オペラ大好き

オペラ合唱団をコロナや親の介護で休団中です。親の介護について書いています。

方向音痴

2005-10-03 22:27:03 | オペラ
方向音痴は舞台でも困るときがあります
エーッ嘘でしょ
舞台へ乗ってしまえば大丈夫ですが・・・

その部屋で稽古する場合は北を客席に見立てて練習していたのに、都合で南を客席に変更する時があります。
逆に考えればいいわけで、特に問題ないはずですが、私一人が混乱します(頭悪いだけ?

オペラの練習をして、夜の電車に乗って帰ります。
ローカル電車なので、それ程混んでいません。
少し眠って目覚めると、帰宅方向と逆に電車が走っているような錯覚に陥ります。

いつも思い出すのが「ねじ式」
方向音痴の話ではありませんが・・・
(汽車が行きたい方向とは逆の)「もと来た方向へ走っているではないか」
と青年が言うと、
狐のお面をかぶった小学生が
「眼をとじなさい。そうすれば、後ろに走っているような気持ちになるでしょう」
と答える場面です。

「ねじ式」はつげ義春の漫画で映画化もされましたが、あまり知られていないかもしれませんね。
この場面を思い出すと、電車が正しく自宅の方向に向かっている感覚が戻ります。


コメント (2)
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野平一郎ベートーヴェン研究会

2005-10-02 14:05:53 | ピアノの先生
~ベートーヴェンのピアノ・ソナタにおける
            メヌエットとスケルツォ~  


野平さんは時間を気にされずに話されるので、初めに主任教授から
「ドイツでオペラ作品を発表され、とても好評でした。でも、その話は時間があまったらしてくださいね」
と釘を刺されました。
野平さん苦笑い!
オペラの話聞きたかったのに残念。

野平さんの演奏を階段状の席から聴きます。
前から2番目のピアノに近い席だったので、手元もよく見えました
「なんて言うんだろう・・・・」がちょっとした口癖なのですが、夢中でしゃべりながら演奏していらっしゃるのを間近に拝見できて(しかも無料)とてもシアワセ
音楽を深く理解し演奏される姿を見ると、その情熱の影響でアドレナインの分泌が活発になります(笑

音大の準備もすばらしく優秀で、楽譜が白いスクリーンにテキパキと投影されます。
野平さんは自由にそれぞれのソナタを行き来しつつ演奏されるのですが、
4人のスタッフがすばやく楽譜を用意し、しかも演奏している部分は赤いライトで指し示すという至れり尽くせりです。

ほぼ時間通りにに終了。
最後の教授のあいさつは・・・・
「野平先生はめずらしく時間を見て話しておられました。新しいステップへ行かれたのではないでしょうか」
と、ユーモアある締めくくりでした。

いっぱい書き過ぎて、読み返して削除しました。
お伝えするのが難しい。

研究会の内容は、後日国立音大のベートーヴェン研究会のwebサイトで発表がありますので、興味ありましたらご覧ください。
たぶん、参考楽譜付での解説だと思います。
今までの研究会も丁寧にまとめたものが発表されています。

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