言わずと知れたクロード・ルルーシュ監督のフランス映画。
20代のある日、一人、気まぐれに入った銀座の映画館でみた「男と女」
フランシスレイの美しく、蠱惑的なサウンドに魂を奪われた私。
映画の内容は実にシンプルで、大人のさりげない恋模様を描いたもの。
記憶が正しければ、この映画をクロードルルーシュは1週間で撮ったという。
望遠の、長廻しの2人が浜辺を歩くシーン映像が、新鮮で衝撃的だった。
フランシスレイが逝った、とのニュース。
映画音楽・・・、館内の明かりが落ち、得も言われぬ美しいサウンドに包まれる一瞬、
そのひと時は、長い人生の中の贅沢なひとこまだ。
映画は映画館でみたい。