政府は、第4波が来ているとは思わない、という姿勢だ。この表現の裏には新型コロナウイルスの攻撃を正当に評価していない、怖れなくともいい、といった姿勢があるのではないか、と思う。この1年、政府やこの担当トップの姿勢がいつも問題の深刻さを過小評価しているのではないか、と感じざるを得ないのだが、どうなのだろう。尤も感染の恐れをいってもその全国的対策をしっかり提起できないのであればこれまた困るのだが。この数 . . . 本文を読む
私の母の祖父にあたる人が明治35年ころ、新潟県から北海道に移住してきた。当初、札幌郊外の篠路のあたりにはいったようだが、数年後そこをはなれて道北の和寒村に移住したという。ちょうどそのころ(明治30年代初め)鉄道が道北までつながったことも幸いした。テレビ(「青天を衝け」)で「藍」の栽培が出てきたことから、和寒でも当初この栽培があったらしいという話を思い出した。私がまだ子どものころ、ばあちゃんが何度も . . . 本文を読む
何十年も一日の初めがほぼ決まっている状態を続けてきた。朝目が覚めると「今日は何曜日だった?」と確認し、授業は? 会議は? などをぼんやりしながら頭の中でまとめてから起床し、メシを食って…という暮らしだった。はじめてこれがなくなった。しかしこの息のしかたはほとんど変わらない。そして一呼吸おいて「あ、もう仕事に行くことはないのだ」と思うとほっとしたり少しさびしくなったり…。 . . . 本文を読む