★スパイラルスペース ひなたぼっこ★ ・ ・~あったかい学びの部屋~

 私、かんちゃんが日常生活に隠れている大切な宝物を探します。幸せになれる考え方、過ごし方を一緒に見つけましょ。

人類みな兄弟?!

2009-02-18 16:03:59 | チョコッと人間関係学講座
血のつながりってとても不思議

自分の親や子ども、兄弟姉妹のことを
他人に悪く言われるとカチンときます
どんなに仲の悪い家族でも
他人からとやかく言われるといい気分がしないのが「身内感情」です。

この身内感情から生じるトラブルは意外と多くあります。
身内-外者(そともの)の境界線=壁を作っているのだから、
トラブルが生じても、それ程不思議ではありません。
  ということは、
みんなが身内になればトラブルは起こらないということです
そんなこと、あり得ないと思うでしょ?! 

こんな面白い、不思議な事実があるんです・・・!
 
自分が存在するためには、生んでくれた両親が必ず存在します 
その二人の親が存在するにはそれぞれの二親が必ず存在します。
そうして自分の血筋(先祖)をたどっていきます。
26代(約650年)前までさかのぼると、
自分と血のつながった「身内」だけで
南北朝時代に存在した人数を超えてしまうのです 

ところが、今存在しているのは自分だけではありません。
日本だけでも一億数千万という人が存在します。
それぞれの肉親をたどっていくと物凄い数になりすぎます。
  どういうことかというと、
肉親をたどっていく途中で、
必ず様々な人の肉親が絡み合っているということです。
つまり日本中、世界中の人の先祖がどこかで交差しているということです。
こう考えると、間違いなく、世界中の人がみんな親戚ということになります。
「人類皆兄弟」という言葉がありますが、
これはあながち嘘ではないようなのです 
 
初めて会ったはずなのに、なんとも親しみを感じる人っていますよね。
不思議な感じがしますが、
ず~っとさかのぼると親戚なのだから、当然なのかもしれません。
 
みんな身内なら、
自分の小さな世界で親や子ども、兄弟姉妹だけを身内と囲って
それ以外を排除、敵対 する必要はまったくなくなるんですよね。

逆に「可愛さあまって憎さ百倍」「骨肉の争い」もなくなるのかもしれません。
今の時代、子どもが親を、親が子どもを殺すという事件が頻発しています。
ゆがんだ「身内感情」をもう一度考え直す時代なのかもしれません。

  参考文献: 三宝出版 高橋佳子著 「ワンダーランド 宇宙のつながりの不思議」     

波長が合う人・合わない人

2009-02-08 09:06:39 | チョコッと人間関係学講座
「あの人とは波長が合う」そんな人っていますよね。
逆に、何がってわけではないけど、なんか波長が合わない…
そんな人もきっといますよね。

 波長が合う、合わないって一体何なんでしょう

 この世に存在するものはすべて、ものすごく小刻みに振動しています
ものが動くほどではない、小さな小さな振動です。
もの一つ一つ、異なった振動の仕方をしています。
振動しているということは波動を出しているということ。

 人も一人ひとり、それぞれ自分の波動を出しています。
一人ひとりが出す波動の違いは波長の長さの違いで現れます。
 「あの人とは波長が合わない」というのはまさに波長が合っていないのです。
波長がまったく同じ人というのはいないのでしょうが、似た波長ってあるんですね。
 
 波長が合う人はそばにいると居心地がよく、
     受け入れ合える感覚。
 

 ところが波長が合わない人が近くにいると
何かトゲトゲとした、かみ合わない感覚があります。
「そばによるのも嫌」というのは波長が合わないからです。
 
 では波長は何で決定されるのでしょう?
    その人の内面です。
 その時の感情、心の持ち方で決まります。
人の陰口が好きな人はそういう人同士、波長が合うので話が盛り上がります。
夢を語るのが好きな人たちはそういう人同士、吸い寄せられていきます。

 自分の心の持ち方一つで、自分の周りに集まってくる人たちが変わります。
マイナス思考の暗さを持つ人は「おばけ」と出会う人が多いようです。

というのは「おばけ」は何かしらマイナスの想い(怨み、嫉妬、心配)を残してとどまっているから、
この世のマイナスの思いを持つ人に吸い寄せられていくんでしょうね。
(逆にマイナスを持つお化けが、助けてほしくて、強烈なプラスに近づいていくということもあるようです。)
 つまり心のチャンネル をどこに持っていくかで、
  出会う人や周りの環境が変わるということです。

 今、自分の周りにいる人たちが今の自分の心の状態を表しているんですね。
自分を知る一つのバロメーターです。

 今の周囲に納得がいっていない方、

自分がこうありたいと思っている自分と
   今の自分がかけはなれていませんか


感情のコントロール法

2009-01-22 11:00:35 | チョコッと人間関係学講座
「怒りっぽい人」「穏やかな人」などという印象は持って生まれた個性ではなく、
自分の意思でいつでも変えられるというお話を、前にしました

人によってつかみやすい感情の癖 があるからです。

人は小学校中学年頃の家庭の雰囲気、両親の感情の癖をつかみやすいとも言われています

・・昔から、暴行事件や殺人事件の犯行の動機を聞くと、
「カッとなって」 殴った・刺した、首を絞めた・・、というものが多いですよね。
なぜカッとなった自分を抑えられなかったのでしょう。
自分自身の感情なのに自分自身が振り回されるのはなぜなんでしょうか?

事件にまでならなくても、私たちの日常生活で、自分の感情を持て余してしまう時、ありませんか?
多くの方は経験をされているでしょ?

   私たちは子どもの頃から感情をコントロールする練習をしてきていません。
   というか、感情はコントロールするものだということ自体、教わってきていないんですね。

「感情豊かなのは人間らしい」のは確かです。
その豊かな感情を野放しにしているのでは、それは犬や猫と変わりません。
犬や猫は感情をむき出しにします

   人間は「感情に任す」のではなく「感情をコントロール」できるのです。

コントロールは封じ込めることとは違います。

込み上げた怒りを押さえつけて、怒っていないふりをするのではありません。
怒っていいんです。ただ、大切なのは
怒っている自分を冷静に見ているもう一人の自分を作ること

なぜ自分は怒っているのか?何にこんなにも腹が立つのか?

感情をちょっと横に置いて、冷静に考えると、
自分の期待通りに相手が動かない(=思い込み)とか、
自分と相手の価値観の違いだったり、
自分がないがしろにされたという思いだったりに気づきます。

そうすると「話せば分かり合えるか…。」とか「ま、いっか~。」 「大したことじゃないか~。」と気持ちが変化していきます

これが、感情のコントロール法です

どんな感情をつかむかは自由だーッ!

2009-01-15 13:42:51 | チョコッと人間関係学講座
どんな時に腹が立つか、どんな時に笑うか、人それぞれ違いますよね

一体何に腹を立てているのか、何が怒りに触れるのか
まったく予測がつかない人って周りにいませんか?

その人には、その人の怒りを導く方程式があるはずなんです。
自分とは違う方程式が

「怒りっぽい人」「朗らかな人」「暗い人」「陽気な人」…
いろんな印象の人がいますが、これもその人の方程式。

どんな感情、雰囲気をつかみやすいかは持って生まれたものではありません。

どの感情をつかむかはみんな自由なんです!

怒りの感情をつかむ癖がついている人を周りは「怒りっぽい人」と感じ、
平穏を常につかんでいる人を周りは「穏やかな人」と見ています。

同じ人でもイライラしている時には「怒りっぽい人」と映るし、
心が満たされている時には「穏やかな人」と映ります。

要は、どんな感情をつかむか

「怒りっぽい自分」が嫌な人は怒りをつかむのをやめて、
感謝をつかむ練習をすればいいのです。

「暗い自分」が嫌な人は暗さの代わりに、
明るさ・喜びをつかむ練習をすればいいのです

「生まれつき暗い赤ちゃん」なんて聞いたことないでしょ!?

夫婦

2009-01-12 09:11:07 | チョコッと人間関係学講座
 「夫婦円満」 という言葉があります。
 「円満」は「円滑に満たされる状態」でしょうか。
 この「満たされた状態」というところに実は大きな落とし穴があります。

 それは「相手が自分を満たしてくれるもの」という勘違いです。

 そして「自分が満たされないのはあなたのここが足りないから。あなたがこうだから。」と相手への不足ばかりが目に付いてきます。

 これは夫婦関係に限らず、恋人などの近い関係に陥りやすい落とし穴です。
 
 この落とし穴はちょっと厄介で、渦巻き状になっています。
 巻き込まれるとなぜか相手への不足・不満がどんどんつのっていきます。
 
 そしてこの渦巻きのもう一つの特徴は、収束していくこと。考えに広がりがなくなり、「それしかない」と思い込んでしまいます。
 このような渦巻きに巻き込まれたことのある方、意外と多いのではないでしょうか?
 そして巻き込まれた時の苦しさ、ドロドロ、ネチネチ感もよくおわかりだと思います。

 では、この渦巻きから抜け出すにはどうしたらいいのでしょうか? 

 ★「私を満たしてくれるのはあなた」という思い込みを手放すこと。
 相手に期待することをやめれば、自分自身がとっても身軽になるのを実感してもらえると思います。相手への期待がどれほど自分自身の重荷になっているかを。

 ★この渦巻きは一人で考え続けていたり、同調する人がいると、さらに奥深くに巻き込まれていきます。なので、自分の味方をしてくれる人ではなく、事態を解決する方向のヒントをくれる人に相談すること。

 ★夫婦で落ち着いて話し合える関係と時間を作ることが大切ではないでしょうか。相手への不足の思いにフタをして「我慢」すると、知らず知らずのうちに溜め込んで、その容量を超えたとき、あふれ出す思いに収拾がつかなくなってしまいます。
「もっと会話がしたい。」とか「夫婦で一緒に何かをする時間がもっと欲しい。」とか「もっと自分の時間が欲しい。」「もっと子育ての手伝いをして欲しい。」など…お互いに投げかけましょう。相手はこちらがイライラしていることは気づいていても何にイライラしているかはわかっていないという場合も多くあります。ちゃんと相手に伝える工夫と努力をしてみてはいかがでしょう

ちょうどいい距離

2009-01-07 16:36:51 | チョコッと人間関係学講座
 毎日の生活の中でいろいろな人間関係にお悩みの方、いらっしゃいませんか?
先日、面白いアンケートを見ました。
 
 主婦を対象に「一番ストレスを感じる人は誰ですか?」という質問で、
なんと第一位はダントツ「夫」だったのです!
「え~ッ!?」「納得~!!」皆さんの反応はいかに?
 
 いずれにしても「夫婦」がとても近い存在であることは確かですよね。
そこがカギのようです。
「ヤマアラシジレンマ」という言葉を耳にされたことはありますか?
ヤマアラシはアラスカのような寒い地方に生息していて、
体全体がトゲでおおわれています。
あまりの寒さにヤマアラシ達は寄り添って、互いに暖めあおうとします。
ところが寄り添えば寄り添うほど、自分のトゲで相手を傷つけ、
相手のトゲで自分が傷つくのです。結局、ヤマアラシはどうするか…
一人でいるよりも暖かく、それでいて互いに傷つかない
「ちょうどいい距離」を見つけていくのだそうです。

 人間関係にも、もちろん夫婦関係にも「ちょうどいい距離」がありそうです。
その距離は一人ずつ、そしてそれぞれのご夫婦で異なります。
「ちょうどいい距離」探してみてはいかがでしょう?