猫の額の草々に捗々しい進展が見られない。業を煮やし、通販で春の花を取り寄せようかとWebブラウジングしていた。年に数度出掛ける近くの園芸店のサイトを覗いていると、「山野草を入荷した」との記事が目に飛び込んできた。
この日(1/26)は、9時にクリニックの予約があり、さほど診療時間も要しないため、その足で園芸店に立ち寄った。そう、春の花を贖うために。
求めたのは6点。トップに掲げたエロディウム:ペラルゴニフォーラムに始まり、ヤブコウジ、三段咲き雪割草、糸葉スイセン、黒葉スミレと知られるビオラ・ラブラドリカ、そして、昨年、一昨年と同所で購入したキクザキイチゲを今年もレジカゴに忍ばせた。
📸2024年1月26日:ヤブコウジ、こちらが表のつもり。
( 画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰)📸2024年1月26日:私って、裏も凄いんです!
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ヤブコウジは春の花じゃないね。だけど、あまりに赤い実が美しかったから。
それと、この木本を見ると、知らずに手が伸びてしまう。決して難しい種類ではないのだけれど、何度も、何度も枯らしているのでトラウマになっているのかも。
あ~っ、また買ってしまったぁ~。。。
坪庭の雪割草、珍しく葉を枯らすことなく年を越したというのに、まだ花芽が見られない。咲かんのかな?
そんな心情であったがために、手頃な出物があれば求めたいと思っていた。それが、入り口を入ってすぐの棚に、「三段咲き 雪割草 780円」とあったので、迷わずレジカゴにプットイン!
何度となく購入したことがあり、時期ともなれば都市緑化植物園にて開催される展示会にも訪れていたので、標準花、二段咲き、三段咲き、唐子咲き、千重咲きなど、いろいろな咲き方があることは知っていた。
三段咲きや千重咲きなど、結構いいお値段で、しかも、標準花でさえ再三枯らしていたので手に取ることを控えていた。その三段咲きが780円なのである。でも、1ポットしか買わなかったよ。まずは、様子見。また、枯らしちゃったら元も子もないからね。
📸2024年1月26日:ヨーロッパ原産の糸葉スイセン。
( 画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰)📸2024年1月26日:形状からペチコートスイセンなどとも。
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1月14日放送のNHK趣味の園芸「早春の山野草を楽しむ」において、欧州原産の糸葉スイセンを取り上げていた。そう、フクジュソウや雪割草に交じって、新しい山野草の一つとして紹介していたのである。
もう、花も終わりに近いと思うのだが、これも何かの縁とばかりに連れ帰ったのである。しゅっとした小体な立ち姿、なかなか面白いよ。
番組でも言っていたが、固定観念にとらわれることなく、原野に咲く花や園芸種などを鉢取りし、山野草としてその芸を愛でる、有りだと思うね。
ビオラ・ラブラドリカ、どんな花であろうかと、帰宅後、検索してみると。
「ビオラ・ラブラドリカを植えてはいけない!?」なんて記事に行き当たった。おい、おい、なんか危険な臭いがするなぁ~。
記事を読んでいくと、次の三つの理由によるという。
・増えすぎる
・不快害虫が発生する
・交雑しやすい
どうも、驚異的な繁殖力を示すらしい。さらに、ツマグロヒョウモンの幼虫が発生する可能性が高く、他のスミレ属と交雑しやすいのだとか。
無問題! でも、とりあえず、鉢植えで楽しんでみようか。
八幡神社は旧入間川村の総鎮守とされるが、度重なる火災のため創建年代などの古史は焼失してしまったという。
当社のHPには、「源氏一族の保護により、武門の神として隆盛をみて後世、新田義貞の信仰厚く一時『新田の八幡宮』と称されたこともある。」とある。
狭山に転居してから三十有余年になるが、毎年正月には八幡宮に初詣に出掛けている。
この花手水が飾られるようになったのは、いつのことからだったか記憶にない。ガーベラ、艶やかだね。受験生ばかりでなく、被災された方々をも含めて、誰もが希望をもって常に前進していきたいものだと思う。
2019年以前は元旦の午前中に参拝していた。そう、全日本実業団対抗駅伝競走大会を見ながら昇殿の順番を待っていたものである。
2020年以降、ご存じの疫禍が猛威を振るう。必然、込み合う所は避けたいわけで、睦月のうちに参ればいいかとずぼらを決め込んでいた。
どうも、それが倣い癖となってしまったようで、今年も20日の参詣である。同じような方々がいらっしゃるようで、2020年以降も我が家一組だけということはなく、数組が相乗りなんてことも珍しくはない。
毎年、Mさん宅のセツブンソウを楽しみにしている。この花を見ると、やっと春の帳が開け放たれたなどと思うのである。
まだ早かろうと思ったのだが、近くを通りかかったので覗いてみた。たった一輪、土にまみれて顔を出していた。
東京の桜も、3月17日ごろの開花が予想されている。もの皆すべからく、早めに動き出しているのであろうか。
猫の額の草々には、目に見えた変化はほとんどない。そう、撮るモノがないのだ。
ネタ探しのブラ散歩にいってみようか。
まず出逢ったのはマンリョウ。
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平野の森の北に位置する林縁、かなりの数のマンリョウが確認できた。
ここから北進してHCのある入間川地区の貸し農園付近を目指そうか。
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すぐ近くにある幼稚園に屹立するイチョウの裸木。
葉に包まれていた時からは想像ができないくらいスマートだ。
ヒト属も虚飾を捨てると、しゅっとした素顔が見えてくるのかな。
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貸し農園の付近には、大きなイイギリが2本生えていた。
珍しく鳥たちが屯している。
さては、他の餌が乏しくなってきたので、イイギリの実に辿り着いたか?
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例年に比べすっきりとしていると思ったら、奥の木が伐採されていた。
それこそ、いま切ったばかりといった様相を呈している。なぜ?
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周囲に散り敷かれたイイギリの実。
おい、おい、鳥たちよ、もっとお行儀よく食べたらどうなんだい。
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ここには、「ボケ畑」(?)と思しき一角がある。
100坪ほどの敷地に、何十、何百とあると思われるのだが、移植のために抜かれた形跡はない。
10年ほど前からの散歩コースだが、いまも変わらず、ずっとここで肩を寄せ合って生きている。
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ひと花くらいほころんでいないかと、あたりを行ったり来たり。
いく分膨らんだつぼみは見かけるが、なかなか開花を見つけられない。
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すでにご覧に入れたダブルのつぼみである。
その動きは遅々としたものだが、一番花となりそうなつぼみがこれかな。
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上記と同じ株だが、ここにもいくつかつぼみが見える。
昨年、農産物直売所から連れ帰ったモノを地植えとしたのだが、今年もいい仕事をしてくれそうだ。
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そもそも、猫の額のクリスマスローズはこの株を嚆矢とする。
昨年も多くの花を付けてくれたが、あまりに大株になったので株分けをした。
一株は坪庭から南の小庭へと移し、もう一株はお向かいさんに里子に出した。
ダブルのクリームで、糸ピコティが上品さを醸す。いく分早い芽出しかもしれない。
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こちらは、上記の糸ピコティ ダブル クリームの子孫である。
いま、何世代にわたって、各所に息づいているのだが、その中の一つである。
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あっ、そう、そう、フクジュソウも随分と形が露わとなってきた。
葉となるであろうと思われる形状のモノも萌している。
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反対側から見るとこんな感じ。
しかし、昨年購入した折り、こんな形状していたかな。
いや、違う。もっと花茎が伸びて、その上につんとつぼみが乗っていたようなのだが。
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当地から南西に83.18 km(51.69 マイル)、そこに富士山が屹立している。
年に一度、北口本宮浅間神社に参拝していた。疫禍前の話だけどね。
昨年、久しぶりに詣でた。車だと1時間半ほどかな。
でも、こうして、ここで、富士山を臨むと、ほんのひと跨ぎのような気がする。
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