Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

まっ、まさかのオオバノトンボソウかな!?

2022年06月30日 19時05分00秒 | みんなの花図鑑


   📷2022年6月30日:堀兼・上赤坂公園に寄ってみたら、こんな草が生えていた!?

 今日は、野菜を求めてJAいるま野 あぐれっしゅ げんき村を訪れた。無駄に陽気なネーミングだが、単なる農産物直売所なのである。
 我が家から車で15分ほど、すぐ近くに直売所があるってとても便利であるし、その上、リーズナブルなお値段で新鮮野菜が手に入るのだから、こんなに嬉しいことはない。
 いや、今日の主題はここではない。早々に野菜を調達し、向かった先は堀兼・上赤坂公園である。4~5年前までは、よくウォーキングで訪れた。ところが、猫の額に野草が増えるとともに足が遠のき、今回は久方ぶりの訪問となる。せっかくだから周回コースを歩いて来よう。

 歩き始めてすぐ、目に付いたのがこの野生ランの仲間、カメラに収めて調べてみると、オオバノトンボソウのようだが・・・。

   📷2022年6月30日:11時59分、上記の写真を撮ってから2時間も経たぬうちに、もう花は萎んでいた。

 オオバノトンボソウ、ラン科ツレサギソウ属の多年草で、本州から九州と幅広く分布し、山地の疎林下や丘陵、草地などに見られるという。
 え~っ、初めてなんですけど、お目にかかるの。一つひとつの花がとても小さく、その上、とても淡い黄緑色の唇弁花がまばらについているのだが、その色のためか、最初、どこに、どんな具合に花がついているんだろうと、ちょっと戸惑う。

   📷2022年6月29日:ユリの仲間かな? オニユリ? こんなところに!

 この時期、野の花たちはお休みを取っているのか、他にはこれといった花に遭遇できない。
 家人は、付き合うのはごめんだとばかり、車の中で涼んでいる。待ちくたびれているかと思い足早に周回コースを巡っていると、木立の陰で零余子を付けた草がただ一本傾いでいた。なに? 何、これ? ユリの仲間の花後ですか? って言うか、花を付けたとは思えないし・・・? かつて見たことがあると言えば、オニユリの姿だが、それとは違うような気もするし・・・。
 ここでは、ウメガサソウも見られるらしい。入っちゃだめよとばかりにビニール紐で結界が作られていたが、そんな現場を撮ることもなくj、足早に通り過ぎ車へと戻った。


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斑入りツユクサと、ミヤマハンショウヅル四姉妹(長女を除く)

2022年06月29日 13時43分03秒 | みんなの花図鑑


   📷2022年6月29日:撮影時間は10時18分である。家事仕事で、地植えの方の水遣りがちょっと遅くなってしまった。

 月草に 衣は摺らむ 朝露に 濡れての後は うつろひぬとも(巻7 1351)
(読み:つきくさに ころもはすらむ あさつゆに ぬれてののちは うつろひぬとも)

 朝咲き 夕は消ぬる 月草の 消ぬべき恋も 我れはするかも(巻10 2291)
(読み:あしたさき ゆふへはけぬる つきくさの けぬべきこひも あれはするかも)

 ここで言う「月草」とは、ツユクサ科ツユクサ属の一年生植物であるツユクサ(露草、鴨跖草、鴨跖)のことである。
 なぜ、そのように呼ばれたのだろう? 「暦生活」さんのサイトでは、

「月草は、露草の古名です。昔はこの花の汁で布や紙を染めたので「着き草」や、臼で搗く「搗き草」が転じたとされ、かつては染料として栽培されていましたが、この摺り染めでは色が定着せずに消えてしまうので、はかない恋の象徴として歌に詠まれました。」(「かさねの色のコラム」-「月草」の項)

との解説を付している。
 ご存じのように、ツユクサは早朝に咲き、午後には萎んでしまう一日花。そんなツユクサに、やるせない恋に身をやつす自分を重ね、身も心も儚く消えいってしまう、などと嘆いて見せる。乙女心の哀しびがひしひしと伝わってくるよね。そう、ツユクサには、それ自身にさまざまなストーリーが秘められているのかも。

 さらに、斑入りという現象は、園芸愛好家に特別な感興を与えるのかもしれない。
 いまでは路傍の花と化したツユクサでさえ、斑が入ることによりなんとも言えない興趣を帯びてくる、そんな気がしてならないのだ。

   📷2022年6月29日:11時59分、上記の写真を撮ってから2時間も経たぬうちに、もう花は萎んでいた。

 1日花というより、午前花だな。昼頃にはもう花びらを閉じてしまう。
 斑の入り具合はそれぞれに異なる。気まぐれとしか思えないほどに、法則性は感じられないようだ。そう、万葉人の恋にも、法則性がないのと同じように。

   📷2022年6月29日:チングルマがもう一花咲かせたようだ。

 油断していた。もう、チングルマは終わったものと思い、南側を遮光ネットで覆ったビニ温(もちろん、ビニールは外してあるが)棚にお引越し願っていた。
 かえって、それがよかったのかな、二番花が咲き出していた。生まれ故郷とは程遠い40度近い気温に驚きながら花をつける。頭が下がります<(_ _)>

   📷2022年6月29日:ミヤマハンショウヅル四姉妹のうち、次女です。

   📷2022年6月29日:ミヤマハンショウヅル四姉妹のうち、三女です。

   📷2022年6月29日:ミヤマハンショウヅル四姉妹のうち、四女です。

 昨日もご覧頂いたミヤマハンショウヅルだが、その折もあと2つほどのつぼみが見られるとご紹介した。
 今日は、四姉妹に内、次女から四女を揃ってアップさせて頂いた。
 えっ、四姉妹の長女は何処にですって? それは、ほれ、あの白髪白髯に身をやつしたあの綿毛がそれなのである。


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つぼみが萌し 花が開き 時至れば実が稔る

2022年06月28日 16時14分45秒 | みんなの花図鑑

  📷2022年6月26日
  ミヤマハンショウヅルが開花の兆しを見せている。
  (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)
 菩提寺から盆供・護持会費を銀行振り込みか現金書留にて送れとの封書が届いた。
 コロナ以前は、いちいち寺へと赴き、手渡しをしていたのだが、さすがに仏道に帰依する者とてコロナを折伏すること能わず、2020年以降上記のように変更になった。
 納期が近づいてきたので、すぐ近くの大規模団地内にある郵便局で手続きをしようと重い腰を上げた。そう、今日の最高気温は35度止まり、明日は37度が予報されているので、行くなら今日でしょ、って自分を励ましながら。

 いや、いや、35度でも十分に暑いのである。ここを境として「猛暑日」となるのであるから。最近、よく耳にする「40度越え」に関しては特別な呼称は存在するのかな、なんて暢気なことを考えて歩いていたら、「グツグツ、ブクブク」「ボコボコ、グラグラ、・・・・・・」、妙な音が聞こえたような気がした。
 そんな音など聞こえるはずもないのだが、まさにこの暑さのせいで血管が泡立つような錯覚に陥る。うん、今日でさえ、それほどに暑いのだよ。

 ミヤマハンショウヅルが、その暑さも何するものぞと成長を続けている。6月26日には、萼片が裂けた。

   📷2022年6月26日:かたや、ロマンスグレーに染まり、その存在感がさらに増したかのようなミヤマハンショウヅル! 

 送られてきたときについていたつぼみは、いま白髪白髯と化している。こんな花後の姿もいいものだ。

   📷2022年6月28日:随分と間が開いたが、これで二輪目が開花したことになる。

 一輪目が萼片を落としたのはいつの事であったか。かなり蔓も伸びてきているので、コントラストが美しい。
 まだ、二つほどつぼみが萌してきている。これからも酷暑の夏にあって、涼し気な姿を見せてくれることだろう。

   📷2022年6月26日:葉が平開したアサマリンドウの頭頂部。

 アサマリンドウである。昨年仲間入りしたのだが、狭山のあまりの暑さにひるんだか、花を咲かせることなく、瀕死の状態で生き延び、年を越した。
 だから、どこに、どのようにつぼみが芽生えるのか想像もつかなかった。
 昨年は1ポットに二芽入っていたようだが、現在は三芽ほどが小さな鉢に息づいている。それでも、一つ増えている。
 いま、その一茎の頭頂部をご覧いただいている。よく見ると葉が平開した状態になっている。どうも、この辺りににょっきりとつぼみが湧いて出てくるようなのだが・・・。

   📷2022年6月26日:花期は9月から11月とされている。まだまだ容易なこっちゃない。

 三重県の朝熊山(朝熊ヶ岳)で発見されたGentiana、そう、リンドウ属なので、アサマリンドウと名乗っている。
 では、種小名のsikokianaとは? 四国産ってこと。あるサイトの記事によると、四国の山ではポピュラーな花なのだという。
 そう、そう、花の付く位置だったね。Wikipediaの解説によると、「茎の先端と上部の葉腋」とあり、さらに「青紫色の花を上向きに数個つける」とある。
 てぇ~ことは、この頭頂部の中心辺りからつぼみが出現するってことなのだろうか。

   📷2022年6月26日:ゴーヤの実が結実した。この調子で実ってくれると糠漬けが楽しみだ。

 ゴーヤの苗が大きくなってきた。今年は、幸先よく最初に受粉作業を行った雌花が結実した。
 グリーンカーテン、期待しているのだが、どうなることだろうか。

   📷2022年6月26日:こちらも夏の実りの一つ、利休草の実である。

 利休草、またの名をビャクブ(百部)という。ビャクブ科の多年草で、こちらも蔓性の植物である。
 こちらもすでに実りが見られた。茎の曲、葉の茂り具合も興味深いが、この実も面白い。

   📷2022年6月26日:ぽつり、ぽつりと咲いてくれる。楚々とした花だ。

   📷2022年6月26日:つぼみが萌し、花が開き、時至れば実が稔る。自然の理のままに。

 つぼみが萌し、花が開き、時至れば実が稔る。
 自然の理と言えばそれまでのことだが、あ~、その自然のままに生きることの難しさよ。


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PCのテスト・ランで、ウメバチソウにズームイン!

2022年06月25日 19時56分00秒 | みんなの花図鑑

   📷2022年6月23日:花の小道で赤花サワギキョウに出会った。鮮烈な赤が目を射る。

 今日も朝からPCと格闘していた。昨日から、動きがとろかったのだ。こんな環境では、とてもじゃないが使えたもんじゃない。
 そこで、[Sift]キーを押しながら再起動し、詳細オプションから復元ポイントを利用して復元を試みる。
 午前中いっぱいかかってしまったが、今回はこれで事なきを得たようだ。
 いまのところ、そこそこ動いている。でもなんか妙な感じが脳内に滞っている。まぁ、試運転っていう感じかな。
 そんな負の感触は大事にしたい。念のため、復元ポイントを作成して、この日記を書いている。
 そんなこんなで新たな写真を撮る時間はなかった。そこで、6月23日にブラ散歩で撮った数枚を上げておこうかな。そう、今日はテスト・ラン!

 とても鮮烈な色を纏った赤花サワギキョウに出会った。僕が、かつて、「花の小道」と名付けたかぎ型の路地がある。そこには、競うように数件のお宅が花鉢を並べている。いつ通っても、その一角は花で満たされているのだ。
 一般的に、濃紫色のサワギキョウはよく見かける。それが脳裡にこびりついているからか、なおさら赤色が胸に沁みた。

   📷2022年6月23日:もう盛りは過ぎちゃったみたい。アジサイも、この暑さでうだっていた。

 小中学校の間に施設されて遊歩道、そこにはアジサイが植栽されている。
 6月も下旬となると、もう盛りは過ぎたって感じなのだろうか。

   📷2022年6月23日:装飾花も真の花も、ほれ見てごらんと伸び伸びと萼片を伸ばしていた。

 そんなアジサイの一つに、ズームイン! そのメロウなフィーリングに、心も和むかのよう。

   📷2022年6月25日:堪え切れず、テスト・ランでウメバチソウにズームイン。

 やおら小庭に出てウメバチソウにズームイン。
 PC、意外や意外、調子が元に戻っているようなので、画像を取り込んでみたくなった。
 この辺りは、37度の予報が出ていた。実際、そのくらいの温度は十分に体感している。血管が泡立つようだ。大袈裟じゃないのだよ。
 鉢には、朝から何度か水遣りしているが、すぐに蒸散して葉が項垂れる。そのなかで目に付いたのがウメバチソウの花芽、だと思うのだが・・・。
 フォトショでトリミング。ほぼ順調に仕事をこなしてくれたようだ。

   📷2022年6月23日:こちらは、斑入り葉のツユクサだ。

 今年初めてのツユクサが開花していた。これは斑入り葉。
 いや、もっと鮮烈な色分けがなされている株もあるのだが、それはまだ花が付いていない。
 そいつが咲いたら、是非ともご覧頂きたい。雑草とは言え、フツーに綺麗だよ!


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クサボタンのつぼみが膨らんできた件 と 食い気に走った話

2022年06月24日 11時45分00秒 | みんなの花図鑑

  📷2022年6月23日
  クサボタンである。キンポウゲ科センニンソウ属の半低木である。
  (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)
 けっこう痛々しい姿でカメラに収まってくれた。葉っぱの所々が食いちぎられている。虫さんかな?
 キンポウゲ科センニンソウ属の半低木と言われるクサボタンである(全草に毒成分を含むって言うけど、虫さんたちはお構いなしだね 笑)。

 そう、問題は、この半低木ということだ。えっ、木本だったのだ! という驚き。その後、後ろめたい思いが背筋を走る。
 実は、リベンジ木なんだ。数年前、緑化植物園の山野草店で苗を買ってきた。年越せなかった。そんなに難しい植物じゃないのにね。ヘタッピーなのだよ 泣

 そこで、昨年再度苗を通販し、高さ1mほどに育ち、花もたくさんつけてくれた。
 リベンジ成功かと思われたのだが・・・。
 それを年末に地上部が枯れたので、何を思ったか根元からバッサリと切ってしまった。
 そう、木本なのである。いま思えばね。木本なら切っちゃだめだろうってことだよね。せっかく育ったのに。木だったら、そのままにしておけば、翌年その枝から芽が出て、葉も茂り、大きくなったのかな? だめだね、不勉強で。
 という訳で、もう一度、一から出直してま~す♪

   📷2022年6月23日:ほら、色が濃くなってきた。ミヤマハンショウヅルのつぼみのことである。

 そう、キンポウゲ科センニンソウ属と言えば、先日ご紹介したミヤマハンショウヅルもその仲間なのである。しかし、この子は鉢植えだからか、虫には好かれないようだ。確とした理由はわからない。むしろ、新葉が出ているこちらの方が虫に好かれそうな気がするのだが。

 一般的に、キンポウゲ科のすべての植物に見られるとされるのがプロトアネモニンという毒素(有機化合物)である。この毒素、日本薬学会によると、「皮膚や粘膜に対し刺激性が強く、引赤(皮膚に軽い刺激を与え、その部分に血液を集める作用)、発疱性がある」との解説を付している。
 このキンポウゲ科の毒素を話題とするとき、いつも不思議の思うのは、ニリンソウの新芽をお浸しとして食する地域があるということ。ニリンソウも歴としたキンポウゲ科の植物なのであるから、当然、この毒素が含まれているというのにである。
 あなたは、ニリンソウのお浸し、食べたことがありますか?

   📷2022年6月21日:追加で届いた渦小人の種。蒔いては見たが、どうも出物は出てないようだな。

 今年も渦小人の出物には見放されたようだと、NHKみんなの趣味の園芸に投稿したら、変化朝顔の師匠から追加の種が送られてきた。いつもお気遣いありがとうございます<(_ _)>
 押っ取り刀で半分ほど蒔いてみたが、尋常な発芽ばかりのようで、どうも今回も透かされてしまったようだ。
 今朝がた、また追加で蒔いてみたのだが、どうも出物には縁がないのかもしれない。

   📷2022年6月21日:緑化植物園から買ってきた3ポット200円のゴーヤ、雌雄の花が揃ったので、初受粉!

 変化朝顔の出物に縁がなさそうなので、食い気に走ることとした 笑
 そういう訳でもないのだが、ゴーヤの初受粉をした。昨年は、大して収穫できなかったので力が入る。「とったど~~~!」と大声で叫べるといいのだけれど。
 
   📷2022年6月9日:径が6~7㎝ほどに育ったコールラビ。こちらは、そろそろ収穫だ。

 こちらは、球径が6~7㎝ほどの育ったコールラビという地中海北部を原産地とするアブラナ科の野菜。このように球状に肥大した茎部を食用とする。
 サラダ蕪などと一緒に混植していたら、虫さんたちの食べ放題攻撃で惨憺たる結果に。なかでもよさそうな苗を数株救出し、やっと食べごろとなってきた。
 サラダでも、煮物でも、なんでもござれのオールラウンダーのようだから、結構面白い存在になるかも。ちなみに、サ〇タのタネでは、「コールラビ ミックス」というのが販売されている。


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