電車で1時間ほど離れた所に、弟一家と暮らす母が時々遊びにきます
昨日もやってきました。最寄りの駅まで迎えに行きます
私の車に乗り込むと
駅で困っている外人さんがいるので、市役所まで乗せて行ってほしいと言います
若い子に何度も市役所までバスで行く方法を聞いていたが
どうも解らなかったらしく、最後に80歳のおばあちゃんの所に行ったらしい
片言の日本語がわかるらしく、市役所まで行きたいという事だけわかったようです
「そんな 見ず知らずの、外人さんなんかいやだよ。タクシーで行けばいいじゃん」
と冷たく、言いはなしましたが、助手席に座る、母の顔がさみしそうでした
手助けしたいけど、自分には何もできない・・・みたいな表情
ここは外人さんを助けるというよりは母の気持ちを大切にしてあげようと
その外人さん市役所まで乗せていくことにしました
50歳代くらいのアジア系のお顔立ちの女の方
はいはい、乗せたからにはコミュニュケーションをとる努力をしてみなくては
とりあえずなんちゃって英語でどこから来たのか聞いてみました
私の力で聞き取れたのは、正しいかどうかわからないが
フィリピン出身で現在は八王子で働いている、今日は友人の所に来たが、迎えに来るのは友人の
娘で駅までは来られない、市役所までしか解らないとの事
今15時だというのに18時の電車で八王子まで帰らなくてはならない
ざ~~と、こんな感じ・・・
あらあらそれは忙しい
車中、片言の日本語、なんちゃって英語でなんとか会話が成立しました
おじいちゃんが、日本人との事、娘は結婚しており、孫もいるなどなど
そうこうしているうちに市役所に着きました
あなたもあなたのお母さんもとても親切と・・・
いたく感謝していただき、私たちの車が見えなくなるまで、見送ってくれました
おばあちゃんのおかげで、善行ができました
ほっこり温かい気持ちになれました