📷2022年4月28日:丁字草が花開いた。
ブロックの目隠しにと思い、簾で覆いをしていた。
三年ほどになるだろうか、あまりにも見苦しいので張り替えてみた。
気をよくしたのか、暖かな日和のせいかはわからぬが、丁字草(キョウチクトウ科チョウジソウ属チョウジソウ)が次々と花開いていく。
えっ、なに? 電信柱の覆いはまだかって。はい、はい、只今、手配中であります 汗
📷2022年4月28日:キョウチクトウ科チョウジソウ属の多年草である。薄いブルーの花が印象的だ。
今年は殊の外花付きがいい。たまには、こんな風に上手くいくこともある。
控え目なブルーの五弁花が心和ませてくれる。
📷2022年4月28日:Pretty flowers are poisonous. これ、洋の東西を問わず、真理のようだ。
そんな彼女にほだされて、花被片にくちづけを、なんて不埒な事は考えないように。
チョウジソウ、キョウチクトウ科だということを思い出してほしい。キョウチクトウ同様、本種にも全草にアルカロイドを含み有毒なのだから。
2022年4月28日:シラユキゲシ、ケシ科シラユキゲシ(エオメコン)属の多年草だが、カナダケシに似ているというが・・・。
丁字草の花が開いた朝、カナダケシ(サンギナリア・カナデンシス)の花が散った。
そう言えば、時を同じくして咲くというシラユキゲシが咲くお庭があったっけ。
という訳で、ちょっと足を伸ばして撮ってきたのが、上記の写真。
ケシ科シラユキゲシ(エオメコン)属の多年草だが、カナダケシに似ている花としてよく名前が挙げられる。
確かに、花の色と葉の形状は似ているようだが、まったく異なる印象を抱くのは私だけだろうか?
📷2022年4月28日:ちょっと回り道をしてニセアカシヤの花も見てきたよ。
すぐ近くの林にはニセアカシヤが咲いていた。
似ているとか、偽物とか、植物の世界も面倒な世界のようだ。
📷2022年4月28日:花だから鈴生りという表現はおかしいのかな? これだけぶら下がっていると壮観だよね。
ニセアカシヤ、マメ科ハリエンジュ属の落葉高木で、標準和名はハリエンジュという。
なにが偽なのか? 明治の頃に輸入されたらしいのだが、当時はアカシヤと呼んでいた。その後、あろうことか本物のアカシヤが入って来たので偽を冠したんだとか。
もう一つ、標準和名のハリエンジュという名だが、幹や枝に棘のあるエンジュの意味なんだそうな。そう、標準和名の方も、エンジュ、マメ亜科エンジュ属の落葉高木に対して使われる。なかなかどうして疑惑に満ちた存在の木本なのである。