祭り提灯に特別な思いがある。
この色彩には心奪われる何かが私にはある。18まで浅草の蔵前で過ごした。
浅草は祭りの行事をそれはそれは大事にしていて、宵宮の日は、学校の授業も短縮された。
家々の軒先には祭り提灯に灯りが入り、遅くまでお囃子が鳴り響く。
揃いの浴衣も用意され、夕食のお膳はいつものそれより豪華だった。
「人生はお祭り、何時でもどこかでお囃子が鳴っている」と言ったのは詩人の寺山修司。
今の私には、お囃子は聞こえないが、祭り提灯の灯りが往く道を照らしてくれているのかしら?
鎌倉最古の厄除け神社の四連神輿が小雨の中を、沢山の男衆に担がれてt渡御していく。
雨が上がれば、季節は夏本番へと向かいます。(八雲神社の御祭礼です))