鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

糸針

2012年09月18日 | 日記

 

仕事柄糸と針をよく使う。

幼い頃から縫い物がすきだったわけではない。

どちらかと言うと苦手の口。

9歳の時、夏休みの宿題で製作した、ビーズをあしらった手提げが台東区の作品展で入賞。

たまたまだ。およそ、晴れがましいことに縁がなかったから驚いた。

しかし、その後の人生の折々に糸針は関わりあう。

高校を選ぶとき、母の薦めた女子高は、毎朝運針をするとのことだった。

私の何を見ていたのか「良いと思うけど・・・」となんどもいった。

わたしは全く興味がなく、反発するように、何も考えず親友と同じ高校に進んだ。

母はきものをよく縫ってくれた。数え切れない位・・・。

9月3日、母死去。89歳と11ヶ月だった。

戸塚の催事の2日目だった。家族葬でおくった。

私の仕事の良き理解者だった。

悲しみはまだ襲ってこない。

「ありがとう・・・」

気がつくと、日に何度も母に語りかけている私。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする