鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

手業

2021年02月16日 | 日記

鎌倉には「手業」の歴史が息づいている。

慶派仏師の仏像や鎌倉彫は「手仕事」では軽すぎる。意味は同じなのでしょうが「手業」には、鎌倉の風土と歴史の匂いがする。

あの北大路魯山人は、鎌倉山崎に「星岡窯」を開いた。

北鎌倉にある名刹東慶寺で、染織家・浦野理一が寄進した敷物を拝見させて戴いた事がある。「東慶寺間道」と名付けられた素晴らしい縞だった。

私の工房がある「扇ガ谷」には、鎌倉時代に、仏師集団の仕事場があったと本で読んだことがある。そんな凄すぎる先人たちの足跡を探しながら、祈りながら、吹けば飛ぶような工房でコツコツ仕事しています。

鎌倉には女性の織物、陶芸、縮緬細工、絵画などの作家さんが沢山いらっしゃいます。皆さん、ご高齢になっても仕事、離さない方が多いのです。私なんてまだまだです、見習いたいと思います。

鎌倉という土地は,物作りが似合っているんです。











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