相模原市のカヌマミュージックスクールです。
18回目のテーマは…
“声を 自由自在にあやつって歌う” です。
理想ですよね。
音感をきたえて、発声練習をして・・・。準備完了。
でも いざ歌う時、まちがえまい とか 合わせよう とする気持ちが
強いと、声にブレーキがかかり、金縛り状態。
歌を覚えるときは メロディが主人公です。
メロディに言葉をあてはめるわけですが、この時はまだ
スタッカート気味でいいです。
そして 言葉でメロディをなぞれたら、今度は“言葉を主人公” に
変えてゆきます。
リズム(テンポ)に乗って メロディに言葉を乗せて行きます。
これが大切です。
そして 言葉が しっかりすればするほど、そこで出している声も
しっかりしているでしょうし、メロディもしっかり聴き手に伝わるものです。
要は メロディにとらわれて、まちがえまい、合わせよう としていると
肝心な言葉が おろそかになり、頼りなくなり、しっかり声が出せないと
思い込み、自分の声が悪い、発声が悪い と思ってしまいます。
メロディに歌わされるのではなく、しっかり言葉で
“歌を” “メロディ” を表現しましょう。