アネモネ・シルベストリス、全開である。数年ぶりに、ほころんだ顔をまじまじと見つめてみる。
うんっ、なかなかいい。いいのである。その柔和な笑顔が。
実は、軽井沢のとある直売所で、ハクサンイチゲと名札の付いたポット苗を買ったことがある。なかなか花は可憐なのだよ。しかし、その強靭な性情のゆえか、驚くほど増え、猫の額を席巻していったのだ。おかしいと思い、検索しまくり、どうもアネモネ・カナデンシスではないかと目星をつけた。
だから、「アネモネ」という語彙には若干忌避感を抱いていたが、このアネモネ・シルベストリスに出会い、いく分かは払拭されたようだ。
「ハルオコシ(春起こし) グリーンストレンジャー」の一番花がほころびつつある。
こちらは全開という訳ではないが、これからさまざまな容貌の変化を見せてくれることだろう。
今日、クサボタンの鉢の中で、アツバスミレ(三宅)が咲いていることに気づいた。もちろん、ナニモノかが育っていることはわかっていたのだが、あちこちでコロニーを形成しつつあるアケボノソウの一統ではないかと思っていたのだ。
2018年に買い求め、しばらくはしっかりと咲いてくれていたのだが、ここ1~2年予想外のところで芽を出し、育ちはするが閉鎖花ばかりで一向に咲いた株など見たことがなかったのだ。
どんな拍子で、急に開放花をつけたのか? 謎は深まるばかりなのだ。
📷2023年3年月31日 坪庭の南エリアで芽吹いたイワチドリ。 (画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
📷2023年3年月31日 こちらは灯篭の下辺りで芽を出している。 (画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
今年も、イワチドリが芽を出し始めている。数年前に地植えにし、ほんの少しだけ鉢植えで楽しんできた。
ところが、鉢植えの方を植え替えようとしたところ、ほとんど球根が消えていた。土に帰ってしまったらしい。
だから、この地植え組に頑張ってもらおうと思っている。いいよ、イワチドリの地植えも。ナチュラルな感じがね。
(地植えにしていたミノシライトソウを鉢取りしたのだが、いま、その際に紛れ込んだのか、イワチドリらしき個体が一つ、二つ芽を出してきている。)