数日前、実家の納戸の片付けに行って、ほこりのかぶった三面鏡と久々に対面した。
昭和の時代の、どこの家にも普通にあった、三面鏡。
でも、どこか非実用的で、お化粧はいつしかそこではしなくなった。
正面、右、左。あたり前に自分の姿を映し出す。
自分の後姿を斜め後ろから見てみた。
あきらかに肩周り、背中の贅肉が目立つ。
『まずいなー、これは』と、とっさに思った。
写真も、自分の後姿を撮ることなんて、まず無い。
人は、結構背中で語りかけるものだ。
後姿に真実を見たことも合った。
私の後姿は・・・
後姿の美しい人にならなければいけない。
これも努力だ。
後姿だけ美しければいいのか?
そんなわけは無い。
あわてて、肩甲骨をまわす。
ゴリゴリと音を立ててこりがほぐれていくのがわかる。
まずは、ここら辺りから「後姿美人」に取り組みましょう。