及はないと思う昨今なのである。

 📸2024年7月19日:梅雨明けとともに全開となったオゼミズギク。
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 📸2024年7月19日
 それにしても、このキクは総苞片が幾重にも連なり立派なのである。
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 糸のごとく、ことのほか幅の狭い舌状花に驚く。毛に包まれ、幾重にも連なる総苞片も印象深い。
 尾瀬では、黄の絨毯のごとく咲き誇るという。その様を瞼に浮かべながら、たった一輪咲いたオゼミズギクを撮っている。

2024年の変化朝顔:こぼれ種から芽生えた朝顔は・・・・・・?

 📸2024年7月20日:水切れで息絶え絶えだった団十郎もどき(?)
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  注)この種子は、国立大学法人九州大学から提供されたものである。

 📸2024年7月20日:まだ咲き切らぬ団十郎もどき(?)。これは明日の楽しみだね。
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  注)この種子は、国立大学法人九州大学から提供されたものである。

 団十郎朝顔は、次のような要件を備えているとされている

 黄蝉葉 栗皮茶 丸咲 大輪(きせみば くりかわちゃ まるざき たいりん:通称<団十郎>)
 黄緑色に変化した蝉葉(葉の形)で、花色は栗の実の皮のような黒みがかった赤褐色を呈す。
 花の形は野生型標準形で変異が無い丸咲きの大輪系を市川団十郎好みの色にちなんで団十郎と命名された。


 この団十郎もどき(?)は、2022年8月29日、隣の藪で発見した。その時の日記が残されている。

ちょっとお出かけウォーキング 野の花を撮る - Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

📷2022年8月29日:おやっ、これは?おやっ、これは、あのひそかに人気の団十郎ではないのかい?すぐ隣りの藪の道路沿い、っていうより、自邸の駐車場の脇に得体の知れない朝...

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 それから足掛け三年目となるのだが、この個体は昨年使用していたプランターから芽生えたモノを小さな鉢に取ったものである。そう、こぼれ種からの発芽なのだ。
 猫の額の団十郎もどき(?)は丸咲きだけにとどまらず、切れたり、裂けたり、裏返ったり、丸まったりと一様ではない。そう、いろいろな形状を示すのだ。だから<丸咲き>という要件から外れるため、<団十郎もどき(?)>と名乗っている。

 📸2024年7月20日:今日の変化朝顔<青並葉木立紫覆輪星咲>の様子。
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  注)この種子は、国立大学法人九州大学から提供されたものである。

 青並葉木立紫覆輪星咲が、毎日一輪、二輪と咲いている。相変わらず草丈は伸びぬままだが、それでもやっと30㎝に届こうかというくらいかな。
 木立の矮小種、猫の額にはお似合いの変化朝顔と言える。


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