鎌倉の売り場、今日はスタッフに任せ、用事を済ませ午後、顔を出しました。
懐かしい友人が寄ってくれていた。
彼女は、22歳で鎌倉に嫁ぎ、50年お舅さんのお世話をしてきた。愚痴めいた話も特別聞かないが、大変なご苦労だったことと。
「鎌倉今村」の縮緬細工の初代の講師で、現在も続けている。手仕事は長い人生の中、離さず修練していけば生活の支えにもなる。私はこれまで「布」を通じて、自分なりの理想の仕事を実現しようと突っ走ってきた。
私自身は特別な技術はなく、縫製や、販売のスタッフに支えられているのが現実だ。思いもよらなかったコロナの試練、お客様のお買い物の気分はすぐには戻らず、まだしばらくは辛抱です。
でも、そんなことを言っていても始まりません。前に向かいましょう。明日、私は鎌倉の売り場です。観光のお客様に、笑顔で接し「鎌倉のおみやげにいかがでしょう?」とお声かけしましょう
「理想の仕事」は、まだ夢半ばなのですから。
この手で出来る事は何でもします。今月の鎌倉催事は15日までです。どうぞお出かけください、お待ちいたして居ります。