📸2024年5月24日:駐車場の楓を見上げると、果実の翼が鮮やか色に色づいていた。
📸2024年5月24日:高麗神社の大鳥居。
📸2024年5月24日:参道から拝殿を臨む。
📸2024年5月24日:国指定重要文化財 高麗家住宅(こまけじゅうたく)に貼られていた大宮御宝印札。
5月24日、日高の直売所に野菜を調達しに行った折り、すぐ近くにある高麗神社を訪れた。出世開運・事業繁栄・子孫繁栄・延命長寿といったご神徳で知られ、斎藤 實/若槻禮次郎/浜口雄幸/平沼騏一郎/鳩山一郎/小磯国昭など、参拝後「内閣総理大臣」に就任された方々も多いという。
駐車場に車を止めると、すぐ側にある楓が目に入る。所々、赤みが差しているのでカメラで覗くと、果実の翼が鮮やかに色づいていた。
拝殿で参拝後、久方ぶりに高麗家住宅の方へと足を向ける。いままで気付かなかったが、軒桁の辺りに「 大宮御宝印札(おおみやごほういんふだ)」というのが貼られていた。これは、牛玉宝印(ごおうほういん)の一種とされ、江戸時代より五穀豊穣・家内安全・延命長寿・災厄除けなどの御神札として氏子の家々に配布されてきたのだという。
📸2024年5月28日:北岳ミヤマクワガタ & 北岳ミヤマハナシノブのいま。
📸2024年5月28日:やはり、栽培種カッコウセンノウは強い。このほかにまだ2鉢萌芽している。
📸2024年5月28日:シライトソウ、ダメかな、なんて思っていたけど、いまごろちょろちょろと芽生えてきた。
2024年04月02日の日記で、「ヤフオクで、シライトソウ、ミヤマクワガタ、カッコウセンノウといった山野草の種を入札した。おまけに、ワタナベソウ、ミヤマハナシノブの種が付いてきた。」と記述した。
2024年04月19日の日記では、「カッコウセンノウは想定内の発芽であったが、あとの四種に関してはあまり期待はしていなかった。それが、ミヤマハナシノブ、ミヤマクワガタが発芽してくれたので上々吉と言えよう。」と記述した。
そして、いま、四種目のシライトソウの萌芽を見たのである。いずれも、今年の花は望み薄かもしれない。ワタナベソウは残念だったけど、時期を違わずに蒔けば、山野草の種蒔きでもいい結果が出るかもしれないと知ったことで、可能性はグンと広がったことと思う(Dream will come true.)。
そう、「葉水✖キケン」と改めて記述されていたように、なかなか気難し屋の草本だったのである。
それでも、5月に入ると、上記の記事の通り、2~3の芽が立ち上がってきた。ひょっとしたら、と思ったものである。
📸2024年5月28日:コクラン(黒蘭:単子葉植物ラン科クモキリソウ属の多年草)
📸2024年5月28日:今年芽生えた株の中を覗いてみると・・・・・・。
📸2024年5月28日:ほら、ちっちゃなつぼみの粒々が、しっかりと育まれていたんだよ。
2024年1月30日のこと、埼玉県日高市にある農産物直売所で珍しい山野草が販売されていた。それが、このコクラン(黒蘭)である。
その辺の顛末は下記に記述した通り。
「葉水✖キケン」とは、文字通り解釈するのであれば、葉に水をかけるなということであろう。葉に水をかけることなく、水遣りをしなければならないなんて、いままで考えてもみないことである。そう、注意しながら水遣りをしたつもりだが、2~3枚の葉が茶枯れていった。
さらに、水遣りに注意しながらその時を待っていたのだが、数日前に、葉の中を覗き込むと、ごみのような黒いナニモノかを発見した。うんっ、これこそつぼみであろうよ。
ここまで来たら、「細長い棒状の偽球茎の先に付くという暗紫色で、とても小さい地味な花」を見てみたいものである。
📸2024年5月26日:ヤブコウジ(藪柑子:サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木)
ヤブコウジである。十両という名でも知られている。
何度も購入してきたが、いつもダメにしてきた。それほど難しい花木でもないのに、縁がなかったのか。
今回、真っ赤な実がついた状態で送付されてきた。十分実を楽しんだ後、一斉にその実が掻き消えてしまった。鳥か?
それでも、いま、立ち上がっている茎それぞれに小さなつぼみがついてきた。ヤブコウジとも、やっとフレンドリーな関係になれたのだろうか。
📸2024年5月26日:センリョウ(千両:センリョウ科センリョウ属に属する常緑小低木)
「千両万両有り通し」--あのセンリョウである。「有り通し」はアカネ科アリドオシ属のアリドオシ(蟻通し)のことで、別名を「一両」という。この三種を一鉢に盛り、正月の縁起物とする。語呂合わせに過ぎないのだろうが、赤き実がたくさん実った様は目出度さを醸し出すのに打ってつけだったのだろう。
今年も正月にはこの千両を飾った。そう、万両などと分不相応な高望みはしない。
2月に入ってもなお、健在だったので、適度に切って数本挿し木としておいた。それが、たった1本だったが活着したようなのだよ。夏を越せたらめっけもんだね。
📸2024年5月26日:ツクシカラマツ(筑紫唐松:キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草)
📸2024年5月26日:ヒラタアブの仲間。この子たちはホバリングの名人だね。
ツクシカラマツは意外と増える。かと言って、邪魔にもならず、ある意味グランドカバーには最適かも。花の繊細さが、なんとも言えず愛おしい。
カメムシさんが大増殖しているという。農業を営む方々にとって、こんな小さな虫だけど、まさに天敵なのだという。
それ対して、このヒラタアブの仲間である。なんと、畑の益虫なのだという。すなわち、あの野菜害虫の代表格であるアブラムシの天敵なのだとか。ええこやな~。
📸2024年5月26日:コマクサ<ディセントラ>丹頂(駒草:ケマンソウ<ケシ>科コマクサ属の多年草)
「頭頂は裸出して赤く」とある。このコマクサ、「丹頂」とはよく言ったものである。
まだコマクサっぽくないが、いく分は大きくなっているようだ。成熟すると先端が反り返るというが、まだまだ先のようだね。
📸2024年5月23日:スカシユリ(透百合:ユリ科ユリ属も多年草)
坪庭で、何年となく咲いているユリが、今朝開花した。そう、新聞の拡材で貰ったあのオレンジ色のスカシユリのことだ。
確か、いろいろな種類があった筈なのだが、、この1本だけ生き長らえている。
今年も、10数個のつぼみを付けている。一度に咲いてくれると壮観なのだろうが、そうはいかない。下部から上部へと、一つひとつ律儀に咲いていくのだから、すべてが咲き揃った光景は己の頭の中だけの夢想にしか過ぎない。
📸2024年5月23日:リキュウソウ(利休草<百部とも>:ビャクブ科ビャクブ属の多年草)
利休草が咲いた。1.5㎝ほどの小さな花だが、一般的に花を愛でる草本ではないようだ。
つる植物がごとき流麗なラインを描く茎、爽やかさが薫るライムグリーンの葉を活かし、アレンジなどで重宝されているようだ。
いや、いや、適当にカットし、ちょっと洒落たカップにクシュクシュッと活けても、とても印象的なオブジェになると思うよ。
📸2024年5月23日:オクラ<エメラルド>(秋葵:アオイ科トロロアオイ属の一年草)
📸2024年5月21日:その名はエメラルド、稜角のない丸莢のオクラなのだそうな。
「エメラルド」とは、愛する人と結ばれる力を秘めたパワーストーンであり、「愛の成就」する力を宿した宝石として知られているようだ。なんと大それた名を持つオクラなのであろうか。
いつもの農産物直売所に赴いた折り、家人が「そう言えば、土が盛られた鉢がいくつかあったようだけど、このオクラでも植えたらどう? 1ポット110円とお安いことだし。」などと宣うた。
「いや、あれは変化朝顔用に準備したもので・・・、(もごもご)・・・、あっ、はい~、・・・(むにゃむにゃ)・・・、お、仰せの通りに」
という訳で、変化朝顔用鉢がオクラ用鉢として生まれ変わってしまったのである。
📸2024年5月22日:アネモネ・カナデンシス(アネモネ・カナデンシス:キンポウゲ科イチリンソウ属)
📸2024年5月22日:また、この花の咲く時期が来た。こんな顔して、意外と強靭な精神の持ち主なんだよ。
一度根付いたら、そうそうその場を撤退しない。それが、アネモネ・カナデンシスの真骨頂と言えよう。
何度も言うが、この花、「軽井沢発地市庭」で入手したものである。とある花卉店が出品していたもので、「ハクサンイチゲ」との名札が付いていた。
もう、5年ほど前の話である。花の育成を始めたばかり、日本固有のキンポウゲ科イチリンソウ属を育てることができると喜んだものなのだが・・・・・・。
ある花友さんのご指摘で、「ちょっと違うようだよ!」と諭された。それ以来、猛烈な勢いでテリトリーを広げていたこの花を引き抜き始めたのだが、居着いたからには決して姿を消すことはない。
📸2024年5月20日:コマクサ<ディセントラ>丹頂(駒草:ケマンソウ<ケシ>科コマクサ属の多年草)
📸2024年5月21日:なんて小さいんだっ! 危うく見逃すところだったよ。
この日(5/21)、地植えにしていた丹頂コマクサのつぼみを発見した。あまりにもちっちゃくて気付かなかったよ。カメラで覗いて、やっとそれと察しがついた。
この分だとまだまだ先が長そうだが、一応スタートラインには就けたようだ。花咲く時を待つ気分、存分に楽しめそうだよ。
📸2024年5月21日:ナチアワモリショウマ(那智泡盛升麻:ユキノシタ科チダケザシ属の多年草)
📸2024年5月21日:いまのところ、花茎は1本しか出ていないようだ。
この石灯籠の下がよほど気に入ったようだ。ナチアワモリショウマ、矮小性のアワモリショウマである。草丈25㎝ほど、小さな庭には打ってつけの草といえよう。
もうしばらくすると、真白き泡のような小さな花たちが石灯籠に彩を添える。
あっ、虫がいる! ちっちゃな虫が! アブラムシかな、これは駆除しないといけないね 汗