この花、ミヤコワスレ(都忘れ:キク科ミヤマヨメナ属の多年草)なのだが、みのる乙女(濃桃色花)か、浜乙女(桃色花)という品種なんだと思う。
2021年に6種セットのミヤコワスレを購入したのだが、現在残っているのはこの桃色系と白色系だけ、僕の紫色のミヤコワスレは、どうしたんでせうね?
地植えにしたり、鉢に取ったり、また地植えにしたりと紆余曲折を経て、今年二年ぶりに花を見ることができた。
ミヤコワスレ、増えて困るでしょという方がいらっしゃる。「は~っ、そうですね。」などと相槌は打つのだが、決して庭はご覧に入れたくなかった。まったく増えず、風前の灯火だったのだから。
📷2023年4年月14日 桃色系は地植えで落ち着いたかな? ( 画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
📷2023年4年月14日 白花系は鉢植えで三鉢ほど。 (画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
昨年は、ミヤコワスレの花を見ることなく年を越さねばならなかった。
そのほとんどを鉢に取り、養生に努めたつもりだが、上手くいったか、下手を打ったか、評価は分かれるところかもしれない。
「いやぁ~、ミヤコワスレだけど、増えて増えて困ってるんだよ~!」--今年こそ、ドヤ顔で言ってみたいものである。
📷2023年4年月14日 坪庭の地植え組。がたいはデカいようだよ。 ( 画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
📷2023年4年月14日 もう一息だね。 (画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
今日の鉢植えのイワチドリ、すまし顔で空を見る。
地植え組だってもう一息だ。十分に養分をとっているのか、がたいはこちらの方がデカいようだよ。
たぶん、天候が崩れるという明日の開花ということになりそうだ。
輝きを増すためには、試練も欠かせないってことかな。
遅滞なぞ許されるものかとばかりに、咲き急ぐユキオコシ。
いま、ここで、止まると、カタストロフに遭遇するとでもいうのだろうか。
いささかも遅疑逡巡することなく、次から次へと花被片を拡げていく。
この時期、笑うのは桜ばかりじゃないよ。スミレだって、ミヤマヨメナだって、イチリンソウだって、笑ってる。
そう、ミヤコワスレやイワチドリ、カザグルマだって笑うんだ。花皆笑うこの時を、精一杯楽しみたいものだね。
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