てんぱっていきまっしょい。

国内旅行をこよなく愛する人間の日記です。でも最近は出かけてないよねぇ。(現在コメントは事前承認制にしています。)

ブルガリア・隣の昼御飯(4日目昼)

2010年06月08日 | またたびん
ブルガリア料理と言えば、ヨーグルトのスープ:タラトルとか
ひき肉と野菜の重ね焼料理のムサカが有名ですよね。

今日の、ブルガリア隣の昼ごはんで


グリーンサラダの後にそれが出てきました。


これがタラトル。ヨーグルトの冷製スープ。
水2に対してヨーグルト1の割合で、細かく切ったキュウリと
ガーリックや塩コショウ、香草ディルを入れて作ります。
なんだろ、ブルガリアの冷汁。夏にピッタリですね。


パンを食べ始めたとき、それが出てきて、その大きさに驚いた一同。
汐留のお店ならこの半分くらいの大きさだそうで・・・。


人生にはムサカという坂もあるのだ。

ムサカは、下味をつけた野菜とひき肉を容器に詰めてオーブンで焼き
さらにヨーグルトを加えたパン生地を上に流して焼き上げます。


ラズベリージャムのロールケーキ


コーヒーをいただきながら、お話を伺っていると

今日は、皆さんにプレゼントがあります。

とマダムから言われ、いただいたのは


ローズ石鹸とエッセンス、そしてカードが

ブルガリアの若妻の心遣いに、しみじみする一同でございました。
お礼を述べ、2日間お世話になったおうちを後にします。
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ブルガリアでローズウォーター作り(4日目午前)

2010年06月07日 | またたびん
昨日、ローズジャム作りでお世話になった蒸留所
今日はローズウォーターを作ります。


こちらは本設備で、我らはというと


出た、ジブリデザインな旧式蒸留釜です。
かまどの上にこの釜をのせますが
後ろに冷却する水槽があり、この水槽を管の中の蒸気が通ることにより
冷やされて蒸留水ができるというわけです。

香水もご自身で調合するという、アロマに熱心な女子が
これの個人用を持っておられるらしい。
凄いね、情熱って素晴らしい。

まずは、5kgのアルバローズに50Lの水を必要とします。


半分くらい水を入れたところで、ローズ投入。
残りの水を入れて、ローズと水を少しなじませます。


蒸留所スタッフの男性が、パーツをジョイントさせていき


かまどの灰と土で練った泥を、ジョイントのつなぎ目や
蒸留釜の蓋の部分に塗って目張りします。


蒸留水が出始めるまで約80~90分。
ひたすら薪をくべて待ちます。
ここで、北海道在住のご夫婦の旦那さまが
開拓民の血が騒いだのか、全ての薪割りを敢行


実にカッコイイ男っぷりをご披露いただきました。


蒸留水ができるまでは、出していただいたお菓子をつまんでおしゃべりしたり
庭のバラの花を撮影したりと、皆さん和気あいあい。

でも、

蒸留水の受け口からは香りがするのに、蒸留水はなかなか出てきません。

そんなとき、


やっとお待ちかねの蒸留水が出てきました。うぁぁぁぁぁぁぁい

出始めると、閉め忘れた蛇口の水のようにチョロチョロですが
どんどん溜まっていきます。


8人分できそうです。


ジョウゴにガーゼをのせ、溜まった蒸留水を
コップで汲み上げて容器に移してできあがり。

用意していただいた手提げ袋に、昨日のジャムと蒸留水を入れてもらい
なんと、残りのアルバローズも袋に詰めてもらっていました。
蒸留所の方々にお礼を言って、2日間お世話になった施設をあとにします。
ブラゴダリァ
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ブルガリアでアルバローズ(白バラ)を摘むぞと(4日目朝)

2010年06月07日 | またたびん
朝、6時前にロビーに集合すると
今日の予定の確認。
昨日スパを体験した女子2名が、エステも体験したいとのことで
予定を繰り上げ繰上げ、残りの6人はその時間自由行動へ。

前日探検済みの男子2名から
ミネラルウォーターのラベルに描かれた城壁の後が
ホテルから歩いていけるところにあるし
ちゃんと広い公園も整備してありましたよ。


と、聞いていたし、その手前に小さなスーパーとドラックストアがあり
その店の看板に「ROSA」(バラ)とあったのも見逃していない我ら
思うところを秘めて畑に向かいます。

今日は、ダマスクローズではなく白系のアルバローズの収穫。


アルバローズは、通常業務では仕上げの香り付けに使うらしく
広大なダマスクローズの畑に比べ、作付けの面積がちょっと狭いっす。


真っ白ばかりではなく、ちょっとピンクかかった苗もありました。


もちろん、こちらもあっと言う間に必要量を収穫。
ダマスクローズに比べると、香りの量は圧倒的に少ないけど
香りの持つ深みというか、鼻奥に届くカンジはこちらの方が
強い印象を持ちました。
残りの時間は、またダマスクローズのお手伝いをすることに。

そして、昨日もお世話になった蒸留所へと向かいます。
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ブルガリア3日目の夕食(3日目夜)

2010年06月07日 | またたびん


食事処、ナショナル レストラン
ブルガリア語の綴りは、HがNになり、Nの対照の文字がIの
PがRの読みになるので注意。


日本語で上手にボードを書いてくれる
お品書き青年。イワンさん。


キャベツと人参のサラダ
テーブルにある塩とビネガーで頂くのが、漬物チックで好き。


焼ピーマン。御飯はいってる。パクネニ・チュシュキ
チュシェキはピーマンのこと。


ヨーグルトはデザートではない。


のっけちゃうんだ、これが。
ただ、塩かけると頭がチーズと間違えることができるのね。


こっちがデザート。イチジクのアイス。

イチジクはプロブディフでも多く木を見かけました。
石垣ギリギリに植わってたりして、いいのかなと心配したけど。
(イチジクは横に張る根が強いので、日本では埋め込みの浄化槽をを壊すこともあるのさ)
こちらでは気にしていないみたい。

飲み物は各自負担。
今日はサクランボのジュースを注文してみました。
日本と違うのは、ビールとジュースの値段が同じことで
酒飲み達は喜んでましたとさ。(笑)
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あったらいいなと思うもの。

2010年06月07日 | Weblog
フィルム型の地デジ(室内)アンテナ。
窓ガラスに貼ったり、額の表面に貼れて使えるもの。
額ならそこから目立たないようにコードを出して
テレビに接続するんだよねぇ。
アンテナ工事不要だし、いいと思うんだけど。
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ヒサールでローズエステ体験(3日目夕方)

2010年06月06日 | またたびん
皆で同じメニューを予約した方が無難であろうと
ローズオイルのエステを、オラを含めた4人同時間に予約手配してもらいました。
残りの女子2人は、屋外のスパを体験したいとのこと。

ホテルに戻り、エステサロンに集合すると
あらあら
実は、施術師が30分遅れてくるので
先に1人、15分後にもう1人。
30分後に2人同時に行えます。

と言われました。

4人同時に拘ると食事が遅くなり、
男子たちに迷惑をかけてしまうかもしれません。

お一人は、ご夫婦参加の奥様。
お二人が義理の母娘様。
ここはひとつオラがシンガリを務めなければ
母娘さまはお二人同時のがよろしいでしょう。
最初の一人目は自分が参りますので、15分後に奥様
30分後にお母様とお二人でいかがでしょうか?


と、提案しオラが先人きってれっつらごー
ホテルのパスロープを持参して、17時に開始しました。

施設の中は、エステというよりはちょっと薄暗い診療所というカンジ。
うぅ、負けない。
まずはローズエッセンスを入れたジェットバスに10分入浴。
その後、バスロープを着て服を持ち、隣の部屋へ。
施術用の紙の下着をもらってうつ伏せ→仰向けになります。
粗い塩粒の混じったクリームとその上に別のクリームを塗られ
ラッピングされて薄暗い状態にされ、数分置かれます。
なんで塩かっていうと、バラ摘みした傷口に染みるんですよ、コレが。

傷口に塩ってこういうこと言うのよ。

そんなことを異国の簡易ベットの上で考えながら、蒸されること数分。
隣のシャワーブースで、身体を洗うように言われます。
蛇口が部屋と反対に設定されていたのがわからず、水しかでないので
隣の部屋を覗き
ごめん、オラにはちょっと冷たすぎるんだけど。

みたいな内容を英語で伝えて、反対に蛇口を捻ってもらい解決。
なんせ無防備な状況なんで、低姿勢この上なひ。

今度はローズオイルを塗ってマッサージしてもらいます。
ただ、ここのマッサージは日本のそれと比べると
優しく塗ってるだけみたいなカンジでアレ?って思っているうちに
終わってしまいました。
今後、施術を受けたい方は
「もっと強めで」というと対応してくれた(メンバー談)
そうなので、よろしくどうぞ。

素材と料金はお安いのですが、内容はそれなりでした。
ちゃんとそういう意味でエステを心得ている業者が
手を入れると、もっといい施設になると思います。
(ホテル名:ホテル ヒサール スパ・コンプレックス)

貴婦人なら、これでお部屋に戻ってまったりするんでしょうね。
バラを摘んだ蒸留所で、少しもらったダマスクローズを
部屋で花びらだけ乾燥させようと広げました。
今日の作業着が気になっちゃって、夕食まで間があったから
Tシャツとか、お洗濯してベランダのタオル干しのところにかけ
外のプールをぼんやり眺めておりました。
くどいようですが、外は未だ明るいままです。

19時30分には夕食処へ移動します。
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ブルガリアの蒸留所その2(3日目午後)

2010年06月06日 | またたびん
バラ摘みで受け入れてくれた蒸留所は
どちらかというと、最近作られた蒸留所ってカンジでしたが

少し離れたタリニチーネ村のエンリオ・ボンチャム蒸留所という
もう一つの蒸留所は、古くからあるところで


むしろウィスキーとか作ってそうなイメージ。


ジブリのキャラクターデザインにありそうなこちらは
初期の頃の蒸留釜だそうです。
今は機械化され、大きな装置を24時間稼動させて蒸留しているのだとか。

特にいい水が蒸留所にとっての重要な条件であると説明で言われ
バラの蒸留水の原理がウィスキーの行程と一部同じであることを
喋っていると、通訳のイワンさんが
ブルガリアにもラキアというウィスキーがあります。
と教えてくれました。

・・・。

そのアルコール度数、50度。ひぃぃぃぃ

古くからあったこの蒸留所は、政治の波に翻弄されながらも
政治家の別邸としても愛されていたらしく


さながら、敷地の中は貴族の庭と言った風情でしょうか。

重厚な雰囲気の中では、さすがに写真が取りにくく
枚数は抑えられています。
ここでも、蒸留水やローズオイル製品が即売されました。
値段は同じですが、どうやら蒸留所によって香りに特徴があるようです。
(先の蒸留所については、香りに特徴をつけるために別のことをしますが)
こちらは、ローズオイルが蒸留水に含まれていて香りが濃いとか
うちは混ぜ物がないから飲めるのだと、案内嬢は蒸留水を口に含んで見せました。
比べてみるのもいいかと、やはりローズオイルと蒸留水を
パベル・バンヤ蒸留所と同じ内容で購入。

ローズが塗り込められた置き型のシェードとか、ローズのアロマキャンドル
さらにローズ収穫後に時期を迎えるラベンダー物。
アロマに熱心な女子たちが、色々な製品を見せてもらっている間
お庭を散歩させてもらいました。

16時少しすぎにこの場を離れ、ヒサールのホテルに戻ります。
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ブルガリア・隣の昼御飯(3日目昼)

2010年06月06日 | またたびん
お昼ごはん。蒸留所から移動します。
旅程では「ブルガリア人家庭料理」と書かれていました。

・・・。

ついたところは

本当に他人んちでした。

リビングとかも丸見えで、となりの昼御飯になっちゃってるぞ。

家庭料理を振舞ったりするお店を、個人の家でやっているというのは


こちらのマダム

BGM代わりにブルガリアの音楽番組を流しているご様子です。

こちらのご家庭で、人妻が作った料理を
料理の説明や一部デモンストレーションを拝見しながらいただきました。


ポテトサラダ(4人分)


こちらは「サルミ」という、葡萄の葉やキャベツの葉で
ごはんを包んで軽く煮てあるもの。(9人分)
ヨーグルトをかけていただきます。


「キョフテ」というブルガリア風ハンバーグと「ケバブ」(9人分)
この後気づくのですが、ブルガリアのBBQというか焼き物料理は
油を余り使用しないのか、脂身が少ないからなのかちょいと焦げた匂いが
特徴的です。


デザートは、ヨーグルトのバラジャムかけ。

マダムは言いました。
ローズジャムは沢山かけちゃだめなの。だってお腹がゆるくなるんですもの。

ツアーメンバーには、確かにそれを確認した人もいたようです。

ところで、デモンストレーションはヨーグルトだったのですが
40℃ほどに温めた牛乳に、保存した種菌を入れ
混ぜたら、毛布に包んで2時間放置するのだそうです。

若妻とはいえ、料理の手際がよく感心するばかり


食後のコーヒーをいただきながら、ご家族の写真を皆で拝見します。
お子さんは二人いらっしゃるそうですが、今は保育園みたいなところに
預かってもらっているみたいです。

沢山振舞ってくださったのに、パンを余り食べなくてごめんね。
ごちそうさまでした。
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ブルガリアのトイレ事情

2010年06月05日 | またたびん
ホテルや空港のような施設では問題ありませんが
古い遺跡や修道院のようなところの場合
水洗式であっても、油断してはいけません。

トイレブースの中に、大きめのバケツ状のものが設置してあるとき
それは使用済みのペーパーをそこに捨てなければいけないのです。

知らずに流して大惨事。なんてことにならないよう
ご注意くださいね。

リラの僧院では
このトイレ事情をリサーチしていたので
これが噂のアレかしら。
と思ったのですが、わりとちゃんとした紙だったので少し迷いました。
でも、迷ったときはバケツが無難です。

便器は、便座式と和式っぱいものの2種類。

ちなみにバラ畑の中のトイレ。
オラは使わなかったのですが
まさかの中国越え。
コの字型の塀で扉ナシの汲み取り式だったそうです。
まぁ、あぁいうのはおうおうにして
見られた方より見た方が恥ずかしいもんですけどね。
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ローズジャム職人登場(三日目午前)

2010年06月05日 | またたびん
ブルガリア 3日目。
早朝、我々が採取したバラを畑の契約場である
パベル・バンヤ蒸留所にもって行きます。
ここでは24時間採取したバラを使って蒸留水を製造しています。

この蒸留所を借りて、午後から行う予定だったバラジャム作りでしたが
予定より早く必要量以上が収穫できたので、ジャム作りを昼までに行うことに
なりました。

小人数分のバラジャム作りは、昔腕を振るった様子の

こちらのマダムが教えてくれます。

瓶8つ分ということで
800ccの水と4キロのダマスクローズの花びら、2kg砂糖とレモン酸
(クエン酸のことか?)を用意します。
砂糖と水を煮溶かす間に、バラから花びらを外し4kg分準備します。


どちらかのスタッフさんが用意してくれたお水を飲みながら
採取したバラから分別した花びらを外し、これを鍋に投入。

花びらの色が変わり、ジャムが煮詰まるまで変わりばんこに
ワイワイ鍋の中を混ぜます。


仕上げの色付けに、一輪分の庭先の赤いバラの花びらを入れ


レモン酸を適量入れるとできあがり。


瓶の蓋を閉めて逆さまにし、自然に冷めるまで放置します。


ところで、鍋に残ったあとのジャムを味見させてもらおうと
思ったのですが、何故かだめだと言われました。

・・・。

そう。

このジャム失敗だったのです。わははは、カッチカチやでカッチカチ。

ジャムというよりは、硬くて飴になっていました。
まぁ、シャバシャバよりはいいんですけどね。

この蒸留所では、日本だとバカ高い(5,000円くらいらしい)

ローズオイル(12レバ・ユーロは6ユーロ)と


ローズウォーター(蒸留水)を即売してました。(4レバ・2ユーロ)

ジャム職人に敬意を表して、オイル1と蒸留水2を購入。
次は昼食をいただく、ブルガリア人家庭へお邪魔します。
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ヒサール~バラの谷(3日目朝)

2010年06月05日 | またたびん
こちらは、ブルガリア バラ摘みツアーのエントリーです。
本日は3日目でございます。

乗り継ぎで皆さんを頼りにしたオラとしては
ここでひとつ何かのお役に立ちたいと思っていました。
そこで、2日目の朝。
ソフィアを出発する前に、通訳のイワンさんにこんなお願いを
しておりました。

イワンさん。これから滞在するヒサールは保養地です。
せっかく、有名なスパリゾートに3日も泊まるので
予定のどこかに、スパかエステの予約をいれて欲しいのですが
入れることができますか?


イワンさんには
大丈夫だと思いますよ。
との返事をいただきました。

このことを早速、他の女子5人全員に連絡。
このツアーには、スパを体験できる予定が入っていないのです。
3日目朝、どの予定を少しずつずらせばいいかを提案しあって
イワンさん経由で、スタッフのターニャさんに予定を組み直してもらいます。
時間予約するとことかあるからね。

少人数でのアバウト手作りツアーならではです。
ということで、本日は外出の内容を少しずつ調整し
夕食を19時30分にすることで、17時からエステを
4人で予約しました。
2人はホテルのスパを体験したいそうです。イェーイ。

朝5時台に話がまとまったところで、定刻どおり6時に出発。
朝の挨拶のブルガリア語ドブロ ウートロ
お礼の言葉ブラゴダリャをバスの中で皆と練習し
30分程で、バラの谷と呼ばれる地帯に到着します。
このバラの谷で、香料で有名なダマスクローズが産出されているのです。


借りたエプロンをまとい女子たち出陣の図

簡単な扱い方を聞いた後、


思い思いにバラを撮影して、その香りを確かめます。


満足した人から作業にかかります。(笑)

ダマスクローズの収穫は、日の出から香料としての香りが逃げる
朝露が消える前に作業を終えなければなりません。
バラは背の丈にあわせてあるものの、やはり収穫は手作業で
行わなければならず、昔は女性が行う仕事とされていました。
ダマスクローズが世界的に評価されるようになった昨今は
人件費の安いジプシーが、国籍を求めて季節工として収穫時に訪れ
持ちつ持たれつの関係を保っているようです。

季節工のジプシーさんたちが、適当に作業している中
農耕民族日本人の魂に火がついたのか


バラがガンガン収穫されていきます。
現地のブルガリア人班長、驚愕すごいぜ、ヤポーネッツ!

それでも、朝日を浴びたダマスクローズは摘み取ったつもりでも
畝(ウネ)を戻っていくと、また開花しておりまして
何と申しますか、バラまみれです。

予定の1時間以上前に、バラジャム作りに必要な収穫量以上の
採取を終えていました。
お陰で、午後から行う予定だったバラジャム作りを
昼食前に前倒しすることとなりました。
スパとエステの予定のためもあることは、口が裂けても言えませんな
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ヒサールでござーる(二日目夜)

2010年06月05日 | またたびん
さて、今晩から3日間お世話になる宿:ヒサールは
ローマ時代から有名な温泉リゾート地なのだそうです。
22時ごろ到着すると、一旦チェックインして部屋に荷物を置き
夕食をとるために再びロビーに集合します。

この頃になって、やっと夜らしい暗さに。なんだかオランダみたいです。

車でほんの少し移動すると、屋根つき屋外での食事処へ
ここで3回分の晩御飯をとることになっています。
オモテに「ナショナル レストラン」とブルガリア語で読めるお店です。
ちょっと暗いので、外観は後日にしましょう。

食事は、大体サラダ・メイン・パン・デザートのセットで
ペットボトルのお水を用意してもらっています。
食前のお飲み物は、飲めない人もいるので各自負担です。
とはいえ、さすがに風光明媚なブルガリアは水道水が飲めて
共同の水のみ場もあるという、うれしい水事情。
ガス入りかノンガスか?なんて悩まなくて楽チンです。


ヨーグルトとキュウリのサラダ


頑張ってパン


壷に入った煮込み料理。一人分(滝汗)

壷から取り出すと

トマト味の鶏肉の煮込みです。
通訳のイワンさんは、カレー風とか言ってましたが
決してスパイシーというものではありません。
鶏肉と野菜をハーブとトマトで煮込んでいます。
ブロイラーのような水っぽいものではない鶏肉の味。
久しぶりで嬉しくなります。

時間が既に23時近いんですけどね。

1日目が機内食だった関係で、最初の乾杯をしながら
ツアーメンバーが各々の自己紹介をします。

二人組みが3組と1名参加が2人の計8人。
さてさて、これからどうなるんでしょうね。


デザートは、クリームブリュレ。
や、上部はカチンカチンじゃないっすけど。
この大きさ、実はインドメシのカレー容器ほどのサイズです。

帰り道、車に乗り込む前に
デザートって、もうちょっと大きかったらなぁって
日本だと思うけど、大きいのイザ出される一瞬とうろたえるよね。あはは。


そこは女子ですから、食べましたよ。えぇ。
ほぼ24時に部屋に戻ります。
明日からのバラ摘み作業は、少し離れた町で朝行われるため
朝6時にホテルを出発します。

一同解散。
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プロブディフ歩き倒し(2日目午後)

2010年06月04日 | またたびん
石畳の坂道が多いプロブディフ
車を少し余裕のある場所に停めて
ここからは歩いて行きます。



舗装してあるわけじゃないし、石畳は結構ゴツゴツしていて
雨の日じゃなくて良かったヨ

そんなことを考えながら、坂道をグイグイ登ると


道々、名産品なのか陶器やらおいてあって面白いです。

やがて見えてきたのは、どうやら当時名家だったらしいお家。


現在は民族博物館として有料での見学です。(撮影禁止)
ブルガリアはこう見えても、夜まで日が高く
受付口で入場時間を確認して
当時のこの家の隆盛振りを眺めることができました。
結構な身分らしく、高貴な家柄でなければ使用できなかった
チェックの柄の防寒品がありました。

建物を出ると、なぜか右側に日本人のハートをがっちり掴む

アレが。




勿論、通訳の彼が生贄ですw
それにしても、ブルガリア人て顔ちっさいのね。
(女性はオラではありません)

このプロブディフには、ローマ時代の影響が色濃く残った遺跡があります。


この円形劇場は、今でもコンサートが開かれている様子で
石の上に、現代的な機材が置きっぱなしにしてありました。
高台に位置するこの劇場は街が一望でき、景色も綺麗でした。

そして、くどいようですがもう結構な夕方です。
明るいなぁ。


坂道を下りつつ、名産の陶器を作成する女性の工房兼お店へ。
目の前で電動のロクロを回し、絵柄をつける前の陶器を作ってくれて
焼き上がりの方のお皿を
この皿は高温で焼き上げてあり、とっても丈夫なのよ。
てなことを申されて、お皿を机に叩きつけて見せてくれました。

以前は、ご主人と一緒にこのお店を開いていたのですが
現在はご主人が亡くなられて、一人でお店を守っているのだとか
日本の出版社がこのお店を取材に来たときの本を
偶然ツアーの一員が所持していると
ご主人が生きていた頃の思い出があるから、是非所望したいと申されました。

所有者の方は、「好きな陶器をあげるから」と女主人に言われまして
「ツアーも一日目なので、最終日にスタッフ経由でお渡しを」
ということで話がついたようです。お互いよかったですね。

オラはこちらで、お水を少し入れると鳥の鳴き声が出せる
つぼ型の笛を購入。
鳥さんだいちゅきな、ホンダさんへのお土産にいたしました。

坂道を戻ると時間は既に20時。
これから、2日~4日目の宿があるヒサールへと向かいます。
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リラ修道院~プロブディフへ(2日目)

2010年06月04日 | またたびん
さて、リラ修道院は結構な山の中でして
その山を徐々に専用車で降りて行きながら
途中で昼食をとりました。

正直、ヨーグルトは当たり前だと思っていたのですが


・・・。

なんかね。

キュウリな確率が凄く高い。


コチラはキュウリに、香草:ディルの葉が乗せられたサラダ。
味はついていないので、テーブルにあるビネガーと油と塩と胡椒で
好みの味にして食べます。

でもって


スープボウルも大きくて、チキンラーメン作れる勢いです。
トマトベースなジャガイモスープ(温)


メインはニジマスのソテー。
リラ川が近くに流れているので、新鮮なお魚をいただけました。

他のお店もそうだけど、パンを置く皿がありません。
美味しいパンなんですよ。
しかし、後々学習していくわけですが
余りにもボリュームがあるので、パンをいただくと
とてもじゃないけど、メインの料理がキツイのです。
メンバーは、徐々にパンを2人で1個とかの自衛手段に入ります。(笑)

さて、デザートは

ハチミツとくるみのかけられたヨーグルト。

食後、ちょっとだけ店内を散策したあと
プロブディフへ向かいます。
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ソフィアからリラ修道院(2日目)

2010年06月04日 | またたびん
体験ツアーは朝早く起動するので
ホテルで朝食が取れるのは、全行程で2回。
そのうちの1回を済ませました。


7時に朝食を済ませたあと、専用車にトランクを預けておいて
ホテルの外観を一枚。

一週間、専用車を利用させてもらったお陰で
荷物の管理が楽で助かりました。
個人なら、バス側面の収納口が閉まるまで
ソフィアは安心できないところだそうです。

さて、9時少し前に車両はリラ山脈に向けて発車しました。

ブルガリアは、ガソリンスタンドとコンビにが併設している場合が多く
トイレ休憩は、このような施設を利用します。

どうやらサクランボの収穫時期らしく、道端ではパラソルを出して
ドライバー向けにサクランボを売る露店もチラホラ。
通訳さんにお願いして寄ってもらいました。
味見させてもらったけど、やはり日本のものより酸っぱかったにょ。

バスは、リラ山脈に位置する世界遺産リラ修道院に到着。


足元は石畳ですが、この画像の左側にある宿坊部分は木造3階
現在は30人程の宗教関係者が泊まっているそうです。


コチラはキリストさんのフレスコ画。
色鮮やか

通訳のイワンさんが、司祭さんに十字を切ってました。
ここの正教というのは、自分の側から上下右左に十字を切るのが正解らしいです。
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