★スパイラルスペース ひなたぼっこ★ ・ ・~あったかい学びの部屋~

 私、かんちゃんが日常生活に隠れている大切な宝物を探します。幸せになれる考え方、過ごし方を一緒に見つけましょ。

介護職員初任者研修!

2013-11-27 07:10:47 | =かんちゃんの修行の旅=
介護職員初任者研修に通い始めました!
やりたいことはみんなやろう‼
と思い、まず始めにこの研修を受けることにしました。

義母が倒れた後、リハビリの先生に介助の仕方などを色々教えていただきましたが、支え切れないのでは…とか落っことしてしまうんじゃないか…とか怖くて、自分1人の時に義母をベッドから車椅子に移したりはなかなかできませんでした。

その義母が亡くなって間もなく丸二年。
親はあと三人いるし、一度ちゃんと介護の技術と知識を身につけたいと思い、介護職員初任者研修を受けることにしました。

朝9:00から夕方5:00まで、みっちり講義を受けるなんて、一体何年ぶり?
久しぶりに頭を目一杯使ったので、痛くなりました…。

★右手が麻痺した方に「ご飯を食べさせて欲しい」と言われたとします。
言われた通りにご飯を食べさせるだけというのは、ヘルパーの仕事ではないというのです。
大切なのは
この方にとって何が最大限の幸せか?
ということ。
動く左手で、自分の手で自分のタイミングで自分のペースで食べられる…
ご本人にとっての本当の幸せはきっとそこにある、となると少しずつ左手で食べられるように支援、介助していく…
介護は常に介護される側の最大限の幸せを考える、素敵だなと思います。

1人で1人の介護となると、自分自身にも限界があります。
介護者が1人ぼっちにならない、
みんなで楽しい介護♪
ができたらいいな。

来年一月まで研修は続きます。
せいぜい、頭と体と心をフル活用したいと思います。

医療における断捨離って?!

2013-10-20 22:49:16 | =かんちゃんの修行の旅=
今日はホリスティック医学シンポジウムに行って来ました。
「こころ、からだ、たましいの断捨離」

私、断捨離って
ほぼイコール片付けだと思っていました(^^;;。
仏教思想で断・捨・離 という
執着心を捨てていくための行法のことのようで。

日常生活の中で行う行法には
片付けがピッタリという事で
断捨離=片付け のように
ピックアップされているようです。

不健全、不自然な状態が
「過剰」からきているなら、
捨てながら選択していく…。

モノと自分との関係性において
機能しているかどうかを考え、
必要ないモノは切り捨てていく…。

医療も自分に必要な医療を選択し、決断する…。

医療を施す側 vs 受ける側 という対立構造ではなく、
セルフケアも含め、
様々な医療…その時その人に1番必要な医療
を選択していく、
そんな医療の断捨離ってイイですよね。

ツタンカーメン展

2012-03-21 09:02:16 | =かんちゃんの修行の旅=


月曜日、「ツタンカーメン展」を見に行ってきました
昔から「ツタンカーメン」の響きに興味があったからです。
本嫌いの子どもだった私が「ツタンカーメン王の秘密」と「ファラオの呪い」という
本は引き込まれるように読んだのを覚えています。
内容は全く覚えていませんが…


古代エジプトでは王の墓は権力の象徴であり、不老不死のためのものであった・・
昨日もビートたけしのテレビでやっていましたが、中国の秦の始皇帝の墓も権力を示すことと不老不死のためのものと言っていました。
世界の場所を問わず、権力を手に入れたいと望む人の共通の夢のようですね。
権力の誇示不老不死

面白いのは古代エジプト王朝の宗教と死生観。
ミイラとして亡くなった王を保存し、猫やチンパージ、ワニや鳥などの動物もミイラにしていたという古代エジプト。
ミイラとして保存するのは永遠に肉体を保ちたい・・
永遠に生き続けている、生き続けたいと考えていたからではないでしょうか。
そんな古代エジプト人たちが
「生まれ変わりの死生観」を持っていたということに驚きました。
古代エジプト人は「死者は生まれ変わり、鳥がこの世に連れてきてくれる」
そう考えていたようです。

私は学生時代、死生観と教育の関係を研究していました。
東洋の死生観と西洋の死生観の比較などの研究も。
東洋の死生観は「円環的なすべての命をひと連なりととらえ、一人の人間の命も生まれ変わりながらひとつながりになっている」
欧米の死生観は「生か死か、白か黒か、正しいか間違っているか、勝ちか負けか、二者択一的な発想が多い」
そう考えていました。
古代エジプトの人たちがこれで言うと東洋的な死生観、思想を持っていたということに驚きました。


古代エジプトの宗教も面白いです。
長らく信仰されていた宗教は「アメン神」という多神教。
太陽、風、鳥、ライオン、…
自然や生き物、いろいろなものが神とされていました。
それらすべてを管理していたのが神官。
するとしだいに神官の役割が大きくなっていき、
神官が権力を握るようになってきた…
そこでツタンカーメンのお父さんであるアメンホテプ4世が
宗教改革を行います。
多神の「アメン神」から太陽のみを神とする唯一神「アテン神」へと変えようとしたのです。

その時、ツタンカーメンも名前を「ツタンカーテン」とアテンを含む名前に改めています。

しかし「アテン神」は定着せず、反発を受けて
ツタンカーメンは自分が王の時代に再び「アメン神」に戻すことにしました。

そしてアメンを含む「ツタンカーメン」の名が定着しているのですね。



ツタンカーメン王は9歳で即位し、19歳で亡くなるという
少年王でした。
あまりに若くして亡くなったということと
墓が封印された状態できれいなまま発掘されたということ
そして発掘に関わった人たちが次々に謎の死を遂げていくという不思議、
黄金に輝く、王のマスクや装飾品に魅せられるということ

これらのことが人々をくぎ付けにする理由のような気がします。
 

認知症予防 part2

2012-03-17 15:22:26 | =かんちゃんの修行の旅=
今日は町会の「60歳以上の方たちの交流会」のお手伝いに行ってきました。
その1部で、認知症についてのお話がありました

今日わかったことは 認知症かなと思ったら病院に行く

認知症はどうにもできないのだから、病院に行っても仕方がない…
そう思っていました。

が、そうでもないようです。

認知症を遅らすお薬はあるようなんです

そして脳が老化して機能障害を起こしている認知症ではなく、
他の病気からきている認知症もあるそうなので、
一度病院でしっかり検査してもらう方がいいのだそうです。

そういえば、女優の南田洋子さんは肝機能障害が原因だったようで、
肝臓の手術を受けると、認知症が治ったように見えました。

 
そして、病院に行くと食生活のアドバイスや脳トレーニングの方法なども
教えてくれると思います。



なんでも、今は大人用のドリルが売られているそうです
難題に頭を抱えるよりも、簡単な計算をしている時の方が脳は活性化するそうです。


頭で計算したり、歩くようにしたり、筋肉を鍛えたり
面倒くさがらずにすることがポイントのようです。





認知症予防に“笑い”

2012-03-02 16:58:28 | =かんちゃんの修行の旅=
認知症予防のお話を聞いてきました!

最近、「家族が認知症で大変…」そんな話をよく耳にします。
そういう話を聞くたびに
「認知症の家族と一緒に過ごすにはどうしたらいいのだろう。」
「認知症の方と上手に接するにはどうしたらいいのだろう。」
そんな思いが強くなっていました。


今回はその認知症自体の予防方法を聞きに行ってきました。



大阪大学大学院医学系研究科公衆衛生学の、大平哲也先生。
『笑いと健康 ~笑って!認知症予防!~』

まず「笑い」とは笑いと笑が伴っている場合、とされています。
笑顔で声を出して笑う回数が多い人は認知症になりにくい・・

普段ほとんど笑わない人は、ほぼ毎日笑っている人に比べて2倍以上、認知機能が低下しているというデータがありました。



もう一つ面白い実験があります。
落語を聞いて笑う前と後で、体内のストレス成分がどう増減するか…
唾液の中に含まれるコルチゾールという成分の量で測定します。
するとやはり唾液中のコルチゾール値(ストレス度)は落語を聞いた後の方が低下するんですね。

さらに面白いのは
落語を聞いた後にコルチゾール値が低下しやすい人と低下しにくい人がいるということ。
その違いはどこにあるか
それは毎日笑っているかどうかということ。

ほとんど笑っていない人の中には
落語を聞いてコルチゾール値が増加する人もいました。

日ごろから笑っている人はストレスが解消しやすい体質になっていると言えるのでしょう。



★認知症になりにくい男性は ⇒・緑黄色野菜をよく食べる ・よく歩く ・仕事や家事をよくする
 認知症になりにくい女性は ⇒・緑黄色野菜をよく食べる ・よく外出する

つまり夫婦で認知症にならないようにしたいなら、夫婦で緑黄色野菜をたくさん食べて、旦那さんにたくさん働いてもらって、奥さんは外出する


★妻がいる男性は妻と死別した男性より4年長生きし、さらに妻と離別した男性よりも10年長生きする。
 夫がいる女性は夫と死別した女性より2年長生きし、さらに夫と離別した女性よりも4年長生きする。

つまり男性は奥さんがいないと長生きしにくいけど、女性は夫がいなくてもたいして変わらないってこと



とにかく面白いお話で、大笑いしました。
ストレスも少し飛び、
脳も心も肌も()若返った気がします。


笑って生きましょう