Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

おっ、このセンブリは・・・? 自然は驚きに満ちている!

2022年10月30日 14時26分45秒 | みんなの花図鑑

   📷2022年10月23日:大きな勘違いをしてしまったセンブリであるが、花びらの枚数なんだけど、なんか変じゃない?

   📷2022年10月23日:ほら、クロスだよ、クロス! センブリは五弁花だと思っていたが、四弁花が混じってるよね。

 リンドウ科 センブリ属の二年草、センブリ(千振)である。
 昨年、一年目で咲いたムラサキセンブリと同じだと思っていたが、播種した折に種が混雑してしまったようで、花が咲いて後、センブリであることを確認した。誰とは言わないが、かなりの粗忽者のようである。
 このセンブリ、「花冠は約1.5cmほどで4~5裂する」とある。平たく言うと、「花びらは4枚から5枚だよ」っていうことだ。
 センブリは五弁花だと思っていたが、ご覧の通り、さほど多くない個体数だけど、四弁花が混じってるよね。

   📷2021年10月14日:アケボノソウも、四弁花は珍しくない。

 センブリ属の花にはよく見られる現象のようで、昨年育てたアケボノソウでも四弁花をよく確認したものである。
 
   📷2022年10月29日:地を這うように咲いていたセンブリ。あまりに小さいので見逃しそうだったけど・・・。

 猫の額の花だけでなく、外部でも何度も何度もセンブリの花は見ているつもりである。
 だけど、この三弁花だけは、ついぞ見たことがなかったよ。
 よ~く見てみると、花びらだけじゃなく、雄しべも3本しかない。花びらと雄しべの数はリンクするってこと?
 手の届くところにある自然、そんな閉鎖空間でさえ驚きに満ちた経験を目の当たりにすることができる、なんて言ったら大袈裟かな。


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黄花ホトトギス 絶賛開花中!

2022年10月29日 13時15分30秒 | みんなの花図鑑

7月13日から三か月半ほど、待ちに待った黄花ホトトギスがほころんだ!

  📷2022年10月29日:黄花ホトトギスの開花が現在進行中!
  (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)
 11月の声が鮮明に聴こえてきそうなこの日(10/29)、あの黄花ホトトギスの開花が進行中である。
 すでに何度も申し上げたことなのだが、長野県にあるつどいの里 八ヶ岳山野草園にて通販し、7月13日に届いた秋用の花のなかの一つである。

 その折、ホトトギスは三種取り寄せたのだが、玉川ホトトギスはホトトギスとしては珍しい夏咲きということで、8月1日、早々に開花した。
 黄花ホトトギスと白花ホトトギスは秋咲きということで、気長に待っていた。
 ホトトギスの仲間の開花は、早くて8月下旬頃からとされ、遅くても10月一杯が目途とされている。
 9月末から10月に入る頃、ぽつんとしたちっちゃなつぼみを確認した。
 ところが、一向に膨らむ気配がないことに業を煮やし、今年はこのまま立ち枯れてしまうのかと半ばあきらめかけていたのだ。

 あっ、浅原鏡村 作詞の「てるてる坊主の歌」、あの残忍なフレーズで有名な三番の歌詞、ご存じでしょ。

 てるてる坊主 てる坊主 あした天気にしておくれ🎶
 それでも曇って泣いてたら そなたの首をチョンと切るぞ🎶

 そう、園芸バサミを右手に持ちながら、思わず「咲かぬと茎をチョンと切るぞ」なんて口ずさんでしまったほどなのだよ。

   📷2022年10月12日:やっとそれとわかるほどのつぼみ。

 10月も半ばとなったのだが、まだ小豆粒ほどのつぼみなのだよ。先が思いやられるなぁ~。

   📷2022年10月24日:葉腋に注目! 「ごろごろと」という形容な大げさではないほどのつぼみを確認。

 ちょっと希望をもって眺められるようになったのが10月も下旬となった頃、葉腋に一つ、二つとつぼみが目立つようになった。こうなればしめたもの、開花も間もないのだろう。

   📷2022年10月26日:つぼみの下部をご覧いただきたい。外花被片の基部が膨らんでいるのがわかる。

 日増しにつぼみの形が変化していく。つぼみに特徴のある距(蜜壺)が目立つようになってきた。

   📷2022年10月27日:猫の額の庵主の恋情(?)で、ほどけていく黄花ホトトギスのつぼみ。

 一つ、二つとほどけていくつぼみ。
「あ~っ、花びらって本当に黄色なんだ!」--妙なところに食いついた猫の額の庵主の独り言。

   📷2022年10月28日:これなら、開花宣言を発してもいいだろう。

   📷2022年10月28日:黄色の地に焦げ茶色の斑がとてもいいアクセントになっている。

 日毎に姿を変える黄花ホトトギス。見ているだけで面白く、ある地点に差し掛かると一気呵成に咲き進む様はまるで秋の終わりを惜しむかのよう。

   📷2022年10月29日:一つ、また一つとほころんでいく黄花ホトトギス。

 咲かずに終わる無駄なつぼみもなく咲き進む。
 ホトトギスはとても頑健な花という印象がある。猫の額では、ほったらかしでも、毎年たがうことなく花を見せてくれる。
 この黄花はどうなのだろう? 気難しいのかな。冬をやり過ごし、来年も花を見せてくれるのだろうか。でき得るならば種も取ってみたいものだなぁ~。

そう言えば、白花はどうなったのだ?

   📷2022年10月24日:実は、黄花より滑り出しはよかったのだが・・・。

   📷2022年10月29日:つぼみに裂開は見えるようなのだが、まだ咲くには至らず。

 先につぼみを確認できたのは白花の方であった。ところが、いつの間にか黄花が優勢に。
 ちらっと葯が除いているようだが、このような状態が数日続いている。まぁ、日ならずして咲くだろうと気楽に構えているのだが・・・。

 咲いてみて気づいた点が一つ。黄花は下方から咲いていく。普通のホトトギス(猫の額でも)は、頭頂部から咲き進むような印象があるのだが。
 この調子だと、白花も上方から咲きそうな感じだね。
 他の植物でも、成長点に近い方から咲き進まないだろうか?
 う~んっ、こんなこと考え出すと、今夜もまた眠れない (-_-)zzz


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秋から冬へ 相添ふ花たちとの対話

2022年10月28日 19時10分32秒 | みんなの花図鑑

   📷2022年10月26日:これが噂のクレヨンなのである。絞り模様って、いいかも!

   📷2022年10月26日:このピコティーも愛らしい。

 10月25日、直売所から連れてきたガーデンシクラメンのクレヨン&フリル、そしてナデシコたち、在り合わせのプランターや鉢などへ住み替えてもらった。
 植え替え前のシクラメンたちの表情がこれ。
 
   📷2022年10月26日:シクラメンのカップリング後の姿。

   📷2022年10月26日:ナデシコのペアリング後の姿。

 10月の気温変動は実にスリリングで、暑かったり、寒かったり、まるでジェットコースターのようだったね。そんな変化の激しい日々を味わった体験からいうと、今年の冬はなかなかに手強そうだよ。
 ナデシコはどれほど咲き続けてくれるかは経験値が乏しいだけにわからないけど、一般的に、シクラメンであれば来春まで相添う花となるであろうかと。あっ、そうなってほしいと願う今日この頃なのでありまするゥ~~~。。。

   📷2022年10月26日:たったこれだけだけど、これでも、例年と比べると、かなり花の数は多いのだよ。

   📷2022年10月26日:ピコティーが麗しい、なのだぁ~!

   📷2022年10月26日:先住のヒメノコンギクが、艶やかな花色に圧倒されている。。。

   📷2022年10月26日:うん、ナデシコ(ダイアンサス)も、間近に見ると印象的だね。

   📷2022年10月26日:白花にもほんの少し色が混じる。なるほど、花の不思議さがこんなところにも垣間見える。

 もう、これ以上は増やさないよ。増やさない! 今冬は、これらの花が相添う花となるであろうよ。
 至らぬ点も多々あろうかと思うが、この冬を共に、上手いことやり過ごそうじゃないかい。相添う花たちよ。


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ウメモドキに木漏れ日が降り注ぐ!

2022年10月27日 13時35分00秒 | みんなの花図鑑

   📷2022年10月26日:ウメモドキに木漏れ日が降り注ぐ。

 数日ぶりに、明確な意思を持った日の光が平野の森に降り注いでいる。
 そのいく条かの木漏れ日が、ウメモドキの実を射る。
 それらの実はそれに応えるかのように一身に光を集め、一気に射光する。
 その辺りだけ、小春日和の穏やかな空気感で満ち満ちていたよ。

   📷2022年10月26日:ずいぶんと赤みが強いコウヤボウキだことよ。

 ブラ散歩に出かける前に、小庭の隅に息づいているコウヤボウキをチェックした。
 花冠と思われるものやら、冠毛のごときものなどが、ちらちらと見て取れる。
 ほころぶには、まだちょっと時を要しそうだな。

   📷2022年10月26日:季節は巡り、白き花から紅き実へとオーナメントを一変させたガマズミの艶姿。

 森に行く途次、その森の北辺の辺りでガマズミの実が紅く熟していた。春、5月頃に、「いつもの小さな森の辺りを一巡り」という日記で花を撮ったあの木だ。

   📷2022年10月26日:おっ、咲いてる! 咲いてる! 樹下に潜むかのように咲くコウヤボウキ。

   📷2022年10月26日:コウヤボウキも見所は多い。しばらくすると、美しい綿毛に変身する。

 10分足らずで森の北側の入り口に到着する。
 この時期、ほとんど花はない。ただ、コウヤボウキを見るためだけに訪れたのだ。
 我が家に住まうコウヤボウキ、実は、この森の種(果実は痩果)を少々摘まんで来て、いまがある。そう、猫の額のコウヤボウキのルーツは、ここ平野の森というわけだ。

   📷2022年10月26日:ヤブミョウガの果実。

 すぐ近くには、なかなか良い色に熟したヤブミョウガの実が行儀よく整列していた。
 ヤブミョウガの果実は、裂開することなく萎れていく。こうなるとあまり美しいとは言えず、青藍色となったいまが一番の見ごろかな。
 他に何かあったかって? ぐるりと1周してみたけど、取り立てて撮っておこうというものはなかった。カメラをバッグに仕舞い、さて、森を出ようと思ったその時に見つけたのが冒頭のウメモドキの実だった。数は多くない。葉陰に隠れるように、パラパラと。
 案外面白いウメモドキの写真も撮ったことだし、小春日和の穏やかな空気を味わいながら、その辺をもう少しパトロールしながらそぞろ歩いて帰ろうか。


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きっと来る! 猫の額で花が見られない冬の日が・・・。

2022年10月25日 19時55分26秒 | 日記

   📷2022年10月25日:農産物直売所からガーデンシクラメンとナデシコを連れてきた。

 あっ、タイトルの通りなんだけど、とにかくこの冬〝花日照り〟に合わないようにこの時期お馴染みの花を購ってきた。
 そう、午前中にスーパーやら、いつもの農産物直売所に買い出しに行ったのだが、二軒目の直売所で出会ったのだ。その花とは、ガーデンシクラメンとナデシコ(ダイアンサス)である。
 前者には「クレヨン」という品種を1つ加えた。帰ってきて、「クレヨン」とは何ぞやと思い、種苗家のページをのぞいてみたら次のような説明がなされていた。

「クレヨンアートのストライプ&グラデーション。ひとつの株で様々な表情が楽しめる!」

 後者のナデシコ(ダイアンサス)だが、この時期販売されていたのだから四季咲きなんだろうけど、さて、いつまで咲いてくれるのだろうか。

   📷2022年10月25日:マル秘のレシート、見せちゃうよ!

 高いのか? 安いのか? この種の花をあまり買ったことがないので何とも言えないのだが、シクラメンは内税で308円×2個、ナデシコはやはり内税で105円×2個だったので、〆て805円ということになる。決して、高くはないのだろうね。
 もう、花は買わないよ。今冬は。そう、これで、2022年の花買い仕舞い、だと思うのだが・・・。

   📷2022年10月25日:台咲きの変化朝顔が芽吹いていた。

 帰宅後、ベランダの変化朝顔の鉢を覗いたら、こぼれ種が発芽していた。まさか、これから咲こうってか?

 あっ、買ってきた花々はまだビニポのまま、午後からインフルの予約をしてあったので植え替えてあげる暇もなく出掛けた次第。植え替えは明日だね、明日、明日!


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