★スパイラルスペース ひなたぼっこ★ ・ ・~あったかい学びの部屋~

 私、かんちゃんが日常生活に隠れている大切な宝物を探します。幸せになれる考え方、過ごし方を一緒に見つけましょ。

塩パイナップル

2011-08-30 09:08:24 | かんちゃんの今日


うちの人がお土産に買ってきてくれた
沖縄の「塩パイナップル」
台風の後、潮風をたっぷり浴びたパイナップルがおいしい、
というので
では栽培するときに塩水をかけてしまおう!
そういうわけで「塩水で育てられたパイナップル」




おいしー!!
甘さが濃い!!
普通は固くて食べられない芯の部分も柔らかくて食べられます。
皮に近い部分はちょっと酸味が強いですが、
真ん中に行くにつれて
甘さがグッと濃くなるんです。
これはおいしかったわ~

人の心理♪

2011-08-29 15:06:05 | * 心と体の不思議 *
面白いデータがあります。
不特定多数の人が利用する公衆トイレ。
どうしても臭くて汚いイメージがあります。
そこに一枚の張り紙をしました。
「いつもきれいに使っていただき、ありがとうございます。」
すると、なんということでしょう。
そこのトイレだけはきれいに使われるというのです。
「汚さないでください。」と書くよりも効果的なようです。


不法投棄が後を絶たない場所に
「不法投棄、絶対ダメ!」という看板を立てると
どうなったと思いますか?
なんとそれまで以上に不法投棄が増えたというのです。
「不法投棄」の文字が見えたことで
「あ、この奥には不法投棄できる場所があるんだ」
と、教えていたようなものだったんですね。
そのあとの「絶対ダメ!」という文字は目に入らないか
目に入っても見た人の心には響かない言葉、ということになります。


うちの近所の梅畑。
道路との境は背の低い網一つ。
ポンポンごみを捨てていく行儀の悪い人がいます。
そこで梅畑のおじいさんは「ゴミを捨てるな!」という看板を立てました。
すると、これまでお話したデータ通り
その看板を立てた付近にゴミが集中して投げ入れられるようになったのです。
下手に網とか塀で囲って「ゴミを捨てるな」と書くよりも
いっそのこと、境界を取っ払ってしまった方がいいのでは…そう思います。
人の心理として境界がある向こうは自分には関係ない、闇の世界、
そんな感覚があるような気がします。


もう一つ。最近気になるCMがあります。
電力会社の「節電協力お願い」のCMがありますよね。
いつも思います。
「ご協力をお願いします。」「ご迷惑をおかけして申し訳ございません。」はもうわかったって。
それを言い続けてもう二カ月ほどもたっているわけで、
みんなの協力があったからここまでこれたんじゃないの?
それなのに一言のお礼もなくて、まだ「お願いします。」ばかり言っている…
あのCMもここまでお話した人の心理を考えると
「いつも皆様には節電にご協力をいただきましてありがとうございます。
皆様のご協力のおかげで、ここまで熱い真夏も電力不足になることなく
電力を供給することができています。
電力不足が予想されるのは一旦○○ごろまでと考えられます。
それまで、皆様には今しばらくこれまで通りの節電にご協力をいただけますようお願いします。」
このようなお礼のCMが流れれば、見ている人たちは悪い気はしない、
もう一つ協力しようか!そんな気もわいてくるかもしれません。


人の心理って面白いですよね。
人の心理を操作していると勘違いしている人は私利私欲に陥ってる人。
本当の意味で人の心理を活用できる人は真に人の心がわかる、優しい人なのではないでしょうか。

本当の「自由人」めざして。

2011-08-17 09:28:30 | * 心と体の不思議 *
かたくなではない、自由な心。
パンパンに張った風船のようにつつくとすぐに割れる心ではなくて
グニャグニャに適度に空気の抜けたゴムまりのような柔軟な心。


ではどんな心が自由な柔軟な心なのでしょう。

自由な心には4つの状態があると言われます。

①やりたいことをやる自由
②やりたくないことをやらない自由
③やりたいことをやらない自由
④やりたくないことをやる自由

①と②はわかりやすいでしょ。
多くの人はこの二つだけができるのが「自由」だと思っている…
けど、これは自分の心が自由なのではありません。
環境が自分に都合いいだけです。
心が自由な人というのは③と④ができる人。

③…今やりたいけど、やってはいけないこと、やらない方がいいことってありますよね。
ex.私の友人で、お見合い中に携帯メールばっかりやっていてフラれた人がいます。当然ですよね。
④…やりたくないけど、やらなくてはいけないこと、やった方がいいこともありますよね。
ex.試験勉強、やりたくないけど、当然やった方がいいですよね。

やりたいけどやらない方がいいと思ったとき、スッと心を切り替えて「やめとこう!」ってできる人。
やりたくないけどやった方がいいな、やらないといけないなと思ったら、スッと心を切り替えて「やってみたら楽しいかも。」そう思える人。
そういう人が本当の自由な心の持ち主。



ひとつ前のブログに書きましたが、8月14,15,16日は町内の盆踊りでした。
8月10日に流産手術を受けたところで、体調は最悪。
頼みの綱の女性会の会長さんは身内にご不幸があり、三日とも参加できないとの連絡。
果たして三日間、自分の体は持つのか…、一体どうなるのか…
始まるまで気が重たかった…

もう、どうなるかなんて考えても仕方ない!
盆踊りを楽しんでみるか?! 


気持ちを切り替えることにしました。


盆踊りは子どものころから音楽の乗り方がわからなくて踊りもリズムに乗れなくて嫌いでした。
そこで、この機会にこのコンプレックスを克服してみるか! 

そんな気持ちが湧いてきました。
踊っている輪の中で、リズムに乗って上手に楽しそうに踊っている人たちの踊り方を見て、
「こういうリズムか!!」
と覚えていきました。
二日目くらいからやっとリズムに乗る楽しさを感じるようになりました。


三日間、踊り続けるという機会がなければ、
盆踊りのリズムの楽しさ、踊る楽しさもわからないままでした。
楽しんでやってみると、体はしんどいのだけど、心は楽しい。
一緒に踊りに出てきてくれた女性会の方たちとも共に労をねぎらい、共に達成感を味わえました。

そうそう、浴衣の帯結びも三日間とも変えてみたり。
一日目は「リボン結び」。二日目は「貝の口」。三日目は「文庫風」。
楽しんでいる自分がいました。 

これが④つ目の自由な心なんだなって思いました。


盆踊り♪(~_~;)

2011-08-17 08:54:59 | かんちゃんの今日
8月14,15,16日は町内の盆踊り大会でした。
田舎の風習を今も色濃く残している町内会。
それだけに、参加者も意外と多く、にぎやかな三日間でした。

この町に移り住んで6年目。
初めて町内の盆踊りに参加しました。

というのも、女性会の会員が駆り出されたからです。

今年、女性会の会員にあたっていて、しかも副会長になってしまったので
参加しないわけにはいきませんでした。

何をするか?!

ひたすら踊り続けるのです!

やぐらの上ではこの日に向けて練習を積んできた
子どもたちの歌と太鼓と三味線隊が一生懸命、演奏しています。

それに合わせて踊る人の輪が絶えないように
女性会、長生会、子供会の親御さん、青年団、保存会…
交代しながら夜の八時から夜中まで踊り続けるのです。


(私が踊っている時に、うちの人に写真を撮ってもらいました。この時はタマタマ踊っている人が少ないですが…)

二日目には仮装行列もあり
子ども会では出店を出したり、想像以上ににぎわっていました。


町内の催しが下火になっているところが多いように感じますが、
この町内はかなり力を入れて取り組んでるんだなと思います。

三日間踊り続けると、あの抑揚のない節回しも頭の中で鳴り続けます。

本当にどうなるかと思いましたが、無事に三日の盆踊りが終わりました。
女性会の会員さんにずいぶん助けられて。

とってもやりきった感、充実感があります。

「スパイラルスペースひなたぼっこ」の目指すところ♪

2011-08-05 11:05:44 | ◆現代教育考◆
子どもたちに
優しい人になってほしいと願うなら
私たち大人自らが
優しさの中で生きること。

互いを思いやる
愛あふれる社会を願うなら
私たちひとりひとりが
相手を思いやり
愛あふれる気持ちで生きること。

そんな大人と子どもの育ちあいを目指します。




これは独身の頃に開いていたフリースペース兼塾、
「スパイラルスペースひなたぼっこ」の指針でした。
今もこの思いに全く変わりありません。

子どもにだけ「思いやりのある子になってほしい」と願っても
大人がそういう生き方をしていなかったら
子どもはどう学んでいけばいいのでしょうか。
そういう環境の中に身を置くから学べるんです。
口先だけで「こうしなさい。」「こんな子になりなさい。」って
どれだけ言っても伝わりません。

   
   ある民族の人は「喧嘩」というものを知らない・・
   そんな民族がいるそうなんです。
   喧嘩をしている場面を見たことのない子どもたちは
   「喧嘩」を知らずに育つのだとか。
   「喧嘩」がどういうものなのか知らないんですね。
   なぜ喧嘩をするのかもわからなければ、喧嘩の仕方も知らないんですね。


喧嘩を知らずに育つことが、今この国で生きるのに幸せかと言われると必ずしもそうとは言えないのかもしれません。
免疫や耐性がなく育つと怖い…そんな声が聞こえてきそうです。

が、あたたかい、優しい場所を知っているということが大切なのだと思います。
子どもたちは見たもの、自分が置かれた空間の雰囲気を身に染み込ませて育ちます。


大人が自分の生き方に手を抜いていてはいけないってことですね。

今年の夏も蝶の舞再び♪

2011-08-03 14:14:39 | かんちゃんの今日


この写真の中に蝶が花に止まっているのが見えるでしょうか?
今年も毎日たくさんのきれいな蝶たちが我が家の庭に遊びに来てくれます。
大きさも様々。
大きい羽根を広げて優雅に飛んでいるものや、
小さな羽を細かくパタパタと機敏に飛んでいるものや
いろいろです。

私のお気に入りは黒にエメラルドグリーンの羽を持つ、ミドリアゲハ。
とってもきれいなんです。
つがいなのか友達なのか、兄弟なのか…
仲良く二匹がじゃれ合うように飛ぶんです。
このシーンをなんとか写真に撮りたいと、ずっと狙っているのですが、
これが難しい…。

今日はいつもよりゆっくり、たくさんの蝶が飛んでいたので、
なんとかミドリアゲハ以外でも撮れるかと思ってカメラを構えていたら、

「カメラよりも今、目の前で起こっていることを楽しもうよ。
目の前にある、移りゆく美しいものをしっかり見て。」
と言うように、
ミドリアゲハが私の目の前で二匹の美しい舞を始めたのです。
互いにステップの掛け合いを楽しんでいるみたいに
二匹でハモり合いを喜んでいるみたいに。


思わずねカメラのことを忘れて見とれていました。

この美しさ、楽しさをなんとか皆さんに伝えられたら…


まだまだ写真をあきらめたわけではありませんが

記録として残すよりも
「今、この瞬間の美しさ」を自分の目と脳に焼き付けることも大切だなって思いました。