稲の葉露
早朝に見られるこの現象ですが、実はとても興味深い意味合いを持っておりました。
長年米作りをしておりますが、はっきりとした理由を知ったのは情けない事に初めてww
この水滴、イネの根から吸った水分が、葉の小さな穴から滲み出て出来る。
この現象を、 「稲の葉露」と言うそうです。これは、夕方頃から始まり
この水滴は、葉先に向かって登っていって合体して大きくなる。
重力に反して水滴がなぜ登るかというと、秘密は、葉の表面の毛ということです。
この現象を「猿子(さるこ)」現象と呼ぶようです。
引用URL → http://miyazu-et.com/?p=26296
http://jeep8155.com/junglegym/?p=4765
しかも、蜘蛛の巣は害虫から稲を守っているという事実ww
正直、驚いたねぇ~^^ 今まで、何にも知らずにいたとはお恥ずかしい限りで (-"-;)...
自然の神秘、生命の神秘を感じます。
それから、気温差で出来る結露ですが
条件の良い環境下では時間が経てば乾いて行きますが
日当たりの悪い、風当たりの悪い私の所のような山間部だと
何時までも濡れたままになりいもち病の発生に繋がるらしい。
葉が濡れた状態で、最低気温16℃以上、平均気温20℃以上の条件で
発病しやすいとされています。
それゆえ、予防の為の病害虫防除は必須。
私の集落では、稲刈りまでに三回実施してます。
稲は水稲と言われる位で、水は大事な要素。
稲に限らず、生きれる者すべてが水がないと生きて行けない。
水は生命の源とも言えますね。
(過去記事です)