昨日、被災地福島に実家がある友人とメールをやり取りしていました。
そのTちゃんは今、お子さんたちを連れて福島のご実家に帰省中。
現地は
揺れは続くし
新聞は放射能の情報が多く
外で遊んでいる子供は誰もいない
見えない恐怖と戦っている…
これが現状のようです。
ハッとさせられました。
私は自分のことで嘆いて、落ち込んで、うつむいて…
周りがまったく見えなくなっていました。
自分だけが苦しい、ひどい目に合っているような被害者意識の穴に自分から落ちようとしていました。
苦しいのは私だけじゃない、
もっともっと大変な現実、どうにもならない現実に胸を痛めながらも
受け入れて、たくましく日々生活している人たちがたくさんいる…
日々続く、恐怖や不安と闘いながらも笑顔で生活している人たちがいる…
テレビで報道されていても
月日が経つと関心も薄れ、
他人事。
無責任で冷たくて幼い自分がそこにいました。
人の痛みを自分の痛みのように感じられる、優しい人になりたい…!
そう願っていたことを思い出しました。
ここ数年、怒涛のごとく押し寄せてくる苦しみや悲しみや怒り、哀しみ…
何のための出来事なのか、
いろんな宇宙の計らいがあるんだと思いますが、
いろんな辛い、苦しい、悲しい体験を重ねて、
いろんな人の心の痛みを自分の痛みのように共感できる優しい人になるため
傷ついた人の傍らに寄り添って、一緒に涙を流せる優しい人になるための
準備なんだって。
それは私がそんな人になりたいと願ったこと。
また自己中に陥ってた自分に
Tちゃんのメールが気づかせてくれました。
本当にありがとう