歌がうまくなりたい

「誰にでもわかる」「実感できる」カヌマミュージックスクールのレッスン風景

本物ってすごい!!

2019年05月16日 10時24分35秒 | 豆記事

相模原市のカヌマミュージックスクールです。

数十年前のことになりますが、アメリカのグラミー賞で 

トニー・ベネットが長年音楽界に貢献してきたことを讃えられ、

特別な功労賞を受賞したときのことです。

 

若い人達はご存知ないかも知れませんが、

フランク・シナトラの時代からずっと第一線で活躍している大歌手です。

 

「想いでのサンフランシスコ」 Ⅰ left my heart~ と言えば

「あぁ」という方は多いのでは?

 

年を重ねてもおとろえないその声、歌唱力。

受賞の際、インタビューアーに「その秘訣は?」と聞かれ、彼は一言、

『母音』。

 

僕はアッと思いました。 

大ベテランが 母音(アイウエオ)とは。

 

でも皆さん、考えてみてください。 

発声においても、ことばにおいても基本中の基本じゃないですか。 

~にはじまり~でおわる。 

感動しました。

 

同様に聞かれ、腹筋がどうの、背筋がどうの などと得意げに答えている

どこかの歌手とは大違い。

 

本物ほど基本を大事にするものです。