ひとつ前の記事で
「ストレス レスは自分を退化させる」と言う話をしました。
先進国の不妊が増えている理由もどうやら関係しているようなんですね。
現代は「ストレス社会」と言われますが、
命の危機にさらされるようなストレスってほとんどないですよね。
昔のように戦争があり、いつ自分の命が亡くなるかわからない…
常にそういう危機感にさらされている人たちは
「なんとかして遺伝子を残そう」という本能(原始脳)が働くようです。
無意識のうちに。
これが動物(人間)としての遺伝子にインプットされたプログラムなのでしょう。
これが有名な心理学者ユングの言うところの「普遍的無意識」。
また別の人は「原始脳」と呼びます。
生まれてから育つ間に死んでしまう確率の高い動物は一度にたくさんの子どもを産みます。
それに対して生存率の高い動物は一度に産む子どもの数も少ない。
また、子どもの間に死ぬ確率の高い動物は大人に近い状態までお母さんのおなかの中にいます。
例えば、馬などの出産の様子を見ると、生まれて数時間で自力で立ち上がります。
人間では考えられません。
人間の場合は歩き出すのに数年はかかります。
このように敵に襲われる危険の高い動物はできるだけ大人に近い形で生まれてくる…
これらは自然の法則なのでしょう。
地球の生物たちを絶えさせないための
種の保存のための
大いなるものの計らい。智慧。
そんな気がします。