こんなことを言うと、女性から総スカンを喰らうかもしれないが、男性が会社という組織に身を置いてほぼほぼ定年まで勤め上げる事の偉業に、いまさらながら敬意を表するのです。
お正月、鎌倉のお店の前を、毎日たくさんの家族連れの人たちが通り過ぎるのをぼんやりと眺めていて、唐突にそう思ったのでした。
大暴れしている男の子を乗せたべビーカーを押しているパパも、2人3人と着飾った娘さんを連れたパパも当たり前のことだか帰る家があり、一家の主です。
「私も働いているのよ!」と横に控えるママから抗議の一言がありそうだがその「主」感、好きなのです。
家族の主としての責任に立ち向かっている、その気配が好きなのです。女性でももちろん、一生の仕事として子育てをしながらまっとうされている方も沢山いらっしゃいます。
私はあえて、今は、男性を意識して書いています。何故なんだろう?きっと私の恋愛、結婚に問題があった?いや、問題のない人なんていませんよね。思い起こせば、若い頃のあれもこれも、もう「ヒー!」と悲鳴を上げそうなことばかりですよ。
唐突に、昔のしくじりや,失言がパン、パンとよぎることがあります。年齢的なことも関係しているのでしょうか。この数年の傾向です。
年賀状の、1年に1度のお付き合いの方も沢山いらっしゃいます。その方の家族構成やお仕事の状況も、年ごとに変化してくるのは当然で、様子を知ることが出来るのは嬉しいです。
「リタイヤして農業の真似事を夫婦でしてます」とか「孫の相手でへとへと」とか、60代、70代のプラチナ期(?)を仲良く過ごされている様子は、こちらも幸せになります。(そこまで来るにはどれ程の事があったか・・・)
家庭に「主」は2人いらないです、やっぱり男性が責任、覚悟を持ち続けて歳を重ね、家庭を築いた、築き続けた御夫婦は、素敵です。
今日は、私の、無いものねだりのお話でした。すみません。