歳を重ねるごとに、器の数が減ってきた。
家族の形が変わり、その動きと共に増減を繰り返してきた。
人を招いて食事をふるまうことなどめっきり減った今、新しい器を買うことはほとんどない。
幼い子供を育てていた時期は「割ってもケロリとできる安価なものでいい」と割り切り、
早く食器にこだわるライフスタイルを送りたいと思っていた。
結果、送れませんでした。好きな漆器は時々買ってきたが、それもわずかです。
特に最近は、ちょこちょこっと、小鉢や箸置きを買うぐらいで、食器の類は無いです。
変に愛着が生まれると、食器は処分しにくい。
そこが嫌で増やさないようにしている。
終活ばやりですが、急がないで少しずつやってます。
物を増やさないと言いながら、物を作って売っている私です。
誠に難しいです。