相模原市のカヌマミュージックスクールです。
以前(16回目のテーマ)もお話しましたが、
プロの歌手には 大きく口を開けて歌う人もいれば、
あまり開けないで歌う人もいますよね。
皆さんはどちらですか。
どちらがどう というより プロに共通しているのは どちらも
お腹から声を出しているということです。
アマチュアの場合(声は口でと思っている)
大きな声を出そうと 口を大きく開けて力めば、上あごがもち上がり
声はかすれたり、うらがえったり。(高音のロングトーンなど)
もっと悪いのは 口をあまり開けず、大きな声を出せば、口は固まり
のど声になり、のどを痛めます。
その逆に かぼそい声で歌っていたり。
こちらも 共通しているのは 口先だということです。
声は口でと思わず お腹から出しましょう。
プロは お腹から声を出しているからこそ、口をあまり開けずに
平気で高い声を出したり、ボリュームたっぷりに歌うことが出来るのです。
(もちろん、ハナの共鳴・下あごの動きがあってのこと)
口の大きい、小さいは無理して大口にする必要はありませんが
ある程度 開けて歌わなければ、声はこもり、ことばは不明瞭に
なります。
ただ 声のボリュームと口の開きの大きい、小さいはあまり関係がないと思ってください。