気づかなかったであろう アイウエオ、母音のお話です。
〈神奈川県相模原市のボーカル教室カヌマミュージックスクールです〉
まず自然に「ア」(無理に口を大きくでなく)を言ってみてください。
そのままストップ(開けたまま)。
人差し指を目の前で立て、指の腹で歯を触ってみてください。
どうですか?
上の歯の真下に下の歯がありませんか?
普段、噛み合わさった状態の時、上の歯が前、下の歯はその後ろですよね。
次に「エ」、エッヘヘと笑って口を止め、同様に歯を触るとまた上の歯の真下に下の歯。
さぁ次は「イ」イは子供がケンカする時、下の歯を前につきだして「いーだ」。
そのイです。はい、また上の歯の真下、もしくはもっと前に下の歯がせりだしているはずです。
同様に「オ」は口を英語の「O」の形に。
「ウ」はひょっとこの口(唇をとんがらせて)にして触ってみてください。
皆さん、気がつかなかったでしょう?
カヌマの生徒さんも「あっ!!本当だ!!」「気がつかなかった」
すべての母音は上の歯の真下、もしくはそれより前に下の歯が“ せりだし ”発音します。
ところが、歌で口に力が入ると、下の歯が後ろに後退し、口の中で声をこもらせてしまうのです。
試してみましょう!!
「アー」と言いながら下の歯を前後にスライドさせてみてください。わかったでしょう。
語尾を含むロングトーン(長い音)は母音が命。
今までロングトーンが苦手だった人は、声を伸ばそうと力むため、下の歯が前に出ず、後ろに後退(引き込み)し、声をこもらせ、ひどい時は のどで音を鳴らしていたのです。
いつも述べていますが、口の中にこもると、音程も不安定になりますよ。
ロングトーンがふらつく方、ご注意ですよ(ヴィブラートでごまかせますが・笑)
そして、映画「太陽はひとりぼっち」(1962)といえばアランドロン
お相手はモニカ・ヴィッティ、そしてテーマ曲を歌うのは「砂に消えた涙」のミーナ
できれば🎧で
太陽はひとりぼっち( L'eclisse) ミーナ
注:日本のコピーは参照のために公正である。注:歌詞すべては所有者の特性そして版権である。歌詞は教育の目的のみで掲載されています。
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