小さな事業のつもりで始めた、無自覚な株式会社。
私の会社の事です。
「面白ーい」と最初は弾んで社長業をしてました。
あれ?あれ?が続いて「何なの社長さんて!」
鎌倉の、女一人親方は、年に5000時間働いてました、最初の10年ほど。
「もうやだやだ、お給料払うより貰う方がいい!」
天に向かって叫んだとて、後の祭り、社長さんなんですから、私。
始めちゃったことは「やり切らなば!」下町女の意地っ張り。
続けてこられました、何とか。
辛いことより嬉しいことの方が多かったから続いたのでしょう、
いやな思いより「もっと、こんなことをしたい」そんな気持ちが私を引っ張ってきてくれました。
仕事場は借家ですし、60代後半でバタバタ動き回っていてなんかなー、と思うこともある。
でも、私は動いているのが好きなのです。
振り返ると、前に進んでいるつもりが後ずさりしていた時期もありましたが、ちょこっとずつ前進しています。
つまり、一人女親方、私あっているみたいです。
今年も残り少なくなりました。